中央線沿線・陣馬山〜高尾山
(じんばさん857m・かげのぶやま727.1m・しろやま670.6m・たかおさん600m)

神奈川、東京の山でスノーハイク♪

 H17年2月27日(日)
  天気;晴
  Member.2人(木村、石原)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
和田バス停8:30〜和田登山口8:35〜陣馬山山頂(857m)10:00-20〜明王峠11:00〜景信山(727.1m)12:15-13:40〜小仏峠14:10〜城山14:35-15:00〜高尾山16:00〜稲荷山東屋16:45〜稲荷山登山口(ケーブル山麓駅)17:20
(所要時間8時間50分・・休憩含む)

【陣馬山山頂】

 今回は清水さんも行けるはずだったが仕事で急に来れなくなってしまい残念。木村さんと二人になった。先週は私が風邪で計画が頓挫してしまい迷惑をかけてしまったが、直前で陣馬山から高尾山のコースに決定。運よく前夜にも雪が降ったようでワクワクスノーハイク。
 木村さんは仕事などで忙しく今年初めての山行という。申し訳ないくらい私は今年順調に出かけている。でも息のあがる私に比べ、終始乱れぬ呼吸の木村さんはさすがだ!
【陣馬山へ登り始めて間もなくこんな感じ】


 藤野駅で待ち合わせ。案の定木村さんは早めに到着していた。8時11分発のバス、和田行きに乗車。今回は終点の和田で下車。道路わきにも雪があり、登り口の凍結が気になったが幸い凍ってはいなかった。登山道になるときれいなパウダースノーで歩きやすい。しばらくアイゼンをつけず様子を見ながら登っていくことにする。当然トレースはしっかりついている。早朝登った人はやはりラッセルだったのだろうか。気分良く新雪の上を歩けたのだろうな。近場の低山で久々のスノーハイク。人の歩いた後でも嬉しくなる。
【富士山がとってもきれい:陣馬山山頂より】

 雪道はかえって歩きやすい。ゆっくり歩いて行ったのだがおしゃべりしながらだったせいか山頂に着くのが早かったような気がした。ほぼ夏時間で登っていたわけだが。
 山頂も雪に覆われ、雲ひとつない青空。富士山も真っ白く、くっきりと姿を見せていた。こんな日はとても気持ちよい。
 ベンチで一休みし木村さんから好物のイチゴ大福を戴く。とっても美味しくて、今日来るはずだった清水さんの分まで戴いてしまった(本当は夫にお土産と言われたのだけれど帰るまでに傷んじゃうもんね(^_-)なんてね!)
 この日小屋は営業中。
【明王峠:小屋は休み。新しいトイレができていたようだ】

 陣馬山からの道は雪、ところにより泥んこ道!といった感じ。泥んこ道で滑って転んだら大変だ!滑らないよう注意して歩くのでそういうところではペースが落ちた。
 明王峠からも富士山がきれいに見えていたが少しずつ雲が湧き上がっている。案の定この先はもう富士山が見られなくなった。
【景信山山頂に到着】

 雪道とぬかった道を交互に歩き、人とのすれ違いでよけるときは積もった雪の中に足を踏み入れることになる。途中でスパッツをつけた。木村さんは足元を汚さないのに私はすぐに泥だらけ。内股で歩き方が下手なのだろう(大和撫子?)
 明王峠から景信山へは少し時間がかかるが、お昼は景信山でとることにした。それでも予定より早く12時15分に到着。
 天気予報では寒いと言っていたのでラーメンを持ってきた。木村さんと一緒に野菜をたっぷり入れたラーメンを食べる。体が温まったが、思ったより寒くなくてホッとした。1時間以上ものんびり休憩し、再び歩き出す。
【おや?お父さん、なんでここに?】
 景信山のくだりは案の定凍結で滑りやすかった。ここでアイゼンをつければ良かったのだが又すぐに必要なくなりそうだったので、ストックでしのぎ結局つけなかった。アイゼンつければ早かったのに、着ければすぐに要らない場所が出てくる。それが低山のやっかいなところだ。
 それでも30分ほどで小仏峠。いっぱいあったテーブルなどはだいぶ片付けられていた。
 このあたりまで来ると疲れてくる反面、ゴールは近いという気持ちの余裕も出てくる。昨年の夏に歩いたことなど思い出し、次から次へと話に花が咲く。
【城山】
 城山で休憩し軽くコーヒータイム。相模湖が輝いてきれいに見える。陽射しがまぶしく背中を向けていると今度は背中がぽかぽかと温かかった。
 しかし下山路の八王子側に向かうと北風が冷たかった。
 既に15時。この時期陣馬山から高尾まで縦走する人は少ないのか人影も少なくなってきた。
【高尾山とは思えない!】
 しかしそれでも高尾に向かっていると、まだ登ってくる人と出会う。これが高尾!
 一丁平の桜はまだじっと春を待っている。今度開花時期の早朝、静かなお花見に来たいものだ。
 高尾山に近づいても雪はたっぷり残っている。以前にも何回かこういう雪景色の高尾を見てきてはいるけれど、高尾山とは思えない。積雪量が多く、お目当てのシモバシラ(植物)とは出会えなくて残念だったが、気持ちよい雪山気分を味わえて最高!
【山頂から稲荷山へ向かう階段は3月まで工事で通行止め】
 高尾山山頂はもう閑散としていた。16時、茶店は店を閉めていた。
 稲荷山コースへ向かう階段は作り変えの工事で3月まで通行止め。回り道して稲荷山コースへと向かった。こちらは凍結していることもなく、夏道に近かった。ぬかるみに注意しながら下り、登山口到着は17時を回ってしまった。
 駅の水道でストックや靴を洗い無事帰路についた。電車が動き出して、ん?あぁ〜・・・・ショック。ストックを忘れてきた!あわてて次の高尾駅で折り返し再び高尾山口へ。急いで洗い場へ。「無い・・」少し前に阿弥陀で無くしたばかりでまだ買っていないから、今回は母からの借り物。ほとんど真新しい!結局駅に届けられており無事に手元に戻ったが、続けての失態にガーン!馬鹿にされるから、けっして夫には言えないわ・・・アハ!アハ!アハ!