中央線沿線・城山〜高尾山
 (しろやま670.3m・たかおさん599.0m)
日影沢から尾根伝いに城山へ。Sさんから教えていただいた初めてのルート!
人があまり通らない静かな尾根道でびっくり!とても気持ち良かった!
 H17年11月03日(木)
  天気;曇り
  Member.1人

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
日影沢バス停11:50〜(取り付きを捜すのでタイムロス)〜取り付き?12:20〜最初のベンチ13:20〜林道13:35〜城山山頂13:40-14:25〜一丁平14:40〜高尾山15:05〜東屋15:30〜稲荷山登山口15:50
(所要時間約4時間くらい・・休憩含む)

2005年
2/27陣馬山〜高尾山・3/5高尾山・4/16高尾山
6/12高尾山〜南高尾・8/21高尾山
【城山山頂】

 相変わらずの寝不足で、今日は家でのんびりしようと思っていたが、家にいてもやはり山のネットを拾っている。それなら少しでも歩いてこようと、以前Sさんから聞いていた城山への尾根道を行ってみることにした。9時半ごろ起きてきたトシちゃんは誘ってもどうせ行かないから一人で行くことにする。

 家を出たのは10時をまわっていただろうか。中央線の高尾駅に着いたのは11時半ごろ。小仏行きのバスは12分に出たばかりだった。次は12時12分。待つには長すぎ、歩くには遠すぎるので止む無くタクシーに乗ることにした。日影沢のバス停で下車。1300円だった。無計画に行動するとこういう散財をすることになる・・

【尾根への取り付きを捜す・・】
 日影沢に沿って橋を渡り、歩きながら右手の川の対岸についているという目印のテープを捜す。尾根への取り付きの見当をつけたがテープはない。そのまま先に進み、テープ(いくつかあった)を見るたびに川を渡るが登っていけそうにない。そのうち日影沢園地が見えてきたのでもう一度戻り、見当をつけておいたところから登っていってみた。人の登ったような跡がわずかにあり、木についたテープを見つけてホッとする。登りきれば尾根につくだろう。

【久しぶりに見るカンアオイ】
 斜面は急だった。途中にはカンアオイが沢山咲いている。登りきるにはそれほど時間はかからなかった。なんとか行けそうだ。間もなく歩きやすい登山道となった。思いがけなく気持ちの良い尾根道になって、嬉しくなった。Sさん、よくぞ教えてくださいました。感謝、感謝。

 途中からは中央道も見え、音も聞こえてくるが、それもそのうち気にならなくなってくる。

【もうすぐ尾根】

【気持ちの良い尾根道に出た】

 歩いていると間もなく鈴の音が近づいてくる。男性が一人下りて来た。この尾根を知っている人はやはりいるのだ。その男性も登っていく私を見て意外に思ったのか、不快な侵入者と思ったものか・・・・。ここはちょっと高尾らしくない人気(ひとけ)の無い登山道(本来は作業道かもしれない)!

 春先やこれからの紅葉が楽しみな落葉樹と植林の混在した林で、杉はきれいに枝打ちされている。伐採されたものもあった。タクシーのドライバーさんが、2月3月は花粉が凄いのでこちらの方には来たくないと言っていた。花粉症の私もその時期はつらい。でも落葉した冬も良さそうだし、気に入った。また来てみよう。

【コウヤボウキが沢山咲いていた】
 お花は少なかったがコウヤボウキの花が沢山咲いていた。あとはアザミやツリバナ、ヤマシロギクにヤクシソウなど。

 登り始めて1時間くらいでベンチがあった。この後も在り、全部で三箇所に作られていた。登山道としてしっかり認知されているようだ。620.9pを下る頃には城山のNTTの鉄塔やアンテナが目に入ってくる。

【気持ちの良い樹林帯】

【そして杉並木も】

 東京農工大学同窓会記念林と書かれた杭が見えるとそこは林道に近かった。ほんの少し林道に沿って行くとその林道に出て、そのまま城山へ。

 城山山頂は一転して賑わっていた。紅葉はまだこれからだが、山頂のモミジはきれいに色づいていた。展望はかすかに丹沢の大室山などが見えた程度だった。空いている席に座り、買ってきたサンドイッチでお昼にする。自宅からそのままの格好で出てきたので汗で濡れた背中がひんやりする。それでもフリースを羽織り、そこでしばらくのんびりした。

 この後は高尾山をまわり、稲荷山を経て下山した。高尾山山頂もものすごい賑わいだった。こちらも紅葉はもう少し先。