足尾・袈裟丸山の小丸山まで (クリック地図) (こまるやま1676m) |
H19年5月20日(日) 天気;小雨のち晴れ Member.2人 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 折場口7:00〜賽の河原7:55-8:00〜小丸山8:55-10:35〜分岐(避難小屋)10:45-11:00〜巻道散策&ランチ休憩11:00-13:25〜賽の河原14:47〜折場口16:18・・・所要時間約9時間20分 ※ まったりとしてきたので参考にはならないタイムです。小丸までのピストンならば所要時間はこの半分でOKでしょう(^^ゞ |
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前日石裂山から下山した後、寄り道しながら袈裟丸山の登山口に向かいました。予定していた登山口を探したのですが、イマイチよく分かりません。夜でなおさら確信が持てませんでした。折場口に車を置いてそちらから行こうと思ったのですが、予定を変更し、折場口からピストンすることにしました。ピストンにするといつもながらトシちゃんの怠慢山行が危ぶまれます(笑) はい、足が前に進まなくなりますので・・^_^; そして今回、やっぱりそうなりました。前袈裟丸山まで行く予定でしたが、目的がアカヤシオだったこともあり、見ごたえのある小丸山まででいいよ〜となってしまいました・・・・ |
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朝はのんびり出発することにします。6時に起床予定でしたが、外の賑やかな声でもう少し前に起こされました。それにしてもよく寝たものです。起きて外を見ると、前夜2台だけだった駐車スペースは見事に埋まっていました。後から来る車がウロウロしています。トイレは一つしかないので並んでいます。さすがこの時期は混みます。 | |
しかし寒い!予想外に雨まで降っています。晴れ予報でしたがフリースと合羽を着込み、薄手の手袋(トシちゃんは軍手)をして行くことにします。 | |
7時出発。目の前の階段を登って行きます。途中で北周り(健脚向き)と南周り(一般向き)のコースに分かれました。 先ずは健脚向きの方に行ってみます。丸木の階段の土がえぐれて歩きにくくなっています。ところが間もなくまた合流しました。帰りは一般コースを行きましたがやや遠回りでこちらの方が丸木の階段が整備されていました。 |
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そして歩きやすい登山道になります。新緑がきれいですが、小雨で写りがよくありません。 登り始めて間もなく(この辺りだったでしょうか)早くも下山してくる人がいましたが、上は霙交じりの雨だったと言っていました(@.@; |
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振り返ると赤城山の方向に虹が出ていました。久しぶりに見ます。赤城山の山頂はガスっています。 | |
このコースは早くから袈裟丸山本山が視界に入ります。昨年寝釈迦の方から登った時は、賽の河原まで来てようやく視界に入ったのでした。 折場口コースはラクチンで、景観が良い!改めて人気の訳が分かりました。 沢沿いを登っていく寝釈迦の方も爽やかでお花が多く、気に入っています。 |
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谷間を流れる沢水が滝のように見えます。 | |
カールのような景観です。その右端を登山道が伸びています。 | |
熊笹の間を進みます。稜線は近い・・・ | |
ここはまだ少ないながらもいきなりこのアカヤシオです\(^o^)/ |
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前方に小丸山が見えてきました。展望台は素通りします。 | |
賽の河原。寝釈迦コースとここで合流します。一年前も見た光景、懐かし〜♪ 混雑を予想していましたが意外にも静かでした。登る時間がそれぞれに違うからなのでしょう。この先もそれほど混雑に巻き込まれることも無く快適な歩きでした。 |
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賽の河原を後にしますが、再び似たような場所に出ます。ここでもアカヤシオに目を奪われますが、ここ(HP上)では先に進みます(^^ゞ | |
しばらくは平坦で気持ちのいい登山道が続きます。落葉松の芽がいっせいに吹き出していました。芽が出て新緑は濃い緑となり、秋には紅葉してやがて散る。落ち葉は肥沃な土となり、フカフカの登山道も提供してくれます。 黄金色の落葉松の素晴らしさもさることながら、落葉し、大地の隅々までたっぷり陽射しを招き入れる落葉松林が大好きです。広葉樹林と一緒ですね。 |
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今年も花は少ないのかな・・・・と思いつつ緩やかな登りを行きます。 | |
雨量計のところでは去年同様アカヤシオがたくさん咲いて、皆さん写真を撮り合っています。 私たちもやや停滞しますが、ココではまたまた割愛、飛ばします(^^ゞ 周辺の景色を楽しみながら進みます。 ↓ |
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↑ 前方は小丸山 |
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小丸山山頂に着きました。山頂は賑わっていましたが、小雨と風の冷たさで、長居する人はほとんどいません。どんどん登ってきても、山頂で記念写真を撮った後、どんどん下りていってしまいます。 | |
私たちも山頂標識の前で記念写真を撮りましたが、折角ですから山頂展望を楽しみましょう。と、ここでも袈裟丸山バックにパチリと写し、ザックを置こうとしたその時、声を掛けられました。 | |
親しげに声を掛けてくださったのは“あたさんと、はらっぱさん”ご夫妻でした。こちらのHPをリンクしてくださり、よく見ていただいているそうです。よくお分かりになったともうビックリ!嬉し♪恥ずかし*^-^*でした。 時間があれば(・・って、こちらはたっぷりありますが(^^ゞ お二人はこの後赤城の荒山に行かれるそうで残念でしたが)いつまでもお話していたい、そんなご夫妻でした。 とっても嬉しかったです。あたさん、はらっぱさん、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 |
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【↑ 袈裟丸山とアカヤシオ(蕾もいっぱい):小丸山山頂より】 |
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あたさんとはらっぱさんを見送った後、お湯を沸かしコーヒータイムにします。 あたさんたちと一緒に飲みながら、もう少しお話したかったね・・・と名残惜しい気持ちでした。 山頂は相変わらず人が絶えません。携帯がバリサン(時々圏外!極端だ〜!)だったので、モブログしたあと、下ることにします。 |
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きれいな空になったので写してみました。下る直前のことです。 そこで一瞬空気が変わりました!振り返ると私の両脇に白音さんとらすさんがいます。えっ?!ナニ?ナニ?・・・その時お二人は、トシちゃんの方に揃って目を向けたところのようでした。 先に気付いたトシちゃんが「白音さん・・・」とつぶやいた刹那の一瞬の間(マ)! そして四人の驚きの声が大きく響きました。 |
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1分ずれていたら、出会わなかったタイミングでお二人が山頂に着いたところでした。 お二人には昨年この山で初めてニアミスし、その翌週丹沢の檜洞丸でもすれ違っていました。それをその後知り、そしてなんと岩手山でバッタリ遭遇したのです。今回で四回目です。 この日白音さんたちも登りそうな予感はありましたが、それにしても・・・と、小丸山山頂で大盛り上がり!周辺にいた方たちにはさぞやうるさかった事でしょう^_^; それほどの興奮でした(笑) |
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ここでも話は尽きませんでしたが、白音さんたちは前袈裟丸山まで行かれるということでしたので、分岐の避難小屋のあるところまで一緒に下ります。 | |
ここでもまたまた話が続きます(^o^) 1時間近く足止めさせてしまったようです(^^ゞ | |
「いってらっしゃ〜い」 | |
白音さんたちとも嬉しいひと時を過ごし、ダブル遭遇の余韻に浸りながら、sanae隊は小丸山巻道を楽しむことにします♪ | |
ここからはアカヤシオのお花見三昧♪ | |
ぐるりアカヤシオ♪ 風の音がうるさいですが・・・(^^ゞ |
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雨はすっかりあがり、気持ちのいい空。アカヤシオが映えました。 風があり寒かったのですが、フリースと合羽で充分!二人ともお昼寝までしちゃったのですから(^^ゞ 花に囲まれて気持ちよかった〜 |
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小丸山周辺で数時間を過ごし、ようやく下山することにします。 でもこのあとも寄り道は続きます(^^ゞ |
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湿地のところで昨年はいっせいに咲いていたヒメイチゲでしたが今回はちょっと早かったようです。蕾が多かった!この日は寒さのせいか葉の縮んでいるものもありました。 側の水溜りにはカエルの卵がありました。 |
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青空の下、赤城山がきれいな姿を見せていました。同ルートを戻っているのにお天気ひとつで雰囲気がガラリと変わります。あたさん達は今頃楽しまれていることでしょう。 | |
少し登り返したところから袈裟丸山を振り返ります。 | |
雨量計のところに戻ってきました。 | |
雨量計のところから派生する尾根沿いがきれいだったので行ってみることにします。こちらも踏み跡が先へと続いていました。 | |
すっかりいいお天気になって、暑くなってきました。 | |
袈裟丸山を振り返ります。 | |
朝の小雨模様から、陽が差し込む気持ちのいい散歩道に変わりました。 | |
賽の河原に戻ってきました。休憩場所ですが意外にも静かです。もう午後3時近いですからほとんどの方は下山してしまったのでしょう(^^ゞ | |
展望台のある場所に戻ってきました。朝は霞んでいた袈裟丸山がきれいにみえます。晴れていれば展望が最高のコースです。 | |
往きは素通りした展望台ですが、あとは下山するだけですし、気持ちのいい青空に少しでも近づきたくて昇ってみました(^^ゞ 下左写真は赤城山、下右写真は今までウロウロしていた小丸山です。 |
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赤城山を眺めながらの歩きです。 この日は荷物も軽く、歩くより休憩や撮影タイムが多かったので、トシちゃんも余裕です。展望場らしき場所があればあっちこっち寄り道します。自分から行く気になるなんてメズラシイ!(大抵は「待ってるから一人で行って来いよ・・」と放り出されるsanaeです・・^_^;) 昨日歩いた石裂山はどのあたりになるのかな・・とそれぞれに地図で確認中。 ↓ |
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再びコースに戻ります。 ん?目の前のアカヤシオがきれい! |
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近づいて写します。 | |
稜線から下りる分岐でもう一度高台の方に行き、石裂山方面を眺めます。その山並みの向こうに宇都宮あたりの平野が広がっています。その奥にある山並みはどこでしょう? | |
充分堪能してあとは下るだけ。分岐に戻ります。 | |
下る途中水場があったので寄ってみます。水がふんだんに流れています。右に見える赤い筒はなんと吸殻いれでした。 周囲にお花はないかと捜しましたが、わずかに見つけたここのヒメイチゲもまだ蕾でした。笹の勢いが強くて下草はあまり無いのか、それともこれからいろいろと咲くのか分かりませんが、タチツボスミレが少しだけありました。 |
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晴れているとなおさら気持ちのいいコースです。 | |
右手に袈裟丸山、正面に赤城山(左写真)を眺めながら。 | |
折場口に到着。登山口の右へ数メートル行くと水場があることに、この後気がつきました。 | |
4時20分。 朝の賑わいが嘘のような静寂さがもどっていました。 |
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温泉はわたらせ渓谷鉄道、水沼駅にある水沼駅温泉センター(せせらぎの湯)に寄りました。車ではR122沿いにある水沼駅へ行き、線路を渡ると広い駐車場があります。駐車場の方の入口から入ります。大人500円。内風呂と露天風呂が離れていますが、露天風呂に行ってみました。狭いですがシャンプーなど使え、ドライヤーもありました。 電車の人はホームから直接温泉の方に行けますし、温泉の出入り口で電車の切符を買うことも出来るようになっていました。 |
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R122を大間々方面へ向かいます。そのまま北関東自動車道、伊勢崎ICに入り、高崎JCTで関越道に合流。渋滞情報が出ていたので上里SAで食事。車中で少し仮眠後、空いた関越を走って帰宅しました。 | |
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