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山梨: 乾徳山 (けんとくさん 2031m クリック地図 ) |
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前日の西沢渓谷のあと行先はいくつかの選択肢がありましたが、前週予定していて変更になり、なおかつ西沢渓谷からの移動が最短で済む乾徳山にしました。紅葉はまだ見ることができ、快晴で展望もよく、満足な一日でした。 | |
H24年11月4日(日) 天気;曇り時々晴れ Member.2人(トシちゃん、sanae) 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 無料駐車場(850m)6:52〜駒止8:20-28〜銀晶水〜錦晶水9:02-06〜月見岩〜扇平(1850m)9:56〜乾徳山山頂10:57-12:10〜もう一つの乾徳山12:25?〜分岐12:55〜国師ヶ原(避難小屋)14:00-42〜大平分岐14:44〜道満山15:43-45〜林道16:19〜無料駐車場16:30 |
↑ 乾徳山山頂 |
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トラック(赤) (緑は入れていったルート;) |
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前夜は道の駅まきおかで車中泊。道の駅みとみもあるので車ですと便利です。西沢渓谷に行った人が大勢やってくるのではないかと思いましたが、さすがにあの混雑はありませんでした(^^ゞ |
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地図でチェックしたのとは少しずれていましたが、徳和川沿いの無料駐車場へ。十数台置けそうです。既に数台ありましたが、まだ十分余裕はありました。満車になった時は近くに有料(500円)の駐車場もあるようです。 入山メモを投函して出発。 |
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徳和川沿いに上流へ向かって歩き出します。朝7時ごろですが日が当たっている正面の山には紅葉している木が目立ちます。 |
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庭先?に咲いていたムラサキシキブ。園芸種だと思いますが見事ですね。とてもきれい♪ |
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乾徳神社の側を通って。手を合わせ山行の安全をお願いして進みます。今回は岩場もありますし、トシちゃんは初めての山ですしね^^; |
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林道から登山道へ。 |
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てこてこ歩いて銀晶水。ちょろちょろと流れていました。ここはそのまま通過して先へ。 気温は3度台ですが歩いているとやはり熱くなり、上着を脱いで長袖シャツ一枚に。 |
ぽつぽつと紅葉 |
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駒止で大きな石をベンチ代わりに少し休憩。差し込む陽射しが気持ちよく、気分が明るくなります♪ |
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錦晶水。こちらは今回もしっかり水が流れています。 |
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側に置いてあった竹風のコップを拝借していただきました。冷たくて美味しかったです。 |
木の間から見えてきた乾徳山 |
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樹林を抜けて目の前に乾徳山。 足元の日陰には霜が降り、サクサクと霜柱を踏んでいきました。 もう冬なんだなぁ・・・ |
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間もなく国師ヶ原。左は下山路で国師ヶ原ヒュッテ(素敵な名前ですが無人の避難小屋)方向。右に道満尾根。直進して乾徳山への分岐です。 |
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乾徳山へ「まだ1時間45分かかるのかぁ・・・」とトシちゃん^^; これからが大変なのよね^^; |
進む右手にはお像がありました。 |
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ウム・・・ 山の神様でしょうか? |
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次第に笹の茂った風景となりますが、落葉した樹林帯は明るく青空が広がっていました。 う〜ん、なんて気持ちいいのでしょう♪ 間もなく若い男女のグループが後ろからやってきました。皆さん大きなザックを背負っています。「小屋泊?」と聞くと「そうです」という返事でしたが中にはデカザックの人もいたりして、もしかしたらテントも持っていたのかな? 「縦走?」と聞くと途中にザックを置いて乾徳山ピストンとのこと。それなら小屋に置いてくれば良かったのに・・・なんて思ったのですが、この先の見晴らしの良い場所でお昼の大休憩をしたのかもしれませんネ(^^ゞ しかし小屋を出てきたばかりとはいえ、大きな荷物なのに元気が良かったこと!(^^ゞ |
登る途中、開けたところで振り返ると見事な富士山 |
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月見岩の周辺は広々として数グループ休憩中。 この富士山を見たらゆっくり堪能したい気分にもなります。 |
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でもまだ先は長い・・・とにかく山頂へと向かうトシちゃん、扇平(1850m)を通過します。 |
登山道はがらりと変わり、岩場が出てきました。 | |
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ヒゲソリ岩。なんでヒゲソリ岩なんだ?と思います(^^ゞ |
えっ?えっ?こんなに岩場だらけだったっけ? |
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えっ?まだ岩? |
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えっ?はしごも?・・・と過去を振り返りつつ体の向きも後ろ向きにして下りますが、俄かに思い出してきました。 私は今回3回目かな?記憶ではもっと来ているような気がしましたが(笑; 曖昧な記憶を記録で見直すとH5,7/9とH11.10/17に来ていました。早くも13年たっていましたが、随分と記憶違いが・・・汗; |
トシちゃんはここが一番怖かったそうな! |
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落ちたら奈落の底のようだと! 確かに・・・ 高度感あるかも(^_^;) |
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一息つける場所にはご褒美が待っていました。 |
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南アルプスも♪ |
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そして最後の難所! トシちゃん意外にもしっかり登っていきます。 ![]() |
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下る人を先に譲ってから私も登りますが、 トシちゃんは見ている方が心配なようで モタモタしている私にしきりと注意の檄が飛んできます(^_^;) とはいえ、登りきるまで連写していましたけど・・・オィ(^_^;) |
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登りきれば背後にきれいな富士山 ようやくホッとします。 |
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山頂は岩だらけ。既に人が多く山頂写真を撮ってから休む場所を捜すのにウロウロしちゃいました(^_^;) |
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居合わせた人に撮って戴きましたが逆光なのに上手なショットです。 我らに焦点を合わせたものと2枚ありましたが 当然主役は富士山! \(^o^)/ |
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雲一つない空 見飽きない風景が広がっています。 |
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南アルプスと 眼下には黄金色の山並み |
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360度の展望(写真クリック拡大) ![]() 思えば今まで二回とも天気がイマイチで 展望は得られていませんでした。 こんなにスカッと見えたのは今回が初めてです。 |
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笠盛山、黒金山。 奥に秩父連山 |
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金峰山、国師ヶ岳から秩父連山へ至る山並み |
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ズームで金峰山の五丈岩 |
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山頂は常に賑わっていましたが、1時間以上山頂展望を楽しんだ我らも下山することにします。 同ルートを下るのはすれ違いが多そうだったので、予定通り下山路を行くことにしますが、こちらもけっこうクサリ場なんてあったりしたのね(@_@;) |
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いやはやこんな場面がまだ続くなんて・・・ |
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すっかり忘れてました(^_^;) |
振り返って乾徳山山頂と富士山 |
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下山路の分岐ですが、国土地理院の地図ではこの先にも乾徳山の記述があるので行ってみることにします。 |
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GPSでチェックしながら。 |
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ほぼ間違いないところまでは行き、なにか分かりやすい目印があるかと捜しましたが分かりませんでした。 |
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戻る途中、足が攣ったと固まるトシちゃん。岩場、鎖場でなくてヨカッタ・・(^_^;) |
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分岐に戻り、ここから下山路へ。 |
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こちらもまた歩きにくい道だったことは覚えてましたが、やはりテープを見落とすと一部分かりにくい場所や滑りやすい場所などもありました。 紅葉は先週の方が最盛期だったのかもしれませんが、それでもまだ綺麗でした。 |
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高原ヒュッテの屋根が見えて 広々したキャンプ場のような国師ヶ原 |
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明るくて気持ちの良い広場です。時間があればお昼寝したいくらい気持ちの良いお天気でした。ここから富士山が見えないのが残念。 小屋は入り口のガラスが一枚ありませんでした。昨夜泊まったという若者グループは寒かったのではないでしょうか?それにトイレが無いようです。 |
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コーヒーをいれて一休み♪ 30分以上ものんびりして歩き出そうとしたとき、鹿がやってきました。ここも人馴れしているようで、人の姿を見ても逃げようともしません。続いて何頭かきました。 |
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美人ちゃんですね〜 でも 此処にはアヤメやいろいろな花が咲いていたはず・・ もしかしたら食べられているでしょうか? 心配になりました。 |
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朝通ったこの分岐を私たちは道満尾根へ向かいます。大平方面に下山されるという方と途中までご一緒しました。 |
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分岐から道満尾根へと行くのは私も初めてです。 |
こちらもまた富士山が いと美し! |
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ここも富士見百景なのだそうです。 |
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同じ場所から乾徳山も見えます |
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ズームで |
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大平に向かうという方は ザックを置いて写真を撮られていたので ご挨拶してお先に失礼します。 |
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ちょっと分かりにくい場所もありましたが、幸い先週GPSにルートを入れてあったので確認できて助かりました。 |
こちらを通る人は他に遇わず、 今までの人の多さが信じられないほど 静かなコースになりました。 |
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林道に出ますが、この林道を行くのではなく、この右側に登山道は続いています。 |
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少し緩やかな登りになり、道満山なのだと感じます。 |
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道満山山頂。樹林で見晴らしはありませんがここも暖かい日が射し込んで明るい雰囲気でした。 |
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思ったより紅葉、黄葉がきれいなルートでした。 |
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林道に出るとバス停までの表示があり、所要時間の7分をみて安心します(^_^) 正面のゲートは自分で開閉。 |
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道の角にはコース案内板があって分かりやすくなっていました。 |
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駐車場から出発したときは気づかなかったので、最初の入り口には無かったような気がします。見落としたのかもしれませんが、ご注意ください(^_^;) |
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駐車場には4時半ごろ到着。 念のために、駅に向かうバス最終便は16:51でした。 近くにトイレもあるようでしたが寄らずに道の駅まきおかへ。 |
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お土産に巨峰おざらという麺と、ソフトクリームを購入。カメラでは暗くなっていますが、奥に富士山がちょこっと見えています(^^ゞ |
久しぶりの乾徳山でしたが三回目にも関わらず岩場が記憶の彼方になっていたので新鮮でした。加齢とともにこれからはこんな風に、あるいは初めての山だなんて言いそうな自分が怖いです(笑; |
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