忘年会のビールの余韻のまま(オイオイ・・・)、前夜と同じ車中泊で朝まで目覚めることなく爆睡。車中とはいえそのまま眠れるのはありがたいことです^_^; 

 目覚めるままに起き仕度をします。食事は前日の行動食の残り。今日は早めに下山の予定ですから行動食はそのまた残り^_^; 

 8時少し前に駐車場を出て西門平へ。駐車場があるか心配だったのでバス移動も考えたのですが、本数が少ないのでとりあえず車で移動。

 民家もあるので登山者のものかは分かりませんが、登山口の周辺の車道沿いに既に2台。
 数台の車がこの登山口から入っていきました。

 登山口には標識があります。
 坂道を少し登ったところに神社。帰りによってみることにして先にいきます。

 まもなく数台の車。ここが登山者用の駐車場かと思ったら工事か作業をする地元の方の車でした。ここを我らの車で入ってこなくて良かったです^_^;
 登山道へは登山口から歩いて10分とかかりません。

 新しく整備された橋。まだ木の匂いがしました。
 標識も分かりやすく付けられています。

 一つ目の林道を横切ります。あと一回、あわせて二回林道を横切ることになります。車で山頂近くまで行ける山ですが、この林道を通るのではないようです。この林道は生活道か作業道がメインなのでしょうか。気にせず横切れば、静かなハイキング道が続いています。
 ここも関東ふれあいの道。どこをどう定義づけられているのか分かりませんが石柱の設置にはかなりの労力と費用がかかっていそうですね。


関東ふれあいの道
とは、別名首都圏自然歩道ともいい、東京都八王子市高尾山麓、国道20号沿いの「梅の木平」を起終点に、関東地方東京都埼玉県群馬県栃木県茨城県千葉県神奈川県を1周する総延長1,655kmの自然歩道のことである。 沿道には、高尾山奥多摩妙義山筑波山九十九里浜三浦半島丹沢などがあり、美しい自然や田園風景、歴史や文化遺産にふれあうことができるようになっている。(『ウィキペディア(Wikipedia)』より一部抜粋)


 再び林道。
 林道を横切り、フェンス沿いに。


 杉の植林が続いています。
 23号鉄塔。コースタイムの目安は1時間となっていますが、ゆっくり歩いて50分。この時間の余裕が嬉しかったりします^_^;

 杉林は続きますが足元は落ち葉の絨毯。見上げれば広葉樹もありました。ちゃんと存在感を示しています^_^;



鐘掛城山頂


 鐘掛城山と言わず鐘掛城。
 歴史を感じさせる名前が素敵です。
 狭い山頂。実際にあったお城はどこに建ったのだろうか? もしこの山頂にあったのだとしたら、物見櫓のようなものだったのでしょうか?歴史を調べたら面白そうです。
 少し休憩して前方の城峯山へ。

 雪が残っていると思ったら・・・


 階段の下りで凍結。アイゼンは持ってきていません。こういうのは苦手です^_^; 慌ててストックを出し腰が引けた状態でそろりそろりと下りていきました。

 雪はここだけでしたが、今後さらに降って積もる可能性があります。これからは軽アイゼンを持っていったほうがよさそうです。
 帰り道、登りなら大丈夫そうですが、幸い巻き道があります。

 轍の跡と目の前に車が見えてきました。
 石間峠。ここまで車で来れる訳です。東屋があり、そばにはトイレもありました。

 近くにはキャンプ場や神社(城峯神社)もあり、山頂から見えました。山頂を挟んで反対側に位置します。もう少し早い時期ならば、そちらの方へ周回すれば冬桜が見られたようです。いつか見てみたいと思っていたので残念でした。石間峠の辺りにも桜の木がありましたがこれも冬桜だったのかどうか?


 鐘掛城では戦国時代のことが書かれていましたがこちらにはさらに時代を遡って平将門伝説・・・

 ますます興味深いです。
 林道を横切って山頂へ。この林道も入れると3回横切っていることになります^_^;

 林道、日陰の部分は雪で凍結。ここを走るのは怖そうですが、乗用車もそろそろとのぼってきてましたっけ。
 石間峠から山頂までは落葉松の絨毯に変わりました。

 ずっと人に会わない静かなハイキングでしたが、ここで十数名のグループとすれ違いました。
 早くも展望塔が見えてきました。

 かなり立派な塔でビックリ。

城峯山山頂。一等三角点のある山。



展望塔に登るとぐるり360度の展望。
感度がいいのでしょう、無線をしている人が二人。
相手と含めて四人の声が交錯しています^_^;

山の楽しみ方は人それぞれですが、
この空間に慣れるのに時間がかかりました。

せっかくですからこの好展望を楽しんでいきたい・・・

私も無線を持っていますが、非常時用ですから
携帯の便利になった今ではほとんど持ち歩かなくなりました。


山座同定盤もありましたが、
丁寧に山名入りの展望写真がかけられて
とても分かりやすかったです。


両神山


 御荷鉾山の奥に白く浅間山。


前日歩いた破風山の山塊も目前に(携帯)


360度ですが一部だけ


 全部撮っても・・・・ということで珈琲でも飲みながら目で楽しむことにしましょう。
 こちらは奥多摩や奥秩父方面。ちょうど登ってきたご夫婦と撮りあいました。

あれが気になっている二子山なんだね^_^;
大変な山だそうで、我らに行けるのかなぁ・・・^_^;
右奥にはちょっとわかりづらいですが八ヶ岳も。


分かり易い両神山の左には少し前に歩いた奥秩父


 賑やかな展望塔でしたが、かなり長いこと眺めてました。

 同ルートを下ります。
 下り始めてふとメールをチェックすると、「エッ?親方さんが肋骨二本骨折だって・・・」驚愕、凍りつく二人。・・・・・続く言葉が「なんてこともなく・・・」ハァ、またヤラレマシタ、(;´Д`)'`ァ'`ァ

 一瞬足を滑らしそうになりながらもけな気に返信!「城峯山から滑落」・・・・・・・・・・・




・・・・・「しそうになりました」(^^ゞ


 こんな新しい命に目を向け
 木漏れ日を楽しみながら下山しました。

 最後に神社に寄ります。
 思った以上にちゃんとした神社でした。集会場や能楽堂?などもあってビックリです。

 12:42下山。
 途中でお昼を済ませ温泉には入らず急いで帰宅です。

 道路は比較的順調。途中サンタの靴やケーキ、食材など買い物して4時過ぎに帰宅。息子たちも既に到着、来たばかりでした。


☆☆☆☆☆ Merry Christmas! ☆☆☆☆☆

 シャンメリ〜飲んじゃいました\(^o^)/

 ケーキはジャンケンで決めるのがトシちゃん家流(^^ゞ
 どれにしようかな・・・って殆ど同じなんですが^_^;





☆☆☆☆☆ Merry Christmas! ☆☆☆☆☆

奥武蔵:城峯山
(じょうみねさん1037mクリック地図

 前日サイテイ(彩の国低山推進委員会)の忘年会を終え、皆さんと別れてから翌日の山選び。たまたま長男から日曜の夕方来ると連絡が入りましたので、近くの城峯山にしました。委員長から情報を戴いていたうちの一つで標高は前日の破風山より高いですが、西門平から登っても夕方には帰宅できるでしょう。
H20年12月21日(日)
天気;晴
Member.2人(トシちゃん&sanae)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
西門平8:16〜鐘掛城(1003m)9:46-10:00〜石間峠10:14-22〜城峯山山頂(1037m)10:29-11:40〜(同ルート下山、鐘掛城は巻き道)〜西門平12:42

↑ 城峯山展望台から