丹沢・塔ノ岳〜鍋割山
 (とうのだけ1490.9m・なべわりやま1272.5m)
紅葉と富士山眺望を楽しみに!
 H17年11月01日(火)
  天気;晴
  Member.1人

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 

大倉駐車場9:00〜小草平(堀山の家)10:45〜花立山荘11:37-46〜塔ノ岳山頂12:20-13:55〜鍋割山14:53-15:00〜後沢乗越15:35〜二俣16:05〜大倉駐車場17:05
(所要時間約8時間05分くらい・・休憩含む)

2005年
 1/5塔ノ岳・1/30塔ノ岳〜鍋割山・7/31鍋割山

【山頂より望む富士山】

 夫のトシちゃんは仕事仲間とカートに乗りに行くというので本日臨時休業。天気はよい。それならば私も出かけようかと急遽思い立ったのは当日の朝。急いで支度し、娘を送った後そのまま出発。東名からは大山も富士山もきれいに見える。7時過ぎに出発と、いつもより遅いが、平日の嬉しさ渋滞がない。と思ったのは秦野中井ICを下りるまで。なぜか大倉に向かうまでが混んでいた。

 当初鍋割山にしようかと思ったが、今日は塔からの眺めを見てみたい。なにしろいつもより出発が遅いから、その時の様子で丹沢山まで足を伸ばすか鍋割山に回るか決めよう(と、トシちゃんには言っておく。よく行く山だし、急だったので計画書は無し)。

【工事中の見晴茶屋】
 大倉に着いたのは9時少し前。ここは8時半から17時までで、平日は無料。広いが平日とあって空いている。支度して通称馬鹿尾根に向け歩き出す。

 見晴茶屋に着いて驚いた。自炊小屋から通常小屋に変わるらしく工事中だった。いつから営業になるのかは書かれていなかった。

 

【↑ 紅葉はまだこれからだが気持ちのよい登山道】
 下の方の木は思っていた通りまだ紅葉は始まっていない。土日は混む登山道だが静かで心地よい。


【↑ 標識の下に緊急時用の連絡先】
 一本松で一休み。一本松ってどこ?とあたりを見回すと奥の方に1本アルアル!今までシミジミ見たことなかった!このとき既に体がけっこうきつかった。寝不足が響いているようだ。

 ところで標識には緊急時に連絡する番号(その場所がどこか知らせるためのもの)がついている。秦野の警察と消防署の電話番号が書かれており、まだ新しい。この先もずっと続くが、最近付けられたのだろうか?今まで気づかなかった。携帯の普及はたいしたものだ!

 ゆっくり歩けば馴染んでくるだろうと再び歩き出すが、どうも調子が上がらない。そのうち後から来る単独の男性(なぜか多かった)に次々抜かれる。
 途中富士山の展望があり、少し雲が出ているのが気になった。山頂からの富士山展望を楽しみにしていたのに、おもったよりすっきりした富士山ではなかった。

 堀山の家(小草平)を過ぎると少しずつ紅葉の木が現れ、足元には可愛いリンドウやリュウノウギク?の花!気持ちが和む。

 いつもきついと感じる階段をようやく登りきって到着した花立山荘で一休み。そこから眺める山の斜面は紅葉が始まっていた。花立山荘から金冷シまでの眺めは素晴らしかった。紅葉はまだ早いだろうと期待していなかっただけに感激。じっくり堪能。

 ところで木道や登山道整備のロープが増えている。木のにおいがまだ新しい。この山域は来るたびどこかしら手が加えられている。金冷シの先も木道が新しく設置されていた。人気の山だけに保護や整備が必要なのかもしれないが、歩きやすくなったと言おうか、歩きにくくなったと言おうか・・・・
 

【木道とロープが新しい】

 ←「こんにちは!」
 山頂までの木道が整備されていた。
 土日は混雑の山頂も、平日はこの通り静か。
 そして富士山(ズーム)。
360度の展望の中にある富士山はさすが悠然として見事!冠雪が富士山らしい。松を描けば昔の銭湯か・・・

 山頂ではのんびりと長いこと展望を楽しんでいた。北岳など南アルプスや八ヶ岳もかすかに見える。このまましばらく山頂展望を楽しんで同ルートを下山しようかと思っていたが、鍋割から登ってきたという単独の女性と話している内に気が変わった。時間を見ると14時近い。タイムリミットぎりぎりだがやはり鍋割山に廻っていこう。この稜線をやはり歩いていきたい。
 塔ノ岳から鍋割山の稜線はいつ歩いても気持ちよい。
 鍋割山山頂で休んでいると、後ろから若い男性が一人やってきたが、もう他には誰もいなかった。今回は小屋に寄らず、まだ見えていた富士山を眺めながら一休みした後急いで下山。

【鍋割山下山】
 紅葉はこれから山頂を下っていくようだ。

 後沢乗越から二俣へと向かい、沢まで下りて見上げると山肌が紅葉している。もう一度来てみたいな〜と思いながら、登りのときとは打って変わった急ぎ足で大倉までもどった。

 時間は17時。駐車場が閉まる時間、かろうじてセーフ。靴を履き替えたりしている間に周囲はあっという間に暗くなっていった。

 林道の途中で休んでいたお二人(ご夫婦?)は、後沢乗越で間違えて栗ノ木洞まで行ってしまい、そこから下山してきたと言っていたが、大丈夫だっただろうか?と自分のことを棚にあげて心配している。
 帰りの東名も順調で無事帰宅。間もなくトシちゃんも無事帰宅。聞けば同じ秦野中井ICだったそうだ。って、遅いって!・・・ということで下にオマケ、題して“トシちゃんカートで走る!”(大井松田カートランドにて)