中央線沿線・高尾山
(たかおさん600m)

寝坊して 天気良いから 高尾山♪

 H17年3月5日(土)
  天気;晴後曇り(山頂雪)
  Member.1人

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
稲荷山登山口(ケーブル山麓駅)13:45〜稲荷山東屋14:15〜高尾山山頂15:00-35〜稲荷山東屋16:15〜稲荷山登山口(ケーブル山麓駅)16:45
(所要時間3時間・・休憩含む)

【高尾山山頂】

 予報の晴れを気にしつつ、夫しかいない気安さと日ごろの疲れから、久々に朝はすっかり日が高くなってから起床。それでも朝食をとりながらやはり気持ちの良い晴天が気になる。「どこか行って来れば」と言う夫はさらさら出かける気がないようだ。それなら一人ででかけよぉ〜っと。どこに行くか決めるより先にさっさと支度!支度!携帯ザックに軽アイゼン、小さなテルモス、スパッツ、デジカメ、タオルにレーション、文庫本など思いつくものをポンポン入れて家を出たのは正午。こんな時間から行って歩けるところといったら高尾山かな!鎌倉もいいけど高尾山のほうが少しはスノーハイクを楽しめるかも!先週に引き続きだけどまぁいいや!自転車に乗り、ルンルン気分で駅まで向かったのでありました。
【稲荷山登山口】


 宮部みゆき(すきなんですよ・・)の「夢にも思わない」なんていうのを読みながら、乗り過ごさないよう京王線に乗り換えた(ところが帰りはついつい夢中になって見事に通過、二駅先から戻るという、お約束の?ドジぶりでした^^;;)。
 無事に高尾山口駅にたどり着き、いつもの稲荷山コースへ。脇に追いやられていた雪だったが、登山口にくると「おぉ!アルアル!」
 既に時間は13時半を過ぎ、下りて来る人はいてもこれから登ろうなんていう人は見当たらず。雪道といってもおそらく大勢歩かれた後の春の雪で既にシャーベット状だ。
 それでも先週よりは増えている気がする。前日の降雪で、朝早くに登ればきれいな白雪だったのかもしれない。
【稲荷山から高尾山へ】

 雪解けでドロドロのところも多いので早めにスパッツをつけることにした。何しろ歩き方が下手なせいか、足の形が悪いせいか、すぐに足元を汚してしまうのだ。とにかく合羽も着替えも持ってきていないから滑って転んだら大変!
 東屋まで来てしばし展望。午前中の晴天は曇り空に変わっており、西武ドームや高層ビルは見えるが遥か彼方はもやっている。
 再び歩き出す。わざと人が踏み入れていない雪の上を歩いていく。ふかふかして楽しい。今日は朝早くに出かける元気は無かったからこれで充分だ。途中ちらちらしている雪は木々から落ちているのかと思ったが、どうやら降ってきたらしい♪
【高尾山山頂で】

 山頂に一番近い階段はまだ工事中。完成は3月とだけあり、日にちまでは分からない。今日は城山のほうへ行く時間は無いので右のまき道を行き、高尾山山頂へ。若い女の子が3人と2人の二グループいた他はほんの数名いただけの静かな山頂、静かな雪が降っていた。午前中のピーカンが信じられないようなモノトーンの世界だ。運が良かった!富士山などは見られなかったが、晴れていても午後3時ともなれば見られないことのほうが多い。
 東屋の下で山頂のそんな風景を眺めながら途中で買ったサンドイッチとテルモスの温かいお茶で食事。側にいた少し年配の男性から声をかけられ山の話などしたが、しきりと山の会の良さなど話していた。会報を戴いたりして、勧誘されていたのかな?帰宅して読ませて戴いたが、毎週のように行っている報告で面白かった。
【山頂で雪が降っているのですが・・・わかりませんね】
 お先に失礼し、静かな山頂を少し歩いてから同ルートを下山することにした。傘も軽アイゼンもどうしようかと出しかけたが結局どちらも使わず。ストックだけ出してのんびり下りていった。
 登りで年配の女性から軽アイゼンを片方無くしたから見つけたら捨てて頂戴と頼まれていた。見つけたら駅に預けておきますねと約束したが発見できず、下りながらも注意して捜したがやはり見つからなかった。でも東屋のところで景色を眺めていたら目立たない場所に帽子が落ちているのを発見。どうしようか迷ったが、まだ新しくてきれいだったので、拾ってケーブル麓駅に預けておいた。心当たりのある方は行って見てくださいね。
 高尾山口の駅で靴とストックを洗い、今回は忘れ物のないようにしっかり(あたりまえか・・)チェック。電車に乗って文庫本を読み始めたら乗り換えの下車を忘れたのでありました!ポリポリ・・