H15年5月28日(水)当日発 天気;晴れ Member.1人
【コ ー ス 】(〜は歩、休憩時間含む)
西丹沢自然教室8:20〜ゴーラ沢出合9:05〜檜洞丸(昼食)11:25-35〜犬越路13:25-35〜用木沢出合14:25〜西丹沢自然教室14:50 (所要時間約6時間30分・・休憩含む)
【シロヤシオ】右
今年もシロヤシオを見たくて檜洞丸に行ってきた。土日は用事があったり雨だったりで、山歩きは三日前のクリーンハイクが久しぶりだったのだ。久々の筋肉痛に悩まされつつ、もう少し歩きたい気持ちが高じてきていた。前日は雨で当日予報は晴れ,ということで気持ちは山へ。ところが前日は用事が重なって疲れていたため決断が鈍っていた。水曜が休みのkさんに連絡をとってみたが、時既に遅く連絡がつかないまま、前夜10時頃支度だけし、翌朝起きられたら行くことにして就寝。予定より1時間遅くなったが、めでたく?5時半起床で行ってきた。
平日山行は久しぶりだった。人の少ないのが魅力だが、シロヤシオ目当ての檜洞丸はきっと混み合っていることだろう、と思いながら西丹沢自然教室に着くと案の定、既に車がいっぱい停まっていた。空いているところに停めて、登山者ノートに書き込んでから出発。
左【ヤマツツジ】
この時期はここ三年、続けてきているが、シロヤシオは果たして咲いているだろうか?15,6日くらいには咲いていたというから時期的にはもう遅いだろうか、と思いつつツツジ新道から登っていった。雨上がりの山は清々しくて気持ちが良い。登山道は思ったほどぬかっていなかった。やはり平日、時折人にあうが、この時期の檜洞丸にしては驚くほど静かな山歩きが楽しめた。来て良かった〜。
左【トウゴクミツバツツジ】
しかし、目当てのシロヤシオが行けども行けども現れない。ヤマツツジ、トウゴクミツバツツジと目を楽しませてくれるのみ。途中で早くも下山してきた若い男性に聞くと、上の方に咲いているが少ないとのこと。もう時期が遅いのかなと聞くと、今年はウラのようだという。でも会えるだけいいか。展望台の少し手前で単独男性が後ろから登ってきたので先に行って貰う。やはり単独男性は早い。
左【展望台より:富士山は今回見えない・・】
展望台に寄ったが富士山は残念ながら見えなかった。朝の内は上の部分がぼんやりと見えたのだが、これも見られただけ良しとしよう。ここで下山してきた単独下山者と少し話したが、今回の私の逆コースで歩く上に、下山後そのまま大室山、加入道山も登ってから道志の湯に浸かって帰るという。何ともハードな行程でびっくりした。アフリカの山に登るためのトレーニングだそうだ。「×○▽□#知ってますか?」「???・・」聞いた私がバカだった、海外の山なんてたいして知らないのに。その人とは10分ほどの短い時間ではあったが、
山に関して 凝縮した話をしたような気がする。ほとんど聞き役ではあったが。
左【シロヤシオ】
石棚山、箒沢方面分岐の手前でようやく見事なシロヤシオの木を見つけた。近くでポツポツと咲く木はあったが、諦めモードだっただけに、感激。それでも三年前の物凄さはなかった。しばし足を止めて鑑賞。山頂までの間に何本か楽しめた。
左【木道とバイケイソウ】
木道の周りはバイケイソウ、マルバダケブキの緑で埋め尽くされブナの新緑と共に美しい。ミツバツツジも咲いていたが心なしこちらも花付きが寂しい。
左【山頂】
山頂は人が多かった。それでも空いているベンチがあって、一人のんびりと座る。賑やかな話し声があちらこちらから聞こえてくる。軽く食べ、温かいコーヒーをいれて一息ついた。人が多いといっても土日の混雑に比べたら、気になる多さではなかった。山頂はガスっていて富士山も蛭ヶ岳も見えなかった。ここでも10分ほど休憩してから犬越路方面へ。
左【ワチガイソウ】
ミツバツツジが蕾のものもかなりあり、まだまだ楽しめそうだ。昨夜の雨で多少滑りやすくなっている。注意して下りていると小さな白い花、ワチガイソウ。これも久しぶりに見る。
左【気持の良い林】
相変わらずガスっていて展望が良くなかったがうっすらと日が射し込んで熊笹ノ峰の峰辺りまで気持ちの良いハイキングコースだった。シロヤシオもトウゴクミツバツツジも所々に咲いている。今回は二年前と同じルートだが、こんなに楽なコースだったっけ?と思いながらしばらくのんびりと楽しんで歩いていった。
左【鎖場】
アップダウンがいくつかあり、そのうち梯子や鎖場が現れてきた。そうだ!やっぱり!と思い出した。今年の残雪期にここを歩きたいと夫から言われたとき、この記憶がうっすらとあって、気が進まなかったのだ。来なくて良かった!(^-^;
鎖場や梯子の度に前のグループに追いついて、その都度先を譲られ先行。私とてペースが早いわけではないのだが、単独はこういうパターンが多い。先に進むと又一人しずかな山歩きだ。
左【犬越路】
犬越路は混んでいるかと思ったら、男性単独と間もなく来た二人連れだけで、ここも静かだった。温かいココアを入れて檜洞丸の山並みを振り返る。日射しが強くなり、ここで初めて帽子を被ったが、檜洞丸山頂辺りは相変わらずガスっていた。
ここからは用木沢を下る。森林浴と、沢音が響くマイナスイオン効果バッチリのコースだ。この辺りの緑は大分色濃くなってるように感じた。
左【新しい木橋が出来ている】
途中、登山道の傷んだ木橋の付け替え作業をしていた。「ご苦労様、有り難うございます」と声をかけて通過。そして下の河原の方を通るとき、石の上を飛び乗って通過する徒渉点が2箇所ほどあったのだが、それらも橋が取り付けられていた。まだ新しい。びっくりしてしまった。このあと、工具を持った人とすれ違った時、背負子に工具を引っかけてと頼まれて、何となくお手伝いした気分♪なんて!本当に有り難うございます。でも至れり尽くせりのコースになっているなぁ・・・
水色の立派な橋を渡るとその下にはさっきの工事の人の車が停まっていた。用木沢出合は近い。サワウツギだろうか、きれいに咲いていた。
用木沢からは林道を歩いて西丹沢自然教室へ。登山者ノートに無事下山と書き入れ、トイレでTシャツを着替えてから帰路についた。時間が早かったので道路は空いており、4時半頃帰宅。写したデジカメの枚数は何と116枚だった。
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