前夜自宅を20時過ぎに出発。途中SAに寄り道しながら新潟港に到着は深夜1時でした。最近、運転は専らトシちゃん(アリガトネ(^^ゞ)

 ターミナルの近くで仮眠し、5時半ごろ起きて受付に行くともう始発フェリーの乗船客が並び始めていました。前回はこの6時発に乗ったのですが、今回はツアーですから往復ジェットフォイルです。2時間半かかるところを1時間で行ってしまいます(喜)

 指示された所定の場所に車を置いて準備していると、十数年来のネット友達、さすらい人さん(HP“新潟からの山旅”ブログ“さすらい人の独り言”)もやってきました。ブログでも交流が続いていますが、約9年ぶりの再会です!

 ご挨拶し、一緒に待合室へ。この日偶然、昔の山仲間も同じツアーでやはり数年ぶりの再会でした。奇遇です。

 8時発のジェットフォイルに乗船。70キロ以上のスピードが出る高速船です。1時間後の9時に両津港入港となります。


両津港に近づくと大佐渡連山が見えてきますが
山頂は生憎雲がかかっていました。

でも手前の中央にポッコリと見えているのが
今日登る岨巒堂山(さすらい人さんより)


 両津港で佐渡汽船ジェットフォイルを下船すると既にマイクロバスが3台待機していました。

 参加者とコースガイドをしてくださる佐渡汽船の方を含め、全員で64名とのこと。一応3グループに分かれ、私達は3号車へ。

 今までに最高十数名のパーティで歩いたことはありますが、仲間と行く時は大抵10名以下〜数名でした。こんなに大勢は初めてです。もっともツアーも初めてです。

 昨年のアオネバ登山口の少し手前を左折してマイクロバスは進みます。凸凹道で大きく揺れ、普通乗用車でも入るのをためらうような悪路です。大勢乗ったマイクロでよく進みますが、翌日の方がもっと凄かった!^_^;

 マイクロからおり、一応グループごとにまとまって歩き出しますが、この人数に圧倒されます。

 この橋、大勢乗っても大丈夫?
 かなりボロボロ(^^ゞ

 橋の下はきれいな渓流。
 ワイルドな橋。
わざわざ架けてくださったそうです。

 思いがけなく福寿草がたくさん咲いていました。

 まるでタンポポが咲いているかのように、当たり前のような顔を?して散らばっている福寿草。こんなに自然な野生の福寿草は初めて見るかもしれません。

 今までの山行で見てきたものは全て、大事に保護されながら咲いているものばかりでした。
 エンレイソウもワンサカ!

 丁度みごろでした。
 天気予報では晴れでしたが曇りがち。キクザキイチゲは蕾のまま。

 カタクリもうなだれたまま・・・



 佐渡にはエゾエンゴサクの方が圧倒的に多いそうですが、これはヤマエンゴサクのように見えます。どうでしょう?

新潟の人は長靴の方が多いです。
スパイク付きで、雪道でも泥道でも
絶大な威力を発揮しています。


以下はユキワリソウ

曇り空なので蕾が多かったのが残念でした。






























キクバオウレン、キクザキイチゲ、ユキワリソウ・・・
寄せ植えのようです




 さすらい人さんはGPSやカシミールで打ち出した地図で現在地をチェック。sanae「現在の標高は・・・・」って、登山口で合わせてきませんでした(いつもこんな調子です^_^;)
 何とかという(曖昧^_^;)、蛾のおウチだったそうです。あちこちの木の枝にぶら下がっていました。



岨巒堂山山頂が見えてきました。


 木々の間から山頂を眺めながら休憩。休憩時間は長めにとってくれていました。山岳会とは違ってかなりのんびりムードです。
 写真を撮ったり・・・

 果物を切って食べたり・・・

最後の休憩を終えて山頂を目指します。
このあたりで引き返したいという人がいましたが、
ガイドさんにリードされながら
ゆっくり登ることができたようです。


アイゼン(6爪)はザックの中に入れてきましたが不要でした。

ここで先導者がコースを間違えましたが、
前回も参加のさすらい人さんがGPSで記録をとっていたため、
その間違いにすぐ気付いていました。
先導者も間もなく気がつき、引き返そうとしたところを
さすらい人さんの進言でそのまま無事
通常のルートへと進めました。

何度も下見して準備をされていたそうですが、
一週間違えば残雪状況はガラリと変わりますから
大勢の人を引率する人は本当に大変です。

GPS・・・まだ持っていないので興味津々です。
もう・・・欲しいものばかりです(^^ゞ

 

樹林帯から大佐渡連山を見渡せる場所に出ましたが
その縦走路は生憎のガス。


滑りやすい急登で、下る方が嫌だなと
思いながら登っていきます^_^;
下る時は心配するほどではありませんでした。


岨巒堂山山頂



“しょらんどうやま”
読めません^_^; 書けません^_^;


 小さな祠もあります。今でも一般の登山者は殆どいないようですが、昔から修験者が登っていた山だと聞きました。

山岳展望は残念ながらガスで望めませんでしたが
今朝入港した両津港方面が見えます。
両津湾と加茂湖。
加茂湖では牡蠣が養殖されているそうです。
真水の湖ではなく海水が混じっている訳ですね。


 山頂でゆっくり食事しましたが、展望もなく寒かったので、予定より早めに下山します。

 リーダーに断って、山頂直下の雪原で待つことにしますが、先にどんどん下りていく人がいます。様子の分かっているさすらい人さんでさえ「えっ?」という状況の中、メンバーがバラバラになりそうだったので、主催者が慌てて点呼でした。

 そして同ルートを下山。

 木の枝には新芽。

再びユキワリソウを愛でながら
(登りと写真がダブっているかもしれません^_^;)











そして他の花たち

【シラネアオイ】

【ナニワズ(ナツボウズ)】

【オオカメノキの新芽】

【ショウジョウバカマ】

【ネコノメソウ】

【キクザキイチゲ】

【キクザキイチゲ】

【ヒトリシズカ】

【ニリンソウ】

【アラゲヒョウタンボク】

【ウスバサイシン】

【カタクリ】

【スミレサイシン】

【キケマン】

【スミレサイシン(葉が隠れている)】










【ミヤマカタバミ】

下山すると既にマイクロバスがお迎えに♪
ありがたいです。


登山口を離れればすぐに海!
トイレ休憩地で。


1時間ほどバスに揺られて二ツ亀のフィッシャーズホテルへ。


二日間の山行でこんなリッチな宿
我らにはまずこんなことはありません。
嬉しいです♪


目の前はオーシャンビュー
そして名物の二ツ亀と呼ばれる島が見えます。


お風呂から上がればコレですよ、コレ♪
この後もお寿司や揚げたての天ぷら、デザートなどが
出てきました。そして一人1本の瓶ビール付き♪
海の幸と、一緒に歩いたお隣の方たちとのおしゃべりは
美味しく、楽しゅうございました(^^♪


さすらい人さん、ありがとうございました。
佐渡汽船の方々、一緒に歩いた方々、
ありがとうございました・・・って、
まだ終わっていませんがな!^_^;


明日(松倉山〜平城畑)へ続く

佐渡・1日目岨巒堂山 (2日目は松倉山〜平城畑へ)
(クリック地図)(しょらんどうやま 751m)

 

 昨年に引き続き、再び佐渡に行く機会に恵まれました。古きネット仲間であるさすらい人さんのお誘いです。行きにくい山域のユキワリソウの花園を訪ね歩くという魅力あるツアーでした。ツアー山行は初めてです。皆さんについていけるか心配でしたが、花を愛でながらゆっくり歩くというので参加することに!結果はもう大満足♪
H20年4月12日(土)
  天気;晴
  Member.さすらい人さん・トシちゃん・sanae
       (ツアー計64人)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 

古峰登山口9:45〜岨巒堂山12:19-55〜古峰登山口14:50 (同ルート往復)

↑ ユキワリソウ