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奥秩父:瑞牆山 (みずがきやま2230.2mクリック地図 ) |
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前日の八ヶ岳南沢に引き続きヨッシーさん、みちほさんご夫妻と。初めて見るカモメランが見頃でした。他にアズマシャクナゲ、数少ないクモイコザクラ、蕾のコイワカガミやクリンソウ等々。花好きな人と一緒に時間をかけて辿る山道は楽しいものでした。 |
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H24年6月10日(日) 天気;曇りのち晴 Member.7人(ヨッシー隊、みちほさんご夫妻と) 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 瑞牆山荘登山口8:30〜富士見平小屋10:37-11:00〜天鳥川11:45-12:10(昼食)〜瑞牆山山頂14:20-45〜テラスで休憩〜天鳥川〜富士見平小屋16:56-17:04〜瑞牆山荘登山口18:10(所要時間約9時間40分) |
![]() ↑ カモメラン |
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今回はヨッシー隊の2名が加わり7名で♪ ![]() ヨッシーさん:(山梨百名山から見る風景)&(山梨百名山から見る風景blog版) みちほさんご夫妻:花を訪ねて何度でも、なんとなく毎週どこか山あるき |
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瑞牆山に向かう林道の新緑がとてもきれいです。 8時頃着くと駐車場は既にいっぱいで停められず、駐車場脇に縦列駐車でした。 |
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瑞牆山頂まで2時間50分、富士見平まで50分。 ここでヨッシーさん「山頂まで4時間50分の間違いですから」と、笑いながらさらりと今日の希望コースタイムを言います。ところがこのタイムでも辿りつけませんでした(笑) そう、今日はヨッシーさんに案内していただいて山頂よりお花見を目指します。 |
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私も何回か来ているこのルートですが登山道の道幅が広がっているようだとヨッシーさん。なるほど、よく見れば古い登山道は荒れ、私達が歩いているのはやや左の新たな道でした。 |
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クリンソウ。 何回か来ている割にはお花のシーズンを選んでいませんでしたから気付きませんでした。今年は遅れているようでまだ蕾、多くは葉っぱだけでまだまだこれからでした。どうやら二週間ほど遅れているようです。残念! |
緑がとてもきれい!癒されます。 ![]() |
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林道に出た所で一休み。 今回は林道コースを行きます。 |
途中瑞牆山がきれいに見えるスポットですが 行きは雲がかかって山頂が見えませんでした。 ![]() |
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こちらもきれいな新緑です。 ![]() |
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沢音の聞こえる側にはサンリンソウ ![]() 群生しています。 ![]() |
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そしてヨッシーさんが見つけました。 カモメラン♪ ![]() |
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おそらくこの花も私は初めて見ます。 ![]() |
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とっても小さな可愛い妖精 ![]() |
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少なくなっているようですが 毎年咲いてほしいものです。 葉がたくさん見られたので来年も期待できるかもしれません♪ ![]() |
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サンリンソウとカモメラン ![]() |
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アズマシャクナゲもきれいに咲いてました。 昨年は当たり年だったそうで、どこも見事だったそうですが、 今年は逆に少ないようです。 ![]() |
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他にも何か咲いていないかと 周囲を見回しながらのんびりと歩き、 お花を見つけては時間を忘れ カメラを向けている面々(^^ゞ ![]() 同じ目的の者同士で気が楽でした。 若いお二人には先に行ってもらったそうです。 |
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気持ちのいい新緑。 こんな自然の植生の中に いろいろな命が育まれているのでしょう。 ![]() |
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登山道と合流 トウゴクミツバツツジはそろそろ終わりかけ。 ![]() |
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古木も地の恵みになります。 ![]() |
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ここにもカモメラン(^^♪ まだ咲き始めたばかりでした。 ![]() |
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富士見平小屋へ 二倍強のコースタイムで到着です(^^ゞ ![]() |
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富士見平小屋、あれ?オシャレな感じになってますね。 赤いゼラニウムのお花が並んでいます。 ![]() |
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中に入るとビックリ! カウンターやテーブルが出来ていました。 昨年の4月から左のご夫婦が小屋番さんで、 これらは全て小屋番さんの手作りだそうです。 ![]() 小屋番さんんと話すヨッシーさん。 今度ヨッシーさんの撮った写真がこの小屋に飾られるそうですので 行かれたら是非ご覧になってくださいね。 以前は素泊まりだけでしたが今は食事もできるそうで 二食付き8,000円、食事(二食)のみ4,500円だとか。 素泊まりの値段は聞き忘れました^_^; |
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かつて水芭蕉が咲いていたのをうろ覚えに記憶していたのですが、確かにあったそうで、それはこの小屋番さんが40年前蔵王の刈田岳の方から300株移植したのだそうです。それが今ではすっかり無くなってしまったと話されてました。偶然そのことをお聞きして記憶が繋がるのはまた嬉しいものでした♪ |
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レンゲツツジは蕾。 |
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20分ほど休憩して瑞牆山へ出発します。 |
小さなアップダウンを2,3回繰り返すと アズマシャクナゲの群落がありました。 ![]() |
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アズマシャクナゲと山頂・・まだあんなに遠い! ![]() |
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今年は少ないと言いつつこれだけ見られて満足♪ ![]() |
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キバナノコマノツメ ![]() |
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天鳥川(あまどりがわ) 昨日から梅雨入りしたにも関わらず 水が流れていませんでビックリです。 ![]() |
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天鳥川を渡ったところで11:45 お腹がすいたのでここで昼食にします。 山頂まで辿りつけないかもと皆で大笑い。 それでもいいんです、今日はお花が見られれば!(^^ゞ でも若いお二人が先行していますから 山頂で待ちくたびれているかもしれません。 ![]() |
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アダルトな我等はノンビリズムで。 ![]() |
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休憩(25分)の後再び上へ。 |
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新しく立派な階段が出来ていました。ここは大きな一枚岩のようなところでロープがかかっていたところだったかな? この前に来たのはもう四年ほど前。そんなにたっているとは思いませんでした。月日の流れるのは早いですね。 いろいろな変化があって当然かもしれませんが目を見張りました。 |
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花がなければ話の花が咲きます(^^ゞ 上(髪)ネタばかり(笑) |
早くも下りてくる人と次々すれ違い。 待つ間見ればアズマシャクナゲの隣にはコウヨウラクツツジ ![]() |
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登山道が荒れてきているのか木の根がむき出しに。 ![]() |
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前にツアーの団体さんで渋滞しています。 ツアーコンダクターが後ろを気にしてくれますが こちらも急がないので気にせずのんびり待ちます。 ![]() |
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人数が多いとなかなか前に進みませんが、 前方には大ヤスリ岩が見えていました。 ![]() |
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コイワカガミ ![]() |
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まだほとんど蕾でした。 今週末辺りは見頃かもしれません。 ![]() |
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大ヤスリ岩ではロッククライミング中。 見ているだけで足が竦みます^_^; ![]() |
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思いがけなく登山道脇にクモイコザクラを見つけました。 至近距離で見られたのはこれだけですが、 このまま来年も咲いてくれると良いですね。 ![]() |
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ヨッシーさんが見つけたのは上部の絶壁になっている壁面に ひっそりと咲くクモイコザクラ。 カメラズームで撮っていますが、これを見つけるのは 先ず不可能ではないかと思うような場所でした。 ![]() |
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その少し離れた場所にも一つ見えました。 もちろんカメラズームで。 近くに葉がいくつか見られたので 草むらにもう少し咲くのかもしれません。 昨日の雨のしずくが瑞々しく見えます。 登山道から見える場所ですが、 これも以前見つけたというヨッシーさんに教えて戴かなければ まず分からないような場所です。 ![]() |
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山頂までは10分の分岐 ![]() |
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ザックをデポして山頂へ。 ![]() |
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見上げていた大ヤスリ岩が眼下に。 もうクライマーの姿は見えませんでした。 ![]() |
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瑞牆山山頂で 2時間50分のコースタイムだそうですが 2倍の6時間近くかけて辿りつきました(^^ゞ ![]() |
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駐車場の混雑具合から見てかなり賑わったと思いますが、 既に2時半頃でしたから山頂は静かでした♪ ![]() |
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少し咲き始めていたアズマシャクナゲ。 山頂はこれからが見頃です。 ![]() |
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次はあちらのテラスへ ![]() |
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ミヤマハンショウヅル ![]() |
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山頂より小川山方面 金峰山は雲がかかって山頂方面はこの時見えませんでした。 ![]() |
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静かになった山頂 ![]() |
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タケシマラン(ユリ科タケシマラン属) ランと言ってもラン科ではないですね。 ![]() |
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ツマトリソウはまだ蕾。 |
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山頂は遠望イマイチでしたが写真など撮りながら30分ほどゆっくりして一先ず下山します。 |
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積雪期は無論のこと、雨で濡れた岩も滑りやすいので気をつけて。 |
テラスで休憩。ナイスな場所でした♪ ![]() |
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隣にはまた違った風景が見えたりします。 ![]() |
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下りもまた結構気を遣う岩だらけの登山道。 |
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途中躓かないよう慎重に。 |
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登りでは気付かなかったコイワカガミ。やはり殆ど蕾でした。 |
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久しぶりに歩いた瑞牆山でしたが改めて岩だらけの山だと思いました。掴まりながら登ったり下りたりで、私は後日腕が筋肉痛でした(^^ゞ |
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下りはこちらから。一部一方通行。 |
だんだんと晴れてきたせいか、 同じアズマシャクナゲでも下山時の方が開いているようでした。 ![]() |
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楽しいみちほさんご夫妻。山や花のことだけでなくいろいろな話題で楽しかったです。一番盛り上がったのはやはり年相応の体の退化?についてでしょうか^_^; |
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ヨッシーさんも話題豊富でそのうえ冗談も通じてトシちゃんは大喜び・・・もう調子に乗って、悪乗り続きで大変失礼しました^_^; |
達磨岩、いつもながら笑ってしまいますが 気持ちが分からなくもない支え棒(^^ゞ ![]() |
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天鳥川へ。この先登り返しになるのでそのままスルー。 登りきったところで休憩。アズマシャクナゲや振り返って見上げる山頂を見て、皆さんの顔にも満足な笑みが広がっています。 |
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2回ほど小さなアップダウンを通過して富士見平小屋へ。小屋の前にはお花畑にサクラスミレ、フデリンドウなどがありました。どんどん増えるといいですね。 |
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トイレ休憩のあと下山。 |
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水場にも寄って。此処の水は豊富で夏は冷たく冬あたたかい(それほど冷たくないという)美味しい水です。 |
林道の展望台から見上げる瑞牆山。 青空と共にきれいに見えてきました。 ![]() |
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カッコいい瑞牆山です。 よくぞあそこまで歩いたものと感心してしまいます(笑; 登る前に見えなくて良かったかも^_^; ![]() (phot by Mr.yossy) |
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夕暮れ近くなって 静かな下山路でした。 ![]() |
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ギンリョウソウ。 |
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18時を過ぎてしまいましたがどうにか明るいうちに下山です。 |
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皆さん、二日間どうも有難うございました。お陰で初めてのお花やそのほか沢山のお花が見られました。素敵なルートでこれぞ山歩きの醍醐味、そして皆さんとのおしゃべりしながらの歩きも楽しめました。ヨッシーさんに感謝です。 |
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