上越:平標山 (たいらぴょうやま 1983.7mクリック地図 ) |
||
|
||
一面に咲くハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、シラネアオイが見たくて平標山と苗場山を選択。平標山ではハクサンイチゲ、ハクサンコザクラが見頃のほか、いろいろ楽しめました(花名に間違いがあったらゴメンナサイ。教えて下さったら有り難いです)。いつもながら気持ちのいい稜線。梅雨の合間に穏やかな陽気に恵まれました。 |
||
H24年6月23日(土) 天気;曇りのち晴 Member.2人 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 元橋P8:07〜鉄塔9:25-27〜松手山10:07〜平標山山頂11:52-12:44〜お花畑で撮影〜平標山山頂14:15-?〜山ノ家15:25-50〜岩魚沢林道16:50〜元橋P17:58(所要時間約9時間50分) |
↑ 一面にハクサンイチゲ |
|
|
一面のハクサンイチゲやシラネアオイが見たくて、 できれば飯豊連峰にいってみたかったのですが、 飯豊ならばテント泊で行きたい! まだ本調子ではありませんし、デカザックは無理・・・ ならばと選んだ先は日帰りできる平標山と苗場山でした。 |
|
夜中に出発して元橋の駐車場には3時半頃到着。広い駐車場には既に数台の車。 端に停めて仮眠しますから当然早く起きれる訳もなく、7時起床とします。 無料だった駐車場は有料(500円)となっており、人がいなくても投入するようになっていました。帰りも無人だったので投入支払いしてきました。 |
|
トイレは水洗でペーパー付。 8時過ぎにそのトイレの脇から登山道へと向かいます。 |
|
ここには何回か来ていますが、いつも一番手軽なこの松手山コースです。 | |
ギンリョウソウ |
それでも初めて登った時は急登でハァハァ言いながら登ってましたけど^_^; |
今ではペースを落としてゆっくりと、お花を見ながらのんびり登っていきます。早く歩けないのですけどね(^_^;) 後から人がくるとどんどん先に行ってもらいます(^^ゞ |
|
ヤマツツジに彩られた登山道。先ずはあの鉄塔を目指します。 | |
ニガナ |
アカモノ |
?スミレ・・・ノジスミレ? |
タニウツギ |
カメラのレンズに傷をつけて修理したばかりゆえ、カメラケースにしましたが、なんせ大きくて前だけ見ると花魁みたいです(^_^;) | |
素晴らしい樹林帯。 この時期に来るのが多いですが、新緑がきれいで、紅葉の時期もまた素晴らしい山です。 |
|
ウマノアシガタ |
ヤエムグラ |
? |
満開のタニウツギ |
鉄塔の広場が最初の休憩スポット。 |
|
カキドオシ |
? |
チゴユリ |
マイヅルソウ |
山野草が次々現れ、そのたびに立ち止まるので尚時間がかかります。 アカモノも群生。丁度満開でした。 |
|
ベニサラサドウダンも色鮮やか。 | |
ベニサラサドウダン |
|
松手山山頂 早朝雨だったにも関わらず、 風もなく穏やかなお天気。 梅雨時なのにラッキーでした。 |
|
ツマトリソウも沢山咲いています。 |
|
ミツバオウレン |
イワカガミ(コイワカガミか?) |
気持ちのいい稜線。 時折りガスがかかりますが、天気は良くなる予報♪ |
|
ウラジロヨウラク |
ハクサンチドリ |
ナエバキスミレ |
見通せる稜線は風がなければ気持ち良く快適です。足元の花にも癒されます。 |
振り返ると苗場山が見えるのですが、まだガスがかかっています。 | |
登るほどに雲海が広がりそれもまた美しい。 前を歩いていた方から「苗場が見えてきましたよ」と 声をかけられ、振り向くと山頂部が! 感激します! |
|
ズームで。雪がまだ残っていますね。 |
|
こんな階段を登っている途中の束の間の感動を味わいつつ♪ | |
コケモモ |
ヨツバシオガマ |
ハクサンイチゲ |
|
登りばかりだときついですが、 視界も広がり久しぶりにワクワク楽しくなりました。 |
|
背後に大きく苗場山 |
|
一面のハクサンイチゲに出会えてニンマリ |
|
|
|
目の前の山頂まではあと一息です。山頂の右には赤城や榛名山などの山塊が見えます。 | |
山頂に到着。大勢の人が休憩中でした。 | |
新潟方面の山々は雲海の下。 | |
頑張ったご褒美♪ | |
仙ノ倉山をバックに。今日はあの頂きまで行く予定でした、この時はまだ・・・・と思っていたのは私だけだったようで(^_^;) | |
ランチにしてゴロンと仰向けになったトシちゃんが見つけたハロ ハロとは:(ウィキペディアより) 暈は雲を形成する氷晶がプリズムとしてはたらき、 |
|
大休憩の後仙ノ倉山方面へと下ります。途中山ノ家の息子さんが登ってきました。先ほどから丸木など背負って何度か行きあっていましたが、それほど急いでいるようにも見えないのに身軽で足の早い人でした。 この時はちょうど荷を担いでいなかったので山座同定していただいたり、平標山や周囲の山のことを聞いたり15分くらいおしゃべりしてしまいました。とても親切な方でした。 数日前はとても風が強く体も少し飛ばされたといいます。 |
|
咲き残りのシャクナゲ。 | |
チングルマ |
|
こちらも一面のハクサンイチゲ(^^♪ |
|
彼方に赤城山山塊 |
|
ミネズオウ |
|
ハクサンコザクラ |
|
|
|
|
|
ミヤマキンバイ |
|
|
|
|
|
|
|
谷川方面 |
|
巻機山方面 |
|
巻機山の奥に八海山(写真左で写っていない)、中の岳、魚沼駒ヶ岳 |
|
三脚出して撮影モード、もう仙ノ倉山はコース外に・・・ |
|
蕾もありましたが台風4号の影響でしょうか、 花びらの傷んでいるものが多く見受けられました。 |
|
平標山山頂を振り返るとかつてあった巻き道には まだ雪渓が残っていました。 植生保護のため、今でも通行止めのようです。 |
|
|
|
仙ノ倉山と右奥に皇海山や庚申山など群馬の山々 |
|
|
|
再び平標山山頂に戻ると人が少なくなっていました。明日登る苗場山方面も見えています。 景色に見とれていると思いがけない方から声がかかりました。 |
|
インレッドさんのコメント欄でよくお名前を拝見しているてるてる坊主さんとまきまきさんに遭遇でした。 山頂でおしゃべりしながらてるてる坊主さんの奥様にパンを戴いて(ご馳走様でした(^^ゞ)、その流れで一緒に下山です。 |
|
ショウジョウバカマ |
コシジオウレン(ミツバノバイカオウレン)? |
モウセンゴケ |
タテヤマリンドウ |
前方に山の家が見え、その先に大源太山や三国山。 いつか紅葉の時期に歩いてみたいと思っています。 |
|
ふと気付きました(^^ゞ 良く見れば皆さん色違いで同じのをお持ちです。てるてる坊主隊ですね。 たまたま目にした@Yahoo_weather の解説です。→「てるてる坊主 照る坊主 あした天気にしておくれ♪」の歌でおなじみ「てるてる坊主」は実は女の子。中国で「このほうきで雨雲を掃いてくれますように」と翌日の晴れを願う女の子の風習だったとか。「てれてれ坊主」「てりてり法師」、東日本では日和坊主(ひよりぼうず)とも呼ばれていたそうです。」 今日の天気はこのてるてる坊主隊のお陰かもしれません(^^♪ |
|
仙ノ倉山の右にはっきりと皇海山の三角山が見えてきました。 |
|
イワイチョウ |
ゴゼンタチバナ |
下りもまたいろいろな花。詳しい皆さんに伺いながらお陰で楽しかったです。 マイヅルソウも満開。 |
|
山の家ではテントがずらり。ここでのテント泊も良いですね♪ | |
水もたっぷりあります。 | |
いや、まだ新しい小屋泊もいいかも(^^ゞ | |
山の家から平標山。 名物の平標の鐘。 |
|
てるてる坊主隊。オソロの揺れるてるてる坊主が可愛いです。お願いして四人並んで戴きました(^^ゞ 小屋の前でゆっくり休んでから平元新道を下ります。 |
|
ツクバネソウ |
ユキザサ |
オオナルコユリ |
オオナルコユリ・・・折らないでと看板が。 |
カンアオイ |
シリウザクラ(ミヤマイヌザクラ)? |
明日は山菜採りというてるてる坊主さん。山菜の事やら山のことやらいろいろいろいろ教えて戴きながら。 途中でトレランの若い男性が登ってきてすれ違いました。この男性二人とまた会うとは!^_^; |
|
落葉松林 |
|
ミミナグサの仲間でしょうか? 水場の前を通って岩魚沢林道へ。 |
|
林道の奥に停めてある車は小屋の方のものかもしれません。一般車は途中にゲートがあるので入れません。 元橋に向かう途中にゲート。 |
|
ヤグルマソウ |
ベニバナイチヤクソウ |
林道沿いにも珍しいベニバナイチヤクソウなど咲いていましたが、生まれたばかりらしい蝉が路上にいました。 エゾハルゼミらしいです。そういえば下りの林の中ではずっとエゾハルゼミの鳴き声が響き渡っていました。 てるてる坊主さんが気付かなければ、誰かに踏まれていたかもしれません。長年土中にいて数日の命なのですから良かったです。しばしてるてる坊主さんに名残を惜しんで?放たれた後元気に飛んでいきました。 |
|
いつも楽しそうに歩かれている様子が伝わってきました。突然の闖入者で大変失礼しましたが、私達もお陰さまで思い出に残る楽しい山歩きになりました<(_ _)> | |
熊出没の看板。この辺りは別荘地ですが、出たら怖いでしょうね(;一_一) そういえばこの日は茶色い蛇を二回見ました。平標山の登り途中と岩魚沢林道で・・・もう飛び跳ねましたよ、私・・・やっぱ苦手です^_^; |
|
駐車場に到着。まだ明るいですがなんと6時になってしまいました^_^; てるてる坊主隊の皆さまお世話になりました。 |
|
右の座っているお兄さんが我ら下りですれ違ったトレランの人。何でもモンゴルで優勝したことがあるとか。海外で活躍しているそうですが、我ら下りですれ違い、林道を歩いている間に平標山ピークまで踏んで駐車場に同時着です(@_@;) 汗びっしょりですぐストレッチ。クールダウンしていました。 若くてもこんな元気はなかったなぁ、私は・・^_^; |
|
登山口の電話ボックスに二か所の温泉の割引券が入っています。 一番近い雪ささの湯へ。800円が登山割引で600円。鉄分の強そうな赤茶けた温泉。露天風呂もあり。(翌日は二居の宿場の湯へ。600円が480円に。食事あり) 食事もそこで。生姜焼き定食と、おそばを分け合って^m^ よく食べます(笑) この後苗場山の登山口へ。 |
|