群馬県;鍋割山〜荒山
(なべわりやま1332.3m〜あらやま1571.9m)
クリック地図


 山歩きのリズムを復活させるべく、今週末も出かけてきました。最初は雪のある所でパフパフスノーシューでもとトシちゃんの案でしたが、その準備が整っていません^_^; 年末ですし、またのんびり歩こうと上州に向かったのですが、思ったよりハードでした^_^; (26日:鍋割山〜荒山、27日:十二ヶ岳子持山
H21年12月26日(土)
天気;晴
Member.2人(トシちゃん&sanae)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む。=は乗り物) 
箕輪駐車場登山口10:00〜荒山高原10:43-58〜鍋割山山頂11:41-12:55〜荒山高原13:33〜荒山山頂14:37-15:04〜荒山高原16:02〜箕輪駐車場登山口16:32
(所要時間約6時間30分・・休憩含む)

↑ 荒山山頂で



 前日遊びに来ていた娘一家を見送って、行き先が決まらないまま、ともかくも群馬方面へと車を走らせました。そして展望の良い山、鍋割山に決定。近くの道の駅までカーナビをセット。運転をトシちゃんにお任せします(^^♪

 年末のため土日休日のETC割引1,000円の恩恵に与れず残念でしたが仕方ありません^_^; 

 高坂SAでトイレ休憩。今回もイルミネーションがきれいでした。
 明け方3時半ごろ道の駅に到着。朝はゆっくりめの出発にします。仮眠して道の駅から登山口に移動。こちらの駐車場にもきれいなトイレがありました。

 ここまで道路には雪がありませんでしたが、ここの積雪状態で、これより上の方から下りて来たどのダンプのタイヤにもしっかりとチェーンが付けられ、ここで外していました。


 駐車場そばの登山口から出発。薄っすらと雪が積もっていますが、来る途中見上げる山頂方面もうっすら白いものがありました。思わず残念!とつぶやきます。早朝に出ていたら樹氷が見られたかもしれません。
 軽アイゼンは持ってきていますが歩きやすい道で結局使いませんでした。

 ここも人気の山なのでしょう。階段状になって登山道は整備されています。
 展望の広場分岐をすぎ、陽射しが当たると一部積雪はなくなりました。

 要所には標識もしっかりあります。


 なだらかな樹林帯をすすむとやがて石がゴロゴロした道になりました。





 

動画です。
音が出ますのでご注意ください。


 前方が明るく見えてくると荒山高原はすぐそこ。

 右に行けば鍋割山、左に行けば荒山です。

 鍋割山の方が展望が良いそうなので先にソチラへ向かいお昼休憩にしましょう(^^ゞ

荒山高原より荒山方面。


 こちらがこれから向かう方向。鍋割山山頂はこの左奥になります。
 その前に、歩いて熱くなったので上着を脱いでチョット休憩。

 雪が融けて足元はドロドロです^_^;
 荒山を背に鍋割山へ。

 ここも陽射しがあるので足元はドロドロです。
 朝、山頂方面が真っ白だった荒山はもう普通の姿になって、それでも形のいい山ですね。真っ青な空に映えています。

 鍋割山への稜線は小さなアップダウンがありますが、比較的なだらかな気持ちの良い稜線です。
 途中のピークで。格好の展望場でした。写真右のほうに対面の荒山、その左奥に地蔵岳。

左に目を転じれば谷川方面。

もやって山座同定は難しいのですが、
このように(↓)見えるようです。
表示板がこのように設置されていました。


もう少し左・・・


すっきりと見えないのは残念。
先週はすっきりときれいに見えて
富士山もくっきりと見えたそうです。


 さらに小さなピークを通り過ぎ、
 目の前にド〜ン^_^;

 気持ちの良い稜線は丹沢の鍋割山に似てるような気がしました。丹沢よりはるかに優しい山容です。易しいという意味合いではありませんよ。ひとたび雪が積もればグレードは上がりますから^_^;




 鍋割山山頂。
 二等三角点。

 誰も居ませんでしたがこのあと二人連れやお一人の方、グループの方々、大勢登ってきました。それでも充分広い山頂です。
 1332.3m。丹沢の鍋割山(1272.5m)より高いです。

 側のお像。週に何回か登る人や毎週登る人と会いましたが、そのお一人が寒いからとタオルを巻いてあげたとか。山に来てもお賽銭をあげる人は殆どいないと嘆いていました。お気持ちは分かりますけど、山に野晒しで置かれるお賽銭ってどうなのかな・・・と思うのは変ですか?人の考えそれぞれですけどネ(^^ゞ
 鍋割山だからうどんでしょう・・・って、ここは丹沢では無いんですから(^^ゞ でも我ら寒い時はうどんが多いです。でもこの日は穏かな良いお天気で暖かでした・・・残念というより良かったですが(^^ゞ

 この日はおでんにうどんとお野菜を入れました♪汁が無駄にならず効率的なんですよ♪


 晴れている割に展望は生憎でしたが、1時間以上ものんびりしてしまいました。
 荒山高原へ戻ります。



 ズームで武尊山。
 荒山高原へ戻り、鍋割山反対側の荒山へ。

 この冬枯れの山が好き。

 落葉樹はいいねぇ〜・・・・とつぶやいたら、トシちゃんいきなり「いいだろう〜」って帽子を取りました(汗;

 トシちゃんの落葉樹林帯は汗で光っています^_^;
 帽子をはずしたまま白髪の・・もとい白樺の山へ。

 ダケカンバ(ですよね?)がきれいです。
 そして気持ちの良い笹原。

 少しずつ雪が出てきます。
 ちょっと登りにくいところにはロープが付いていて助かりました(^^ゞ

 燦燦と陽が射しこんで後ろには歩いてきた鍋割山方向が見えます。今の時期ならでは。




 荒山山頂到着。木々に囲まれていますが落葉しているので間から周囲の山が少し見えます。積雪は5センチくらい。

 山頂で。セルフなのでぼやけてます。このほうが良かったりして(^^ゞ
 山頂はそれほど広くありませんし、周りは樹林帯なので、お昼休みは鍋割山の方がいいかもです。でも春先や紅葉時期はきっと素晴らしいのだろうと思いました。

山頂の北側の切り開かれたところから赤城山山塊北部
左端の電波塔が林立している山は地蔵岳。


 山頂に立つ心地よさを味わって南尾根へ。
 これが今シーズン初めての雪景色、雪山です。

 下りはストックを出しました。
 春にも又来てみたい樹林帯です。

 ひさし岩。
 ここからも赤城山北部がよく見えます。

 斜面の林道を目で辿りながら黒檜山や大沼の位置を確かめてみたりして。
 ひさし岩から下ると休憩所がありました。でも木々で展望は良くないようです。ツツジのお花が咲く頃はこの辺りもきっときれいなのだろうな。

 植層の説明書き。このミズナラの多い樹林帯には5月下旬頃からアカヤシオ、ヤマツツジ、コメツツジ、アブラツツジ、サラサドウダンと咲き始め、6月中旬ごろが一番の見頃なのだそうです。来れたらまた来てみたいものです。
 ここも関東ふれあいの道。

 東屋があり、ここから右へ。荒山高原、箕輪方面へと向かいます。躑躅が咲く頃はこの東屋にも大勢の人が訪れてその景観を楽しまれるのでしょう♪
 春には春、今には今のよさがあります♪。こんな時期の山歩きもまた楽しいもの♪

 荒山高原に戻ってきました。ここに三度立ちました(笑) ここは逆周りでもいいかもしれません。そういう人も何名かいました。
 あとは一気に下るだけ。

 北斜面はそのまま雪が残っています。
 石ゴロゴロの斜面を過ぎればひと安心。夕陽を浴びながらのんびりと駐車場へと向かいます。



 無事に登山口に到着。

 荒山方面をバックに。

 朝薄っすらと積もっていた雪はすっかり融けて無くなっていました。
 このあと鍋割山を眺めながら富士見温泉へ。大きな建物で、明るく感じの良い温泉でした(一人500円、ドライヤー有料1回100円)。幸い空いていてのんびり入浴と食事。食事しながら翌日の作戦会議です(^^ゞ

 最終的には子持山にしようか、十二ヶ岳にしようか迷いましたが、お天気が良さそうなので十二ヶ岳に決定。前回は小野子三山の小野子山まで行かなかったのですが、今回も十二ヶ岳だけでいいということになりまして、それなら子持山にも行こうかということにもなりまして・・・^_^;