屋久島・太忠岳
 (たちゅうだけ1497m))

雨上がりの原生林は清々しくて気持ちよかった。往復誰とも会わず静かな一人歩き!
ヤクスギランドの散策も一緒に!野鳥の囀り、沢音、雨に濡れた緑に元気をもらった♪

 H17年5月3日(火)
  天気;曇り
  Member.2人(夫婦)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
ヤクスギランド駐車場4:40〜蛇紋杉8:05〜太忠岳7:00-25〜蛇紋杉8:55-9:00〜沢津橋9:35〜駐車場9:50


4/28−5/1宮之浦岳縦走へ

5/2モッチョム岳へ
5/4開聞岳へ

中央三つのピークの左端が太忠岳:4/28太鼓岩より】

 夫は疲れたというので一人で太忠岳へ。この日は離島の日、トッピーに乗り遅れたら大変なので、5時前にヤクスギランド駐車場を出発。ヤクスギランド150分コースに途中まで沿っていく。暗かったのでヘッデンをつけ、足元に気をつけながら、登山口を見落とさないように行った。それにしてもこんな状態で、よく私だけの一人歩きを心配しないものだと思う。逆の立場なら私は夫が心配になるのだけれど・・・。心配されない私は何者?ちなみにこの日は登りも下りも誰一人出会うことなく、本当の一人歩きだった。

 倒木の蛇紋杉はすぐ分かった。そこで150分コースとは分かれ山頂へ向かう。雨は降っていなかったがここ連日の雨で緑がとてもきれいだ。杉の大木も苔も生き生きしている。心細かった暗い夜明け道の一人歩きも次第に明るくなってくれば逆にのびのびと気持ち良い。その開放感を味わいながら、夫の背中は随分と視界を妨げていたのだなぁと
感じ入る。自分のペースでの一人歩きも良いもんだ。休まず急がず、ゆっくり楽しんだ。

 前夜小冊子を読んで頭に入れたコースを反芻しながら、そろそろ山頂だと思った頃、山頂シンボルの大岩(天柱石)が現れた。思いっきり見上げる大岩に、承知していても唖然!ただただびっくりだった。ぐるりと東側に回りこんでどこまで行けるものか捜したが、よくわからない。祠のあるところまで行き、お参りしてから下りてきた。岩の上に立つのは無謀と諦めた。この上に立つ人はいるのだろうか?

 展望は海が見えた。太鼓岩から見た太忠岳だが、ガスってその逆は見えず残念。晴れていればきっと展望がいいのだろう。メールを打ち、一人の山頂を楽しんでから同ルートを下山。誰一人出会わぬ静かな山歩き!写真を撮りながらじっくり堪能。

 蛇紋杉のところで再びヤクスギランドの150分コースに合流。同ルートを戻ろうか、先に行こうかと迷っているところへハイキングの親子連れがやってきた。前日太鼓岩まで歩いたそうだが、太忠岳には行かないと言う。私はこのあと結局150分コースの残りを歩くことにした。このコースもいろいろな杉の木があって楽しめる。途中には花之江河へのルート登山口や、沢、橋、鹿、などいろいろな変化、出会いがあって面白かった。このコースでは数名の人とすれ違った。

 駐車場に戻ると夫が待っていた。夫も150分コースを歩いて少し前に戻ってきたばかりだったそうだ。

 時間的には余裕をもって下山できたので、その後安房の方へ戻った後、昼食とガソリンの給油を済ませてレンタカーの返却。早めに安房港へ送ってもらった。予定通りトッピーで鹿児島港へ。

【太忠岳山頂のシンボル(天柱石)】

【登山道からの風景】

【趣きある登山道】


【太い屋久杉がいっぱい】

【安らぐ水音】


【新緑がきれい】

【ヤクスギランドにて】


【ヤクスギランドにてゆっくり寛ぐトシちゃん】

【その日のうちにトッピーで鹿児島へ】



【そして鹿児島:大久保利通像の前で】

4/28−5/1宮之浦岳縦走へ
5/2モッチョム岳へ
5/4開聞岳へ