南アルプス前衛;守屋山
(もりやさん1650.3m)
クリック地図


 今年の初歩きでした。三連休だったのでのんびりテント泊も考えたのですがやはり体力不足、気力不足・・・どうにもイマイチ気合が入りませんで、それぞれ日帰りの山にしました。予定とだいぶ変わりましたが充分満足のいく山歩きでした (9日:守屋山、10日:美ヶ原、11日:三峰山
H22年1月9日(土)
天気;晴
Member.2人(トシちゃん&sanae)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む。=は乗り物) 
登山口P9:56〜林道10:12〜避難小屋10:20〜守屋山東峰山頂11:12-21〜守屋山西峰山頂11:45-13:03〜東峰山頂13:25-48〜避難小屋14:17-23〜登山口P14:48
(所要時間約4時間50分・・休憩含む)

↑ 守屋山山頂で



 当日発にしようと思ったのですが、前夜に孫のお食い初めを済ませ、娘一家を送った後出発。

 関越の双葉SAで仮眠。朝はきれいに晴れ渡り、南アルプスの山並みがきれいに見えました♪
 この三連休は晴予報。車を先に走らせながら眺める八ヶ岳は雲がかかっていますが、真っ青な空が広がっています。

 R152沿いの杖突峠登山口駐車場には既に数台の車。登山者はいるようです。その前を通り過ぎ・・・・って、まさかあの林道に突っ込む気じゃ・・・

 ありゃ、行っちゃいましたよ・・・
    トシちゃんたら・・・汗;
 もちろん待避所をチェックしながら進みますが対向車がきたら大変^_^; 来なかったから良かったようなものの、しっかり付いている轍の跡を辿ります。

 新しいスタッドレスの利き具合を確かめながら進みますが、帰りの下りはそれこそ何度もブレーキチェックするものだから助手席の我が身は前後にぐらんぐらん揺れ・・マイリマシタ^_^;


  守屋山には一度ザゼンソウ目的で来たことがあります。前回と同じ場所に停めました。
 ここを少し下って先に進めば避難小屋まで行けるのは分かっていましたが、これ以上はやめておきます^_^; この林道を右に少し行けば登山道。 

 下の駐車場から登ってくる人もこの登山道を通ります。だいぶショートカットしちゃいました(^^ゞ
 前にも思ったのですが、これは何のための建物?別荘とは考えにくいのですがバンガロー代わりでしょうか、何でしょう?

 落葉した落葉松林にはさんさんと陽が射しこんでいました。トレースはばっちりついています。もしものことを思ってGPSにはルートを入れてきたのですが杞憂でした。さすが人気の山です。
 一旦林道に出ますが、横切ってショートカット。

 ザゼンソウの自生地ですが、前回来た時は少なかったっけ。
 避難小屋。ベンチもたくさんあります。

 東屋には開山祭のことが書かれていました。5月30日だそうですがけっこう遅いのですね。
 





ちょっと急な所もありますが
ロープがついています。
無くても登れますが下りは助かります。


 前が開けてきたと思ったら目の前に東峰山頂。
 気持ちよく、あっという間に登ってきてしまいました。山頂には数名見えます。


東峰山頂。ぐるり360度の好展望♪
真ん中に山座同定盤がありますが
この中に深田久弥百名山はざっと数えただけでも27座!
見落としもあるかもしれませんが、30座近く見える山なんですね♪



なんてったって、近くの八ヶ岳に加えて
北・中央、南の日本アルプスがずら〜り見えるのですから。


 眼下に諏訪湖。その彼方に北アルプス。

 南アルプスを眺めながら西峰へ。
 東峰山頂の裏手には守屋神社奥宮のお社。美味しそうなお酒(と、下戸のトシちゃんが言っていた^_^;)が奉納されてました(^^ゞ

 小さなアップダウンがありますが、陽だまりの気持ち良い尾根道。
 風も無く穏かでした。

 春先の新緑も素晴らしいのでしょう。秋の黄金の落葉松は最高かもしれません。
 途中に中嶽。

 この岩の上に時々カモシカが立つことからカモシカ岩と呼ぶそうですが、今日も姿は見えず。
 カモシカ岩を過ぎると前方の落葉した木の間に西峰が見えてきます。

 小さな避難小屋の前を過ぎれば正面に守屋山西峰山頂。
 避難小屋の入口にはしめ縄が飾られ。

 小屋の中にも迎春のお飾り。

 小さな小屋ですが思わず笑顔にさせられる装飾が施されています。向かい合わせに6人から無理して8人くらい座ればいっぱいになってしまうでしょう。横になって寝られるスペースはありませんが、一休みするには充分居心地の良さそうな空間です。ラビットハウスと名づけられていました。
 守屋山山頂。樹林帯で囲まれていますがそれでも素晴らしい眺めです。

中央アルプス


蓼科山


諏訪湖の向こうに美ヶ原や霧ケ峰


南アルプス。中央に北岳
左に甲斐駒ケ岳、右が仙丈ケ岳のようです。


左の白い山が霧ケ峰の車山、右に蓼科山。
その間の奥に浅間山


ズームで浅間山


左の蓼科山、右の北横岳
そしてその間の奥に見える平らな山は荒船山でしょうか?


よくここに登ってくると言っていた男性と
おしゃべりしながらのんびりとランチタイム。
その間に賑やかだった山頂は
また静けさを取り戻しました。




 すっきり見える八ヶ岳を眺めながら気持ちのいい下山。

同ルートを東峰へと戻ります

そして再び守屋山東峰山頂より
(動画です。音が出ますので音量にご注意ください)
美ヶ原を霧ケ峰と間違って言っています^_^;



八ヶ岳連峰
右端の奥には秩父の金峰山も見えました。


 この東峰の下りも前方に八ヶ岳を眺めながら。

守屋山東峰下り
(動画:音量にご注意ください)


 切り株の雪帽子

 下の避難小屋にもどってきました。
 沢山の足跡が残っていますが既に多くの方は下ったあと。それでも登っていく単独の人、4,5人とすれ違いました。

 簡易トイレが四つ。使用可でした。
 避難小屋もちょっと偵察(^^ゞ

 中はこんな感じです。
   ↓



 小屋泊もテント泊もできそうだと話しながら下りてくると途中でまたもや登ってくる人とすれ違い。ちょっとザックが大きかったので小屋にでも泊まるのでしょうかネ(^^ゞ

 駐車場へと戻り、また雪の林道を気をつけながら下ったのでした(トシちゃんが(^^ゞ)
 翌日は蓼科山の予定だったので途中尖石温泉、縄文の湯へ。一人400円。ここも気持ちの良い温泉です。お風呂につかった後、食事も済ませ、休憩室でちょっと一眠り。もう一度温泉で温まったのでした♪ ここはビールは売っていませんので要注意です(ん?^_^;)が、持込は良いそうです。

 蓼科山の予定は翌朝行くと駐車場が満杯であえなく撃沈。結局美ヶ原に変更となりました。