山梨;坪山 (つぼやま 1102.7m)(クリック地図 ) |
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淡い期待も空しく前日の雪でヒカゲツツジもイワウチワもだいぶやられてました(時期的には先週の中頃までが見頃?)。登山道は雪で滑りやすくかなり気を遣いました(特に下山時)。でも天気に恵まれ山頂展望は360度。白い富士山も上部だけですがきれいに見られ、周囲の山々の山座同定が楽しめた山頂でした。 | ||
H22年4月18日(日) 天気;晴 Member.2人(トシちゃん&sanae) 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む。=は乗り物) 登山口7:05〜坪山山頂9:00-55〜登山口11:05 (所要時間約4時間・・休憩時間含む) |
↑ イワウチワ |
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赤線が今回のトラック (紫点線は下山予定だったコース) |
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夜から明け方に関東の東京も雪景色になった土曜日。神奈川県の我が家周辺は雨。午前中には早々雨が上がり晴れ間がのぞきました。山はどこへ行っても雪が残っているでしょう・・・間の悪いことに先週スタッドレスタイヤをノーマルに替えたばかり。遠出も気持ちが怯みます。 行きたい山は数々あり迷いましたが、トシちゃんの提案で坪山に決定。久しぶりですが、雪でヒカゲツツジはまだ残っているでしょうか。イワウチワは見られるかな・・と心配しながら向かいました。 |
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麓は桜が満開。ここでもお花見が出来ました♪ | |
ヒカゲツツジやイワウチワの咲く今の時期は混みます。細くて急登の場所もある登山道ですから、写真を撮りながらゆっくり登るため、朝少し早めに出発することにしました。 車は前回びりゅう館の駐車場に置き、バスで西ルート登山口に移動して登りました。今回は先に西ルート登山口に車を置き、下山したびりゅう館側の停留所からバスで車に戻る方法にしました(と、当初の予定です^_^;)。 登山口には数年前に建てられた水洗トイレがあります。ペーパーつきでした。 |
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登りはじめて足元にはタチツボスミレ。カタクリもありましたが既に終わり。 | |
最初からこの調子で先に進みません^_^; | |
ナガバノスミレサイシン | |
7時過ぎ、気温は9度。寒くはありませんでしたがこのあと杉林に入るとひんやりしました。見ると気温は6度に下がっていました。 | |
歩き始めたばかりですが麓にもまだ雪が残っています。上はどうかと気になりますが、一応軽アイゼンは持ってきていました。上はそれなりに雪が残っていて特に下りは気を遣いましたが結局使いませんでした。 | |
ミツバツツジ |
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【キケマン】 |
【カキドオシ】 |
まもなく御岳神社バス停からのコースと合流。眼下のバス停方向にも桜が満開です。本来バス停はコチラですが、坪山登山者のため道幅の広い手前の橋のところで降車できるようになったようです。人数が多いと停車時間が長くなるため安全な場所確保とサービスなのかもしれませんね。 | |
途中で西ルート、東ルートと分かれますが、もちろんヒカゲツツジ群生地の西ルートへ。坪山は今回4回目ですが、「東ルートは歩いたこと無いね」なんてこの時は話しながら・・・^_^; 杉林に入ると日影でひんやりしてきました。 |
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橋が濡れていて滑りそうでした。チョット怖かったです^_^; 沢の水はとてもきれいで川底の岩が白くてツルツルなのが見えています。 |
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ミヤマシキミ | |
落葉樹林帯になると気持ちの良い陽射し♪ | |
ミツバツツジも少しだけ。 | |
そして待望のイワウチワ |
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思わずひざまずきます。 |
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こちらも待望のヒカゲツツジ |
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時期ハズレの思わぬ雪にもめげず きれいに咲いていました。 |
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可憐です。可愛いです。 まるで孫娘のよう♪ |
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一方登山道は雪解けで大変でした。 | |
けっこう急登ですが、トラロープに助けられ。 | |
ゆっくり登っていきます。 | |
イワウチワ群生 |
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雪でちょっと傷んでいましたがきれいです。 |
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ヒカゲツツジと饗宴 |
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やはり雪で傷んでいるものが多かった。 |
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凍えて透き通ったものが多かった・・・ |
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でも、また出会えて嬉しい |
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天候次第ですから毎回開花時期が違います。 |
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前回は25日でも きれいに咲いていましたし。 |
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笹尾根 | |
足元はイワウチワからイワカガミの群落に変わっていきますが、イワカガミの開花はまだこれから。 | |
昨日は早めに天気が回復しましたからこの程度の残雪ですが、いったいどのくらい積もったのでしょう。 | |
山頂まであと一息。 | |
坪山山頂。1102.7mの低山ですが360度のすばらしい展望です。今回で4回目。Sさんに教えていただいて初めて登ったのは12月の暮れでしたが、その時は静かな山頂でした。展望を楽しむならば冬の晴れた日がお薦めです。バックは奥多摩。 9時頃で既に数名。狭い山頂ですが、少し早めに登ったおかげでゆっくりできました。絶え間なく登ってきますが、このあともっと混み合うことでしょう。 |
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頭だけちょこんと富士山。 |
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ズームで。 |
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大菩薩嶺 |
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左奥に奥多摩の雲取山。右は三頭山。 |
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三頭山 |
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左は奈良倉山。奥中央は飛竜山。雲取山は山頂看板に隠れてしまいました。 |
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奈良倉山 |
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小金沢連嶺方面 |
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立ち位置を変えて大菩薩嶺 |
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南大菩薩の稜線。左が滝子山。 |
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権現山 |
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丹沢方面も見えましたが、どの山も積雪のあとが見られます。 狭い山頂ですが、まだ早かったこともありゆっくり出来ました。 |
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風も無く終始穏かなお天気。青空も広がって気持ちのいい山頂でした。1時間近くものんびりしてようやく下山します。・・・ここで既に下山ルート間違えました。もう4回目だというのに^_^; | |
迂闊にもコースを間違えていることにまったく気付きませんでした。もうこの雪道の下りを滑らないように下りることで精一杯^_^; トシちゃんは何度滑ったことか(^o^) 知っている山なので今回GPSにはルートを入れてきていませんでした。トラックの記録をとるのが目的で、ルートを確認することも無く必死に下りていきます(^^ゞ |
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でも間違えたとすれば東ルートですから心配することもありません。 | |
こちらはほとんどお花が見られませんでした。登ってくる人とは3〜4グループにすれちがっただけ。花より空いているほうが好みの方はこちらがお薦めです(^^ゞ びりゅう館のほうに下っていたら、そちらは登ってくる人ともっとすれ違ったかもしれません。 |
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わずかにミツバツツジのつぼみ。 | |
木の間越しに笹尾根。 | |
雪がなくなってもこの日ばかりは湿っていて滑りやすい道でした。 | |
ストックを長くして慎重に。あぁ、みっともない格好・・・^_^; | |
途中にミツバツツジ |
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終わりかかっていましたが 最後のご褒美 |
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途中に見えた登りの西ルート |
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朝通った西ルート・東ルートの分岐点に着きました。これから登られるご夫婦?に「こっちはお花が無いですよ、そっち(西ルート)の方がいいですよ」とトシちゃんが声をかけています。ご夫婦もニッコリと笑って西ルートへ。 | |
麓では登る時に気付かなかったニリンソウの蕾がありました。咲くのはまだこれから。 | |
丁度満開の桜が青空に映えていました。 | |
ということでバスを使わずに車でびりゅう館へ。 びりゅう館の駐車場は登山者用も用意されています。西、東ルート登山口の駐車場はバス通り沿いに20数台置けそうですが置ききれず反対側の路肩にも随分駐車してました。 |
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びりゅう館で手打ち蕎麦をいただきます。ちょっと豪華にレディースセット。お蕎麦と麦ご飯の量が少なめ。1200円。天ざるのほうがお蕎麦が多めです。 | |
周辺には大勢の人?いえいえ、これはみんな案山子。村おこしなのかな?夜見るとびっくりします^_^; | |
バスはびりゅう館の方まで入ってきてくれます。バックで入ってきました。 | |
びりゅう館で買ってきたもの。 味噌味のじゃが芋(惣菜、手作り)、蕗味噌(瓶詰め、手作り)、さしみこんにゃく(手作り)、ウド、こごみ、クレソン、青菜(名前は忘れました^_^;)。全部で1220円。安いです♪ 天気の寒暖激しく、物価高騰の折助かります。 |
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で、今夜の我が家のメニューは山の幸。 トシちゃんの好きな動物性たんぱく質がありませんが ボリューム満点。しかもヘルシー♪ |
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でもヘルシーでなかったのが愛車X君。山の帰り右カーブを切るたびにキュルキュル音がします。早めに帰って来れたので途中車屋さんに寄って診て貰いました。その結果入院。原因も分かって修理完了、翌日には退院となってホッとしました。GW前で良かったです♪ | |
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