群馬県;子持山
(こもちやま1296.4m)
クリック地図


 十二ヶ岳の後、時間がありましたので、簡単に登れそうな(・・・と、この時は思っていました(;´Д`)'`ァ'`ァ)短時間で登れる展望の良い山ということで、子持山へと向かいました。ところがけっこうハードでビビリました^_^;  (26日:鍋割山〜荒山、27日:十二ヶ岳、子持山)
H21年12月27日(日)
天気;晴
Member.2人(トシちゃん&sanae)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む。=は乗り物) 
五号橋登山口11:20〜六号橋手前分岐11:26〜山道入口12:47〜獅子岩山頂13:09-40〜柳木ヶ峯14:28〜子持山山頂14:50-15:10〜柳木ヶ峯15:26〜大タルミ15:47〜林道終点〜八号橋〜七号橋〜六号橋分岐〜五号橋登山口駐車場16:40
(所要時間約5時間20分・・休憩含む)

↑ 子持山山頂で



 子持山五号橋登山口に着いたのは11時を過ぎていました。既に車が数台停まっています。丁度出発する人が一組、そして先の駐車場へと向かった車も一台。これから登る人がいて、ホッとするのでした(^^♪ 準備して私たちも出発します。
 六号橋の手前分岐で獅子岩方面へ。

 この先、七号橋の方が一般ルートらしく、立派な登山口になっていたのを下山した時に知りました(^^ゞ そちらは屏風岩を通るようですが、どういうコースなのかはもちろん分かりません^_^;


 この六号橋分岐からもしばらく舗装された林道。途中凍っていたところがあったので車で入ったら怖かったでしょう。通常車では入らないのだとは思いますが・・・
 のんびり歩いて7分ほどで登山道へ。

 しばらくは植林の中。一日にニ座目となるとペースもテンションも落ちます^_^;
 トシちゃん遅れ気味。

 自然林の造形も落ち葉の山も美しい。
 あと700m。獅子岩まであとこれだけ?

 そう思いながらまだ姿の見えない獅子岩を目指します。
 右手の山並みが子持山方面かな。

 あっ!前方に見えるのが獅子岩です。
 まだだいぶ距離があるような気がします。

 あの獅子岩の上に石塔らしきものが立っていますから、あそこまで行けるのかな? ホントに行けるのかな・・・
 そんなことを思いながら見上げては登って行きました。

 登山道はハッキリしていますが多少歩きづらい・・・と思っていたらチョットだけルートを外れました。
 すぐ気がついて軌道修正。やはり七号橋からのルートの方が一般的になっているのでしょうか?

 開けた場所に出たと思ったら
 そこには大きな電波塔がありました。これは反射板ですか?

 電波塔と獅子岩。地形図には大黒岩と書かれていますが、なぜか獅子岩。

ここから見ると遠吠えしているような・・・^_^;
でも反対側から見るとこれがまた違うんですよね(^^ゞ
あの上に登るのかな・・と半信半疑の思いで見上げます。


急傾斜で息絶え絶え(^^ゞ








もしかしたらトシちゃん獅子岩を捲くんじゃないかと思っていたら
なんと!登って行きます(@_@;
展望のいい場所だとちゃんとチェックしていましたから♪



 ここをまた下るのは嫌だな〜と思うような急登。
 喘ぎながら登っていても、別の下るルートをしっかりチェック。少し上に一箇所、そして稜線沿いに下りるルートもありました。

 ここが獅子岩頂上?と思ったら・・・
 標柱の杭の側にハシゴがありました。ここは狭い場所です。振り返ればちょっと足がすくみそうな場所。大勢いたら大変そうです。

 四国の石鎚山を思い出します。でもあれほど長くはありません。これだけですから。

動画です。
音が出ますのでご注意ください。


 次はこの鎖を登りますが足場が二箇所あるだけ。登ったもののここから無事下りられるのかとまたまた恐怖^_^; えいやと登ったトシちゃんの後からえいや・・・

 登ればちゃんと獅子岩山頂に到着しています^_^;

 下を覗きこまなければ危ないことも無く、恐怖心はありません。

 ここが下から仰ぎ見た獅子岩の上・・・来ちゃった!汗;

獅子岩から子持山方面


同じく・・子持山方面





 そんなところで緊張しながら遅いお昼にしました。



 ちゃんと下りられるのかなぁ・・・ドキドキ、パクパク^_^; 
 展望その1:榛名山方面

展望その2:中央奥に本白根山方面。
南から西にかけてだいぶ霞んできました。


展望その3:浅間山方面


展望その4:武尊山


展望その5:日光白根山、男体山


展望その6:皇海山?方面

展望その7:武尊山から日光方面


 飛び降りるような体勢?とんでもない!これから下ります。怖々鎖場へ。
 ところが心配したほどではありませんでした。

 鎖場もハシゴも余裕の笑顔(^^ゞ

 足元も手元もしっかり三点確保で(^^♪

子持山へは稜線伝いに向かいますが、
下りる方には踏み固められた雪が・・・

一瞬アイゼンを出そうかと思いましたが
岩場と木の根で引っ掛けるほうが危ないと判断。



ストックを使いつつ
三点確保をとりながら気をつけて
ゆっくり下ります。



そして子持山へ

 振り返るとさっきまで居た獅子岩。

よくぞあんなところに立ちました^_^;


 しばらくは歩きやすい山道になりました。
 柳木の峯。ここから子持山ピークを往復し、再び戻って大タルミのほうへと下山します。

 子持山まで行きも帰りも20分となっていたので軽く考えていたら、ここからが大変。


 このコースも四輪駆動を必要としました^_^;
 両手両足フル稼働です。この後もけっこう大変で写真撮る余裕もなくなりました(笑;

  山頂が見えて、
 やっとホッ!

子持山山頂で

 




武尊山や日光方面


武尊山、日光方面:ズームで。


朝、十二ヶ岳から見えなかった谷川や尾瀬方面がくっきり。

 木や岩に遮られた部分もあった山頂でしたが、朝十二ヶ岳から見られなかった谷川や尾瀬など北方向がきれいに見えて、今回はセットでいい山行になりました。

 満足な思いで山頂を後にします。
 再び柳木の峯。ここから大タルミ方面へ。

 下りは早いトシちゃん。どんどん先に行きます^_^;
 チョット、チョット、何でそんなに早く下りれるの?急斜面でもストックの使い方かな?

 まってくだされ〜
 尾根沿いになると歩きやすくなりました。

そしてコチラから見る獅子岩。
ジャングル大帝レオ〜な感じです(^^ゞ



大タルミ分岐。
浅間からも駐車場に戻れますが
時間がかかりそうなので
予定通り8号橋方面へ。



 七号橋の登山口。こちらから行ったほうが早かったのかな?屏風岩も間近に見てみたかったね・・・と少々未練が残ります。
 登山計画書投入箱が設置され、登山道もしっかり整備されているようです。

 側には珍しい岩屋の中の祠がありました。
 コチラの駐車場はけっこう広かったです。20台くらい?

 六号橋分岐に戻ってきました。私たちはコチラから登ったのでした。
 五号橋の駐車場に到着。私たちが最後でした。

 子持山は思ったよりずっとハードでした。結果は面白かったけれど、緊張したり怖かったりして意外と大変だったというのが正直な感想です。

 でも春先や紅葉の時期は素晴らしいのだろうと想像できます。でも、もういいです(^^ゞ