今回のコース(地形図をクリックすると拡大します)
(場所はコチラ


 道の駅とみさわから早めに出発し、樽峠登山口へ。登山口にトイレはありませんが、途中森のオアシスというところにも公衆トイレがあるようです。

 ゲートが見えたところで左手に広場があり駐車。6時前だったのでまだ他の車はありませんでした。
 此処までのアプローチは舗装されたやや広めの道路で比較的楽でした。

 ゲートを左に見ながら広場の前に伸びた道へと進みます。
 「樽峠→」と明確な標識。

 広場から少し登ったところにも数台停められそうです。ただし林道としては行き止まりなので方向転換のスペースが必要になります。

 一度ここまで車で来ましたが、先ほどの場所に引き返しました。
 林道行き止まりの場所に樽峠登山口、樽峠40分とあります。

 我らはこうしてお花を撮りながら行きますからなかなかコースタイムでは行きません^_^;

 これは何イチゴだろう?
 朽ちた木橋を渡ります。我らが乗ってもまだしっかりしています!?^_^;

 ここには樽峠を経て高ドッキョウ、貫ヶ岳方面登山口と書いてあります。地形図には貫ヶ岳への登山道が載っていなかったものですから、どちらにも行けるとあって一安心。
 ホウチャクソウ。このコースはあまり花が咲いていなかったので数少ない一種でした。

 沢音を聞きながら。
 樽峠までは植林が続きます。
【キランソウ】

【タケシマラン?】なのか?


植林の中、早朝で薄暗かったためきれいに撮れません。
下山時も写したのですが、やはりダメでして・・・
タケシマランとイマイチ確信がもてません。


 フタリシズカはまだ蕾。これからです。

 沢を一度横切って。
 コアジサイ?

【ケマルバスミレ?】




【アオイスミレ?】


少ないお花を見ながら




 いったん林道へ出ます。一般車は通れない林道のようです。
 林道から2,3分で樽峠。

 登山口から40分ですが案の定タイムオーバー^_^;
それにしても15分もオーバーはかかりすぎ?(笑)


 高ドッキョウまで2時間30分とあります。反対側は平治の段と書いてあり、貫ヶ岳とは書いてありません。

 先に高ドッキョウへ。
 コクサギ。お花は初めて見たような気がします。葉が2枚ずつ左右に交互につくので分かりやすい木です。





【ツボスミレ(ニョイスミレ)?】




GPSのバッテリーがなくなりそうなので交換。




 新緑がとてもきれい♪

 トウゴクミツバツツジが少しだけ咲き残っていました。

 何回かアップダウンを繰り返して進みますが、だんだん急登になってきます。




ヤマイワカガミ。
コチラにも咲き残っていました。


 



 ツクバネソウ
 清水方面展望所とあるので行ってみました。数メートル左に入ったところです。

もやっていて、海も何となく分かる程度の展望


 高ドッキョウの最後はさらに傾斜がきつくなりました。ミツバツツジに癒されますが、立ち止まって振り返ると、
 どーんと富士山が!

 この日は雲って見えないだろうと思っていたので感激♪ 思わず大声でトシちゃんに教えますが、丁度木に阻まれて見えなかったようでした。少し下れば見えるのに、もう登るのに必死です^_^;


やっぱりいいな〜富士山!
下山時にはもう見えませんでした・・・


 登り切ったところはまだ山頂手前。別の登山道分岐。

 ほぼ平坦な道を2〜3分先に行くと山頂。
 高ドッキョウ山頂。木に囲まれ展望はよくありません。




高ドッキョ?高ドッキョウ?

山頂では少しだけ休憩してすぐ下山。
貫ヶ岳へと向かうことにします。


 下りの時こそ富士山が正面に見えるはずなのに・・・それでも薄っすらとシルエット^_^;




後ろ向きに下りていますが
掴まっているリョウブの木(たぶん)も
石にしがみついている感じです^_^;



 樽峠に戻ってきました。高ドッキョウ山頂までは誰にも会いませんでしたが、下りで4組ほどとすれちがいました。珍しく若いグループもいましたね〜(^^♪

 樽峠で4人の方々が高ドッキョウまで2時間半というので躊躇っていたようでした。

 我らはそのまま貫ヶ岳へ。
 タチツボスミレかな?

 10分くらい行ったところに貫ヶ岳登山口とありました。なぜ樽峠のところに書いてないのでしょう?

 此処からず〜っと階段が続きます。嫌になるくらい!先ほどの樽峠で迷ってらした4人がコースを変えたようで、すぐ後についてきてたため、余計に写真を撮る余裕はありませんでした^_^; 帰りに写しました。
 情報では笹薮で大変とありましたが、きれいに刈り払いされしっかりした登山道になっていました。

 平治の段。どういう意味なのか?

 4人の内のお一人が先行して此処で後の3人を待っていましたが、我らが先に行った後はもう会うことはありませんでした。途中で引き返したようです。
 平治の段から少し登ると十国峠。

 快晴ならばド〜ンと富士山が見られるそうですが残念。目の前には白鳥山。最短で10分か15分で登れるコースもあるそうで、帰りに行ってみたくなりますが、富士山が見えないのではつまりません。
 下って登って・・・
 コチラも起伏のあるコースです。
 晴海展望台。此処も富士山展望抜群だそうですが・・・

 やはり雲の中。十国展望台同様に白鳥山が富士山の代わり!(^^ゞ
 コチラも少しだけトウゴクミツバツツジが咲き残っていました。お花の少ないコースでしたから気持ちが和みます。

 中沢登山口分岐。コチラから登って来たご夫婦とこの後山頂で会い、話しましたが、かなり急登だったそうです。下山は1時間とありました。

 山頂までは15分。楽勝〜と思いきや山頂直下は急登。山頂まで植林の山でビックリでした。
 貫ヶ岳山頂。訪れる人も少ないのか周りは草ボーボー。

 お昼にしてからコーヒータイム。スィーツは柏餅^_^;
コーヒーと柏餅?^_^;

 正面に見えるはずの富士山の姿がないのに陽射しだけは暑いくらいでした。
 以前は我が家の居住区の側に住んでいたこともあったというそのご夫婦と話しながら、山頂で長いことのんびりして下山です。

 結局他に登ってくる人はいませんでした。




 富士山は見えませんが休憩。

 あれ?ここのベンチもヒューム管!


 十国展望台のベンチもヒューム管です。

 富士見山では鳥居がヒューム管でした。
 途中から県境。山梨の山ですが、静岡県との境です。

 下りる途中高ドッキョウ方面が見えますがもっと奥かな・・・?

いよいよ長い階段。



 膝を痛めないか心配でしたが大丈夫でした。
 これは何の葉っぱだっけ?

 樽峠。もう誰も居ません。
 林道へ下りる途中、貫ヶ岳が見えます♪

最後の杉林の下り。

 


落ちるのを期待してる?

 


駐車場へ着くともう一台停まっていました。
今日は最後ではありません(^^ゞ


今回も静かな山行でした。

このあと温泉に入って家路につきますが東名は大渋滞。
GWとETC割引1000円によるこの大渋滞の洗礼を受けつつ
交代の運転で帰宅したのでした。

山梨:高ドッキョウ〜貫ヶ岳(山梨百名山)
(たかどっきょう1133.5m〜かんがたけ897.3mクリック地図

 二日間しか山行日程を入れられなかった今年のGWは両日山梨百名山。初日に富士見山へ登った翌日は高ドッキョウと貫ヶ岳。両方を一度に行ける樽峠登山口からのコースでした。富士見山より低いですが、2座ですから早朝出発にします。けっこう歩き応えがありました^_^; お花は少なく、曇りで富士山展望は少しだけ!残念。
 H21年05月4日(月)
  天気;曇り
  Member.2人(トシちゃん、sanae)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
樽峠登山口5:50〜樽峠6:46〜清水方面展望所8:03〜高ドッキョウ山頂8:46-9:00〜樽峠10:18〜平治の段10:59〜十国展望台11:01〜晴海展望台11:24-33〜中沢登山口分岐11:49〜貫ヶ岳山頂12:10-13:30〜晴海展望台14:08-19〜十国展望台14:41〜平治の段14:43〜樽峠15:15〜樽峠登山口15:45

↑ 高ドッキョウ山頂で