群馬県袈裟丸山の小丸山(小袈裟)まで
(こまるやま 1676m 地図 )

 アカヤシオを見に行こうと前夜決めて深夜の出発。いつもより花付きは少ないようでしたが可憐できれいでした。小丸山山頂はまだ蕾もありました。いろいろバッタリもあったりしてまたまた思い出に残る山に♪
 H24年5月19日(土)
  天気;晴
  Member.2人

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
 塔ノ沢登山口8:00〜寝釈迦〜避難小屋〜賽ノ河原〜小丸山〜賽ノ河原〜つつじ平〜折場登山口16:00頃(所要時間約8時間)



 翌日は鳴神山へ

↑ アカヤシオ

 
この時期になると見たくなるアカヤシオ。
前夜思い立って、今回は袈裟丸に行きました。





 でも初めから小丸山までのつもりで塔ノ沢コースにしました。

 駐車スペースは登山口に近い所で5〜6台は置けそうです。その手前にももう少し広いスペースがあるので20台以上は大丈夫そうです。

 登山口側の駐車場にはトイレが一つあり、水洗ではありませんがきれいでした。トイレットペーパーもついていたのでどなたか管理してくださっているようです。

 
 4時ごろ到着し、3時間ほど仮眠。7時頃起床で8時頃出発。

 6時前から登山者の声がしていましたので、その頃には皆さん出発された後でした。

 賽ノ河原までの間に出会ったのは下りの方お一人、上りで釣りの人を見かけただけ。塔ノ沢コースは静かなのがお気に入りです。

 
 キケマン。

 袈裟丸山は何回か来ていますが一番最初に登ったのがこのコースで今回は二回目。前回はテント泊装備でした。

沢沿いを行くこのコースは涼やかで
新緑もとてもきれいです。



 スミレ数種やニリンソウなど咲き、重いザックで苦しくても癒されたものでした。そんなことを思い出しながら今回もまたのんびりと行きます。
 


 橋がかかっている所もいくつかあります。

 写真を撮りながら行くのでなかなか前へ進みません^_^;

 クワガタソウ。沢山咲いていました。

 ヤマツツジも。

 朝8時20分頃の気温は13℃くらい、歩くには気持ちよく、立ち止まるとヒンヤリしてました。

 

 今は腰痛が完治していないのでザックは極力軽めにしています。またテント装備で歩けるかどうか・・・。

コチャルメルソウ

 
咲き残りのハナネコノメ


きれいな新緑 

 
何度か渡渉しますが
登山靴でオッケー。


 キジムシロかミツバツチグリか・・?

 渡渉の多いコースですが、所々にこうしてしっかりした木橋もあります。

  寝釈迦の入口。

 2〜3分で寝釈迦に着きます。
 
諸説はいろいろあるようですが、
いつ、だれが作ったかは不明。

御影石で浮彫りされた寝姿。
そのお顔は風雨でかなり平面的になっているようです。

 
寝釈迦の向こうには自然に出来たという相輪塔


寝釈迦の塚を振り返ったところ、
休憩できるベンチもあります。 

 

 
コバイケイソウの若葉の緑もきれいです。

 
ヤマエンゴサクも。


 賽ノ河原まであと0、8キロ。
 
見上げると桜

 
山桜でいいのかな?
まだ見られるとは!(@_@;)

 
そして落葉松の新緑も初々しい


 避難小屋に着きました。相変わらず新旧二つの小屋がありました。

 新しい方はすっきりときれいです。寝る場所というよりは休憩場所のような造りに思えます。

 古い方はまさに避難小屋。

 布団やお鍋などありました。以前見た時は誰かが住んでいるみたいという印象でしたが、この小屋を頼りに来る人も居るということなのかな・・・。できれば泊る時は自分のシュラフを持ってきたいところですが、避難小屋として有り難いかもしれません。

 トイレは相変わらず傾いています。使えるのかどうか未確認。

  ここまでくれば賽ノ河原まではあと一息。

 先に進むとやっとアカヤシオが見えてきて嬉しくなります。


 
 

 

 


 賽ノ河原。ここからは弓の手コースと合流しますから途端に賑やかになりました。

 でもここからが見晴らしもアカヤシオも楽しめるところ。


 


 
 
袈裟丸山。今回はパス。

 
赤城山

 

 

 

 

 


  電波塔の所で大休憩。

 
 昨年はどの木も花付きがよく見事だったそうで、今年は寂しいというお話でした。

 そんなことを話しながらお互いに写真を撮り合って。

 するとここで思いがけなく庚申山で会ったKさんご夫妻とバッタリ!驚いた表情の奥様から声をかけて戴きながら最初は分からなかったのですが、当時を遡り徐々にほぐれていく記憶!改めてその再会にびっくりでした。

  ビックリバッタリは続きました。

 なんとテントミータカさんとここで会うとは!こんな人の多い所にも来るんですね〜と、思わず言ってしまいました。

 しかもこの辺り登山道があちこちにあって、どうかすれば気付かずに行き違ってしまうような場所です。現にタカさんは知らずに通過した後でミーさんがたまたま休憩中の私達の目の前に現れたのでした(^^♪

ヒメイチゲ

 
 
つかず離れず?一緒に小丸山山頂へ

 
日光方面
日光白根山や男体山


小丸山山頂から袈裟丸山
今回はお二方も眺めるだけとのことでこの後もご一緒に。

 
 


 思いがけない所で何度こうしてバッタリ出会っていることでしょう。

 百戦錬磨のお二人ですがこうして山の嗜好が似ている所もありまして、面白いものです。


 
 
野鳥を撮るのは難しいですが私にしては上出来?
ヒガラだそうです(テントミータカさんより)。

 

 

 

 


 賽ノ河原。

 ここから塔ノ沢を下りる予定でしたが、車で転送してくださるということで私達も一緒に弓の手コースの折場口へ。ラッキー♪

この日は快晴でした。

 

 
展望台からつつじ平辺りでショウジョウバカマ

 
そして袈裟丸山を眺めていたら・・

 
動き回る鹿の一家がおりました。

 

 

 

 

 気持ち良い稜線

 

 
振り返って前袈裟への稜線
山桜もきれいに咲いてました。

 
ミツバツツジは蕾のものも咲いているものも!

 
数輪咲いていたシロヤシオ
まだ咲いていないと思っていたので
これだけでも嬉しい!

 


 折場口に到着。

 こちらもトイレが一つあり。塔ノ沢口のトイレと同じつくりでした。

 水場もあり。駐車場は広いですが、それでも路駐になるほどこの時期は混みあいます。

 ここからミータカさんの車に乗せて戴き塔ノ沢口へ。感謝です。

 塔ノ沢に着くと今度はユキミチさんご夫妻に。

 初めてお会いしますが、実は初対面ではなかったそうで、三週間前の道の駅つちゆでも会っていたそうです。それを聞いてまたまた驚きました。同じように三春の滝桜や仁田沼の水芭蕉を見に行かれたそうで、いろいろと共通の話題に花が咲きました。

 拙い我が山記録のHP&ブログですが、いろいろなご縁が繋がって恥ずかしいやら嬉しいやらです。皆様ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

 それにしても今回は再会ばかりのバッタリ遭遇で、驚きました。

 先に帰られたテントミータカさんと水沼駅のかっぱの湯で再びご一緒に(^^ゞ

 ここはホームに温泉という珍しい駅です。車で行って外からも入れます。

 電車が入ってくるホームに温泉。


 近頃時間が無く山情報不足のため、翌日は別の山(観光?)の予定でした。トシちゃんが直前に拝見したインレッドさんの鳴神山情報についても調べる間が無く家を出てきてしまったものですから、改めてテントミータカさんから詳しく教えて戴きました。一度行ったことがあるはずと思いつつ、うろ覚えでしたが、意外にも近かったので予定変更。急きょ行くことにしました。