川柳
| 【自分編】 |
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| 聞いて欲し人知れずつくこの吐息 |
2007-06-26 |
| することのリスト作って仕事終え |
2007-02-09 |
| 危機一髪拾った命もう忘れ |
2006-02-18 |
| 忘れ物思い出すだけまだいいか |
2005-12-26 |
| 使いみち夢見て買わぬ宝くじ |
2005-07-05 |
| 鼻パック しばし成果を 飾り置く |
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| 凛と立つ 水仙に我が 身をただし |
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| 講評も 賞も離れて 自分色 |
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| 忘れ物 せぬよう書いた メモ忘れ |
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| 大晦日 明日があるさ 歌う我 |
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| 占いを 試してみたく 外へ出る |
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| 疲れぬと 言いつ瞼が つく不覚 |
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| ヨイショッと 動きエンスト する私 |
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| 手作りの ケーキにちょっぴり 愛も入れ |
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| 五七五 覚えていたのに さっきまで |
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| 髪型を 真似て私に ない色気 |
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| やり残し あって私の 生きるバネ |
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| 眼差しは 息子を見てる 孫の中 |
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| 腹が立つ 性格診断 当たってて |
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| ダイエット ケーキに意志を 試されて |
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| 四日たち 三日坊主は まぬがれた |
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| 言われなく なって久しい 「化粧して」 |
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| ダイエット 努力目標 このＧパン |
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| ばあちゃんの 前に母、妻 女です |
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| 我が家へと 帰る息子（こ）送る のも慣れた |
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| 選択肢 どうも易きに 流されて |
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| この肌に 伸びが出てきた 顔パック |
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| 婦人誌の グラビアせめて 夢の中 |
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| まな板の 鯉なり明日 検診日 |
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| 羞恥心 脱いで白衣の 前に在り |
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| 再検査 身辺整理 しとこうか |
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| 孫がいる 時は動いた この体 |
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| いつからか 子に付いていく 我となり |
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| 贅沢を 貧乏性が 邪魔をする |
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| 前向きに 未来削って 生きる今 |
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| 寝たいとも 眠らずにとも 思う日々 |
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| どっこいしょ 先ずはかけ声 掛け動き |
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| この頃は 二言目には まだ若い |
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| 母・祖母と なって身にしむ 親の恩 |
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| 誕生と 末期選べぬ 今を生く |
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| 日曜晴れ 後悔しそうで 外出し |
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| 自然にと 言われるほどに 堅くなり |
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| 花無くも 我止まり木の ひと枝に |
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| 中途半端、発展途上と 自己弁護 |
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| 痩せなくちゃ たっぷり食べた あと思う |
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| 『ただ一つ 自慢できるの 視力だけ』 だったのに・・・ |
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| 介護する 私もいつか される人 |
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| パソコンで わたし徘徊 常習犯 |
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| 孤独だな この激痛に 耐える自分 |
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| 父の歳 超えて超えれぬ ものがあり |
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| 寝静まり 灯りひとつで 読む推理 |
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| 出不精を 登校拒否かと 子に言われ |
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| がんばって！ ついでにエール 自分にも |
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| 失敗を しても私には 命ある |
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| オバサンと 呼ばれて私 オバサンかぁ・・ |
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| また太る スタートラインの 正月だ |
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| きれいさを 保つ努力も 三が日 |
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| ストレスが たまるぞ打てぬ バッティング |
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| 老眼鏡（めがね）する前終えたかった 買いだめ本 |
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| めげたとき 私に欲しい クリアキー |
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| 如何に生き 如何に死ぬかと 無駄に生き |
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| お日様に お尻たたかれ 布団干し |
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| 千秋楽 この身も左右へ 揺れ動き |
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| このボヤキ 川柳でせめてもの抵抗 |
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| 雪の中 犬にはなれず 猫になり |
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全て自作です。限られた言葉の構成なため、もしかしたら、似たような作を作られている方がおられるかもしれません。その節はけっして盗作ではないのであらかじめお断りしておきます。又、新聞に投稿し採用されたものも一部含まれています。日付の無いのは日付付きのもの以前のものです。(2000-11-15)
