丹沢・檜洞丸
 (ひのきぼらまる1600m)

今年のシロヤシオは花付が良くないようだった。
満開の木は1400m前後の辺りだったが、その数は少なかった。

 H18年5月27日(土)
  天気;雨
  Member.1人

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
西丹沢自然教室駐車場4:35〜ゴーラ沢出合5:20〜展望園地6:15〜檜洞丸7:45-8:00〜展望園地9:00〜ゴーラ沢出合9:30〜西丹沢自然教室駐車場10:15

過去のシロヤシオの時期の檜洞丸
 2005年(5/28)2005年(5/22)
 2004年(5/19)
 2003年(5/28)
 2002年(5/19)
 2001年(5/26)

【シロヤシオ】


 雨予報だが今週末は何とか見られそうということで、毎年楽しみにしているシロヤシオを見に、今年も檜洞丸に行ってきた。

 朝早く登ろうと夜の内に西丹沢自然教室の駐車場へ。翌28日は山開き。催し物をするため駐車場はロープが張られ入れない。道路脇の空きスペースには既に一台駐車。

 仮眠して起きると車は4台だけだった。夜はまだ降っていなかったが起きると予報どおり雨。薄暗く感じるため予定の時間を少し遅らせて出発。この日はツツジ新道往復にした。

 新緑が雨で生き生きして美しい。誰もいない登山道をゆっくりと楽しみながら登って行った。辺りはガスって幻想的!

 ゴーラ沢出合の様相はまた少し変わっていた。川の流れで橋は移動していたが、これらを整備してくれる人がいて有り難い。

 いつもならここで一休みするのだが、そのまま通過。引き続きのんびりと(しか歩けない・・^^;)先へ行く。

 ヤマツツジがきれいに咲いている。

 合羽を着て、傘もさしていたのだが、登っていると暑くなる。途中で合羽の上を脱いだ。静かな雨だし、ツツジ新道は一部に鎖など付いているが、ほぼ安心して歩けるのでこれで充分。

 展望園地は展望が望めないのでパス(通過)。

 それにしてもシロヤシオがなかなか現れない。天気が悪いので目立たないのかと目を凝らすがやはり咲いていない。かなり上のほうに上がっているようだ。次第に疲れてきた。

 お目当てのシロヤシオが現れたのは1300mあたりから。しかし満開というよりは咲き残りの感じ。

 1400m地点近くになってようやく満開の木が現れた。犬越路の小屋が見える展望台の側の木は今回も素晴らしく満開。一気に私の元気指数が上がった\(^o^)/

 白い花は青空によく映える。曇り空で写真はイマイチ、残念。

 げんきんなもので、それからは同じ歩くのでも気分が良い。誰もいない静かな山を気持ちよく登っていく。いつもなら嫌だと思う木道も気にならない♪

【トウゴクミツバツツジもきれい】


 石棚分岐辺り(1500mくらい)から山頂に向かってはシロヤシオもトウゴクミツバツツジもまだ蕾だった。その蕾も少ないように見受けられた。今年はやはり西丹沢自然教室に問い合わせた答えのとおり、花付が悪い。来年はまた沢山咲いてくれるだろうか♪

 山頂部の木道の周りにはバイケイソウとマルバダケブキの緑がとってもきれい。山頂のブナの新緑はまだこれから。楽しみだ。

【これは一本というか4本というか・・親子のよう!】

【ヒメシャラ】

 「ヤッター♪」山頂にも誰もいない。貸切!温かいお茶を飲みながら、しばし静かな山頂を楽しむ。青ヶ岳山荘に寄ってみようと思ったが、八時前では小屋の人もまだ来てないだろうと思ってやめた。

 静かな山頂を充分堪能して、今回は同ルートを下山することにした。

 下山すると登ってくる人にポツリポツリ会うようになった。天気なら、この日も数珠繋ぎで下山も大変だろうが、今回はすれ違いにそれほど時間をとられなかった。何人かに「今年のシロヤシオはどうですか?」と聞かれた。ということで良さそうな写真を下に。



 下山する間に出会った人は20数名。下山して駐車場の車は?といえば10数台とマイクロバス1台。マイクロバスの人たちはツツジ新道ではないのではないだろうか?クリーンハイクの人が林道を歩いていた。あれ?明日ではなかったかな?と思いつつ、クリーンハイクのことをすっかり忘れていた。

 10時過ぎに下山して、温泉を楽しみに、中川温泉のあしがら荘へ向かった。ところが12時からだという・・・がっかり。温泉は諦め、湿った服を着替えて帰路についた。

 海老名SAで食べた広東麺、美味しかった♪正午過ぎに帰宅。ハヤッ!
【追記】
 下山中、らすさん・白音さんとすれ違いました。この時は知らなかったのですが、後から前回の袈裟丸山でもすれ違っていたことを知り、驚きました(@.@;
白音さんの記録はこちらです → White Roots檜洞丸もあわせてご覧ください。