群馬県;角間山 (かくまやま 1981.2m) (クリック地図 ) ※GW日程全五日(三日目:上田城(長野県上田市)⇒角間山) (1日目三峰山、2日目独鈷山、3日目角間山、4日目稲含山・三ツ岩岳、5日目笠丸山) |
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三日目の天気予報は雨。天気次第では観光と温泉でのんびりしましょうなんて思っていたのですが上田城を見学していたら全然雨が降りません。こんな日にまたまた展望の山を選ぶのも冒険でしたが結局登り、諦めていた展望は思ったより見えて楽しめました^_^; (記録は角間山を先に、上田城を後にします) | ||
H23年5月1日(日) 天気;曇り Member.2人(トシちゃん&sanae) 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む。=は乗り物) 登山口12:45〜角間山14:21-15:00〜登山口15:56 |
↑ 角間山山頂で:バックは四阿山(左)、草津方面(右) |
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この日天気予報は雨。観光と温泉に切り替えようと、前夜一先ず道の駅「上田道と川の駅」へ移動。 翌朝はハッキリしない曇り空。雨予報を信じて長野県上田市の上田城を見学(記録は下記)してそのあとのんびり温泉のつもりでいましたが思ったより天気はもっています。そうなればこのまま温泉ではもったいない、時間を持て余しそうですから計画通り角間山へと向かってみました。 |
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行ってはみたものの・・・相変わらずの曇り空。 「何が何でも山なんて・・・」と、しばし渋っていたトシちゃんですが、風が強く見上げる空は雲の動きが早い。合間には時折り青空が見えます。 ということで、とにかく歩きだしました(^_^)v |
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ここも昨年の3月、まだ雪が残る中歩いている山。その時も展望が駄目でしたから、わざわざまたそんな日に登らずとも・・という思いもありました。 | |
でも左に湯の丸山が見えてくれば嬉しかったりして(単純^_^;)。 | |
角間峠。ここにきて残雪がありました。真田十勇士、猿飛佐助が修行した地と言われています。 猿飛佐助に関しては架空説、実在説どちらもあるようですが、上田城を見学してきた後だけに、俄かに現実味を帯びたように感じました。子供の頃真田幸村や猿飛佐助のドラマは人気がありましたから当時の男の子は忍術の真似をよくしてましたっけ。 ここで先着のご夫婦とご挨拶。今回で会ったのはこのお二人だけでした。 |
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トシちゃんはレンゲツツジを楽しみにしていたようですが、レンゲツツジは6月中旬から下旬にかけてです。 | |
先のお二人に続いて角間山へ向かいます。残雪はこの先殆ど無く、登山靴で歩くには問題ありませんでした。 | |
途中、振り返ると湯の丸山の右手に 烏帽子岳が見えてきました。 今年の1月歩いたのを思い出します。 |
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積雪期は直登でしたけど、夏道はジグザグに。危険な所も無く子供さんでも歩きやすいと思います。 | |
桟敷山と篭ノ登山・高峰山方面 |
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稜線に出て目の前に角間山 | |
角間山山頂。バックは今年1月に歩いた湯の丸山と烏帽子岳。 風が強かったので先着のご夫婦はすぐ下山され、登る途中すれ違いましたから山頂は他に誰もいません。 |
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手前に村上山、奥に浅間隠山や鼻曲山 |
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根子岳、四阿山 |
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浅間山は残念ながら雲の中。 | |
北アルプスも雲の中。 | |
でも思ったより見渡せて満足、満足! 昨年歩いた稜線を眺めながら下山します。 |
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積雪期とはまた違った風景ですが、 前方の湯の丸山と烏帽子岳、良いです♪ |
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角間山を後に。 風が強く寒かったのですが気温は14度でした。 体感温度はもっと低かったように思います。 |
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再び角間峠。 今回はこのまま同ルートを下山します。 |
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あっという間に下山。下りは早いです。 第九十九番千手観音。 |
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迷いつつも登って良かった角間山でした。ここはまた機会があれば登ってみたい。手軽に歩ける良い山です。 | |
最初は渋っていたトシちゃんですが、登って下れば大満足。「行って良かったでしょう?」と聞いたら「う〜ん、悔しいけどヨカッタ!」とトシちゃん(笑) ったく、素直なんだか、素直じゃないんだか・・・^_^; 温泉はのんびりしたかったので秘湯の鹿沢温泉ではなく、近いですが少し離れたつつじの湯へ。営業時間は10時までなので、ひと眠りしてゆっくり休めました。温泉も休憩室も広いのでゆったりしています。 |
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上田城見物 |
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記録が前後しますが、この日は雨予報でしたので、観光と温泉に変更のつもりでした。 道の駅「上田 道と川の駅」は新しく、ナビには入っていませんで、当地のパンフレットで知り、ウロウロしながら辿りつきました。 |
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暇な時にやろうと思っていたナビのバージョンアップを、なぜかこの旅先で始めるトシちゃん。 雨だしね、今日は暇そうだしね・・・なんてやりだしたら所要時間150分ですって!最後に書くなよ・・と笑いだす。最初に見ろよ〜って?^_^; |
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結局ナビが使えないまま移動し、エンジンかけっ放しでバージョンアップしながら上田城見学し^_^;、途中でDVDの様子を見に戻ったりして一先ず一枚目は終えたのでした。 上田城、東虎口櫓門前で。 |
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入口には城内一の大石がはめ込まれています。通称、真田石と呼ばれています。 この上田城は豊臣側として徳川家康の軍と戦った真田氏が築いた城で、徳川軍の攻撃を二度も守り抜いた名城として有名になりました。400年以上の歴史があります。 |
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東虎口櫓門を潜ると本丸跡は公園になっています。入って左側の南櫓の中を先ず見学(250円)。 | |
少しだけ咲き残っていた桜。きれいでした。荒々しい戦国の世ではどんな風景だったのでしょう。 | |
真田氏といえば有名なのは真田幸村(信繁)。築城した真田昌幸(中央の人形)の二男(右)です。真田十勇士を従えての活躍は私が子供の頃でも本やテレビで人気がありました。 | |
徳川家の天下になり、 上田城は真田氏から仙石氏、そして後に松平氏へと移ります。 (ぼやけていますが松平家の系譜) 松平氏は三河時代からの徳川家の分流で 幕府の重鎮、老中を勤めている人もいます。 こんなたいそうな系譜の後に書くのも何ですが、 トシちゃんも三河の出身^_^; 御先祖様は竹槍をもつ?一兵卒として働いたものか 村人or農民その1であったものか・・・?^_^; 三河(岡崎)の家に鉄砲が残されていたのを見たことがありますが 今は銃刀法やらで寄付したとか聞いています。 世が世ならお殿さまだったりして(笑) アリエナイ・・・(^^ゞ |
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徳川軍の攻撃を二度も退けて一躍有名になりましたが、けっして大きなお城ではなかったそうです。生垣も少なく、当時はこれで城を守るのは至難の技だったのでしょう。 | |
真田神社。家紋は六文銭。 | |
なぜか酒樽のお茶室。実際に使えるようです。 | |
真田幸村の兜。赤色と鹿の角と六文銭の家紋が目立ちます。 | |
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西櫓。こちらは入れませんでしたが隅櫓の一つで今では南櫓、北櫓と共に隅櫓3基が残っています。これらは仙石氏が築いたものだそうですがいずれも小さな建物でした。 |
真田井戸。何でも真田とついていますが井戸です。抜け穴があるそうですが、覗くとひんやりした空気が感じられ、湿っぽい内側にはシダなど生えて足がすくむような底の深さを感じました。 戦いに水は重要ですが、この井戸があったからこそ戦えたのでしょう。 |
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400年の長い歴史の中に戊辰後上田藩従軍記念碑などもありました。 |
城跡のまわりは土を盛った(土塁または土居)だけで石垣はありませんでしたが、現在はその上にベンチが置かれたり散歩道になっていたりして、見下ろすお濠のまわりではジョギングや家族連れのお散歩コースになっています。 ベンチでコーヒーを飲みながら眺める風景は長閑な印象でした。 桜はほぼ終わっていましたが、これからはシロフジがきれいに咲きそろうことでしょう。 |
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(四日目に続きます) (1日目三峰山、2日目独鈷山、3日目角間山、4日目稲含山・三ツ岩岳、5日目笠丸山) |
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