中央線沿線・高尾山
(たかおさん600m)

桜、ミツバツツジが満開。一丁平の桜はまだ蕾、見頃は来週か再来週?♪

 H17年4月16日(土)
  天気;晴後曇り
  Member.2人

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
稲荷山登山口(ケーブル山麓駅)13:30〜稲荷山東屋14:00-15〜高尾山山頂14:50-15:05〜一丁平15:40-45〜(山頂を捲いて)〜稲荷山東屋16:35-40〜稲荷山登山口(ケーブル山麓駅)17:00
(所要時間3時間30分・・休憩含む)

【高尾山山頂で!】

 この日本当は清水さんと奥武蔵の山に行く予定だった。しかし前日になって天気予報は午後雷雨だという。関東北部の雷を起こす低気圧が明日には関東南部にも広がってくるというのだ。雨だけならともかく雷は嫌だなぁ・・・と思って取りやめることにした。
 当日ゆっくりと起きてみればなんと晴天。午後には雷雲の覆われるというが本当だろうか?清水さんに悪いことしちゃったなぁ・・と思ったが、高尾山に行くかも知れないと聞いていたのでもう出かけているかもしれない。私たちも新しい靴の足慣らしに雨でも大丈夫そうな鎌倉でも歩こうかと話しつつ、娘のケーキ作りの手伝いで出かけるのはお昼近くになってしまった。靴を履いて外へ出て、鎌倉でも高尾山でもあまり変わらないね、ということで結局足を向けたのは高尾山!
【新しい靴の足慣らし(夫)】


 いつものように気楽に京王線の高尾山口へ。既に午後1時半に近い。駅で2個300円也のおにぎりを二つ買ってお決まりの稲荷山登山口へ。二人ともおニューの登山靴の使い始めを記録するためにカメラに収めてから登っていく。当然下りて来る人が多い。
 勝手知ったる慣れた道、今年もう何回目だろう?今調べたらもう3回目だ。こうなったらひと月1回ペースで登る事にしようか・・・^^;
 ケーブル駅前では歌謡ショーが行われていた。しばらくはその松前ひろ子という演歌歌手の歌声がマイクを通して聞こえてきていた。「母ざくら」というのだそうな。そのあたりの桜はちょうど満開だった。
【ニリンソウ】

 登り始めてまずニリンソウを発見!今年初めて見たかな?スミレもいっぱい咲いている。スミレサイシンも目に入ってきた。知らない小さな可愛いお花もいっぱい咲いている。後から調べよう・・・とカメラに収めたがまだ調べていない。これじゃ忘れちゃうよ・・・
 
【桜が満開:稲荷山東屋より】

 東屋で休憩し、駅前で買ってきたおにぎりを食べた。家で作ってくれば良かったのだが、こうして買えるから気楽に出てこれる。便利な世の中になったものだと今更ながら思う。
 東屋から見下ろす山の斜面は桜がきれいにいっぱい咲いている。都心は高層ビルが見えるが海の方ははっきりしない。茨城方面は霞んで筑波山は無論見えない。上空は雨雲のような感じだがさて?今日行く予定だった埼玉も同様だろうか?半信半疑の思いで見上げる頭上の空は降る様子がない。きっと奥武蔵の方は雨だよ・・と無理に?納得させてまた歩き出す。
 そろそろ新緑が始まってきれいだ。エイザンスミレを見たいと思ったら目の前にちゃんと咲いていた。
【エイザンスミレ】
 山頂に続く最後の階段は先月工事中だったが、すっかり出来上がっていた。今までは石段だったが、今回は木になっている。傷み方が早いのではないかと思ったが、この方が自然にマッチしている気もする。まだ新しい木の匂いがした。
 階段の上の方で山頂が視界に入った時、あれ?まきたさん?と思った瞬間、同時に気づかれたようでお互いびっくり!
 初めてお目にかかる奥様にご挨拶してしばし驚きと喜びの言葉が並ぶ。夫も以前会っているので親しげだ。物静かなまきたさんとは対照的に?夫は元々おしゃべりで人見知りしないタイプではある。
【一丁平へ向かう途中は桜、ミツバツツジが満開】

 少し休憩した後桜を見たかったので、城山の方へ向かうというご夫妻と一緒に一丁平へ。途中の桜は満開で、ミツバツツジも豪華に咲き誇っており、ただただ感嘆。
 上にばかり気をとられていたら、まきたさんがちゃんとさりげなくヒトリシズカを指差して、奥様におしえていらっしゃる。奥様も鳥の鳴き声などまきたさんに尋ねたりして仲睦まじいおしどりご夫婦でした。見習わなくっちゃ(^-^)v
 山歩きは慣れていないという奥様のために捲き道を選んだのでしょう。まきたさんに付いていくと、しっかり一丁平へ向かっている。その的確さにびっくり。
【ヒトリシズカ】

 一丁平の桜はまだつぼみ。開花はまだだった。来週あたりには咲くのだろうか?
 ベンチで一休みした後まきたさんたちと別れ、私たちは戻り、高尾山山頂を捲いて同ルートを下山した。
 4時を過ぎてほんの数名に出会っただけの静かな下り、少し雲ってきたが雨には降られず良かった。
 新しい靴の具合も大丈夫そうだった。さて、明日はもっとしっかりと足慣らし山行だ。