H18年04月29日(土) 天気;晴れ Member.2人(夫婦) 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) びりゅう館(登山口P)=(バス)=登山口(御岳神社バス停)9:05〜坪山山頂10:40-11:15〜びりゅう館(登山口P)13:00 |
【ヒカゲツツジ】 |
坪山は3回目。前回は4年前だった。時期的には少し遅いが今年は開花が遅れているというので行ってみた。 | |
電車で行っても良かったのだが今回も車で目的地へ。GWの初日で小仏トンネルの手前は早くも渋滞。 上野原ICをおり、小菅方面へと進む。道路は一部狭いところもあるが、バス通りなので走りやすい。阿寺沢バス停近くのびりゅう館目指して進んでいく。 びりゅう館側の学校前バス停でバスの時間を確認し、びりゅう館の駐車場に車を止めた。 仕度している間に職員が出勤、びりゅう館を開けてくれたのでトイレをお借りしてバス停へ。 |
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上野原駅8:28発飯尾行きは間もなく来た。学校前8:56発に乗り御岳神社バス停で下車。その一つ手前の停留所もまた坪山登山口になっており、トイレもあることからここで下りる人の方が多かった。バスの運転士さんが丁寧に教えてくれていた。 | |
私たちは御岳神社前で下車(200円。上野原駅から940円)。バスの進行方向に少し歩いていくと坪山登山口と書かれた標識がある。 橋を渡り、御岳神社の前を通過して登山道へ。 早くもチゴユリ、ヒトリシズカ、ヤマブキ、エイザンスミレ、カキドオシ、タチツボスミレ、トウゴクミツバツツジなどが次々と現れ、気持ちを和ませてくれる。 |
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【チゴユリ】 |
【ヒトリシズカ】 |
【オカスミレ or アカネスミレ?】 |
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写真を撮りながら、新緑の中をのんびりと登っていく。登りは急で、ふくらはぎが思いっきり伸び、気持ちいいのを通り越して、痛いくらいだ。 群生地のイワウチワとイワカガミはほぼ咲き終わっていたが、嬉しいことにほんの数輪残っていた♪ |
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【イワウチワ】 |
【イワカガミ】 |
そしてお目当てのヒカゲツツジ。登り始めの頃はもう時期が遅かったかなとがっかりしたのだが、登るほどに凄い!凄い!が連発。きれいなヒカゲツツジが山頂までず〜っと続いていた。 | |
ひたすら登りの途中には、安全と植物保護の目的らしく、トラロープが随所に張られていた。 4年前に来た時より入山者が増えているようで、かなり整備されていた。 |
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登りはそこそこきつい。 | |
この群生!見事な咲きっぷり!急登も登る甲斐がある。 | |
【ヒカゲツツジと三頭山】 |
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ひたすらの登りで、登りつめれば山頂。山頂は狭い。のんびり休んでいるとたちまち山頂はいっぱいになり、賑やかになった。 山頂からはやや春霞がかかっていたが、周囲の山が見渡せ、奥多摩の雲取方面も見えた。簡単にお昼を済ませ、団体さんもいたので山座同定もそこそこに、びりゅう館方面へ下山。松姫鉱泉方面への下山道も整備されていると書かれてあった。 |
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今度はピンクのトウゴクミツバツツジや山桜が続き、ヒカゲツツジも所々に咲いていた。 | |
下りも急だった。登っては下り、登っては下り・・・。小さなピークのアップダウンの連続だった。 | |
初めてここに来た時は逆コースを歩いているが、今回のコースの方が良いと思った。 | |
落葉樹が多く、芽吹きがいっせいに始まっている。気になったのは、アセビの木がかなり伐採されていた事。 | |
下るとますます新緑が美しい.。この山は花の山であると同時に春の新緑、秋の紅葉が楽しめる山だ。 ただ、気楽なハイキングというよりは少し山慣れた人向けかもしれない。 |
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【ナガバノスミレサイシン】 |
【ヤマブキ】 |
【イカリソウ】 |
【イカリソウ】 |
【シュンラン】 |
【アカネスミレ】 |
下りもまた、チゴユリやヒトリシズカなどの他に、思いがけなく沢山のお花を見ることが出来た。 のんびりと下って、びりゅう館に到着。お蕎麦を食べた。天ざる850円、安くて美味しい。 |
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特産物のお土産もいろいろ売っている。これはその中の一つ、クマガイソウ。初めて見る。野生は盗掘などで、随分と減ってしまったと聞く。 一鉢1000円。増やして再び山へ戻すということはしないのかな? |
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