八ヶ岳;天狗岳 (西天狗岳2645.8m〜東天狗岳) (クリック地図 ) |
||
|
||
不安定な天気が続き久しぶりの山。雨上がりで石の多い登山道は滑りやすくて大変でした。気温は東天狗岳山頂で8℃、寒いほどでした。しばらく歩いていない間に山は早くも秋を通り過ぎて初冬の装いが必要な気候になっていてビックリ。これからは衣類、装備に注意が必要です。 |
||
H23年9月23日(金) 天気;晴時々曇り Member.2人(トシちゃん&sanae) 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む。) 唐沢鉱泉P7:53〜西尾根8:55(小休止)〜第一展望台〜第二展望台〜西天狗岳11:08-12:40〜東天狗岳13:00-11〜中山峠14:10〜黒百合ヒュッテ14:15-30〜渋温泉分岐15:11〜唐沢鉱泉16:10 (所要時間約8時間20分) |
西天狗岳より:バックは東天狗岳 |
|
|
トラック |
|
途中中央道の八ヶ岳PAで仮眠し、唐沢鉱泉の駐車場に着いた頃には既に20台ほどの車が駐車。全部で25台くらいは停められそうですが、下山した頃には向かいの路上にも数台。奥には唐沢鉱泉の駐車場がありますが、そちらは宿泊者のみなのかどうか未確認です。 | |
駐車場の奥にはトイレあり。冬季の使用期間は未確認ですが水は使用不可。 | |
少し上に行くと唐沢鉱泉。日帰り湯は700円。 | |
前回と同じコース、しゃくなげ橋から西天狗、東天狗、黒百合ヒュッテへと回る周回コース。 |
|
登り始めから気温は9℃と低く、手袋といっても軍手でしたがはめていきました。 | |
マムシ草。この時期真っ赤な実が目を引きます。 | |
雨上がりの道。 |
|
秩父にも似た樹林帯。 しばらく展望のない登りが続きます。 |
|
きのこも其処此処に。 |
|
しっとりと落ち着いて静かな登山道。 時間的に良かったのか、 この時若い男性一人が抜いていっただけ。 あっという間に姿が見えなくなりました。 |
|
樹林の奥に北八つ方面がうっすらと。 |
|
シラタマノキかな?サロメチールの匂いがしませんで? | |
西尾根稜線に。 少し明るくなり、久々に山の爽やかな空気を感じました。 |
|
ここで一休み。朝食を食べずにきたのでおにぎりタイムです。 私はここでもあまり食欲がなく、食べずに登っていったのが良くなかったのかもしれません。この先だんだん足が重くなってきます・・ |
|
西尾根に出ても見晴らしはありませんが 癒される樹林帯です。 |
|
展望が開け正面に西天狗岳、根石岳、箕冠山 根石山荘も見えていました。 |
|
その稜線の上には広がる青空・・・?と怪しい雲 |
|
南アルプス方面は雲海。 |
|
主峰赤岳方面は雲が多かったので一先ず上の第一展望台へ。 | |
この辺りはコメツガなどの針葉樹が多いので、一面の緑色。 | |
第一展望台より。 奥に西天狗岳 |
|
主峰赤岳。左へ横岳、硫黄岳。 阿弥陀岳や編笠山方面は雲に隠れています。 |
|
赤岳、中岳、阿弥陀岳を挟んで(^_^)p |
|
南アルプス方面はやはり雲海の彼方 |
|
ゴゼンタチバナの実 | |
背後に南アルプス方面。 雲海もまた良し(^^♪ |
|
小さな葉にも小さな秋が少しずつやってきています。 | |
第二展望台 | |
第二展望台から西天狗岳。残念ながら雲が上がってきてしまいました。 | |
雲の切れ目に見える西天狗岳。 前回は雪山でしたがこうしてみると岩岩なコースです。 |
|
鞍部から樹林帯の登り。 | |
樹林帯を抜けると見晴らしの良い登りになります。 | |
でも見上げるとずっと岩だらけ(汗; 積雪期はかなり急斜面に感じましたが雪が無いとこんな登山道だったのですね。 |
|
後続の方に先を譲りながら山頂に到着。 けっこう賑わっています。 |
|
西天狗岳山頂からバックは東天狗岳。 |
|
側には石仏。 | |
先ずはかんぱい。今日は車で日帰りですからノンアルコールです(^^ゞ | |
汗かいたあとのビールは美味しい! |
|
おでんにも合います! まだ山は暑いかなと思いつつ持ってきたおでんですが、山頂は意外にも寒くこの時気温は9℃。なんと前回1月の積雪期と同じ気温でした(と思ったら前回はマイナス9℃でした^_^;)。このあと東天狗岳では8℃になるし・・・ |
|
寒いと言いつつ山頂ではいつもの〜んびり過ごす我ら。 そしてフリースやら合羽やら着こんだまま東天狗岳へ。ここもこんなに岩だらけだったっけ・・・ 思えば天狗岳は無雪期より積雪期に登ることが多かったと今更ながら気付きました。 |
|
東天狗岳で。辺りはすっかりガスに覆われてしまいました。 | |
先ほどまでいた西天狗岳すら見えなくなってしまいましたがやはり嬉しい。 | |
10分ほど山頂で晴れるのを待ちましたが諦めて下山します。この時気温8℃。 | |
下りはじめると最初は雲がかかっていた北八ヶ岳、蓼科山が見えてきました。 北アルプスや浅間山は雲の中。 |
|
天狗の奥庭分岐より | |
東天狗岳と西天狗岳。 |
|
蓼科山と眼下に黒百合ヒュッテ。 今頃は天狗岳もすっきり晴れているのだろうか・・・^^; |
|
イワツメクサ まだ少しだけ咲き残ってました。 |
|
ニュウ |
|
|
|
|
|
蓼科山が中山に隠れてきました。 こちらのコースも岩岩。 雪の時期の方が歩きやすいことを 改めて感じました^_^; |
|
青空に白い雲がモクモク。 |
|
途中見かけたホシガラス |
|
中山峠。 四方からの合流地点で丁度人が集まって賑やかでした。 |
|
私達は中山峠から左、黒百合ヒュッテへ。 テントが並び、見知った人はいるかなと思いましたが誰もいませんでした(^^ゞ こういう光景を見るといつもならいいなと思うのですが、今回はテントを持ち上げる元気がなかったのでその寛ぐ様子に微笑ましいものを感じながら素通りします。 小屋の前で私達も一休みしてから下山します。 |
|
こちらも夏道は歩いていなかったようで、その石の多さに驚きました。しかも前日までの雨で濡れて滑りやすい石の連続・・・辟易しました。 | |
小学生くらいの男の子と一緒の父子連れを先に見送りましたが身軽な子どもといえども運動靴では滑りやすいのでしょう、かなり歩きにくそうでした。途中で交代し先に行きましたが、それからは登ってくる一グループとすれ違った程度の静かな登山道。 | |
渋温泉分岐。 唐沢鉱泉へと向かいますが、こちらも相変わらず湿った岩の連続でした。 |
|
ようやくホッとして写真を撮りますが、そういうわけで大変な場所でのショットはありません(笑; | |
これでも結構歩きやすくなってきています。 | |
途中の橋を渡って。 | |
長い樹林帯が続きます。 途中唐沢鉱泉の屋根が見えてくると、あと15分くらいだろうと目星をつけるトシちゃん。ほぼその通りでした、お見事! |
|
林道に出れば唐沢鉱泉まであと少し。 林道沿いにはトリカブトの花。 |
|
お疲れ様(^^ゞ 装備は冬用を用意しても早くはないと知った一日でした。 |
|