数年前、奥三河の明神山を一緒に歩いたNさんから、紅葉のきれいな蛇峠山の写真を見せて戴いてました。いつか行ってみたいと思っていましたので、トシちゃんの同級会というこの機会に行ってみることにしました。 今回きれいな紅葉が見られるかどうか分かりませんが、愛知方面の山はなかなか行けないので、この際チョイスです。とはいえ登山口は治部坂峠、愛知を通り越して長野の伊那谷の山域になります。 天候が思わしくないので茶臼岳もありでしたし、少し早いかもしれませんが天気が大きく崩れたら香嵐渓も考えていました。あるいはドライブで観光めぐりになるのかな・・・とも。天気がよければ蛇峠山と登山口が同じ大川入山も行けるかなといくつかの選択肢を持って、治部坂峠を目指します。紅葉の具合とお天気次第で行き先は翌朝判断とします。 ちょいと回り道をして、途中食事を済ませ、温泉にも入って治部坂峠には8時過ぎに到着。治部坂高原スキー場があるので大きな無料駐車場でした。蛇峠山の登りはじめのルートを確認しながら少し上に公衆トイレがあるのも確かめ、再び駐車場に戻ります。広い駐車場に一台だけ。温泉上がりの渇いた喉を潤してから眠りにつきます(^^ゞ |
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5時に起きると雨が降っていませんでした。ラッキ〜♪ でももうちょっと明るくなるまで待ちます。すると間もなく雨音が・・・ しばらく様子を見、ラジオの天気予報を聞きます。ずっと雨でも無さそうなので、迷った結果、コースの短い蛇峠山に行くことにしました。 |
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駐車場から見える落葉松の黄葉がきれいです。簡単におにぎりとお茶で朝食を済ませ、テルモスにお湯を入れます。出発する頃には雨はやみました♪ もちろん、車はこの広い駐車場に置いて(一台だけだよ・・・^_^;)ここから歩いて行きます(エライぞ!笑) |
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しゅっぱ〜つ! 村営観光センター前の道を登って行きます。 |
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観光センターの少し上には治部坂温泉、宿り木の湯があります。下山してすぐ入れるなんて魅力です。結局今回は入れませんでしたが・・・ 看板の側にあるこの通り沿いの建物がトイレです。夜も電気がついてきれいでした。 |
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ミュー美術館の方へ右折します。ここを曲がらずにそのまま登っていくと馬の背へは左折の標識があり、そちらに行くと林道をあるくようになるそうです。車用の標識? | ||||
緑の屋根がミュー美術館。 | ||||
ミュー美術館入口の前を登って行きます。雨が降ったら美術館でも良いかも♪ | ||||
最初の分岐は左へ。何しろ蛇峠山へのちゃんとした標識がありません。別荘地になっていてそれぞれに○○山荘とつけられた住居標示のものばかりです。ハイキングの通り道としては認めたくないのかも?しれません。 何しろヤマケイ出版の『名古屋周辺の山200』(コピー)が頼りです。そして頼りがいがありました\(^o^)/ |
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突き当りを右に行きます。昨夜この辺りまで車で様子を見に来ています。同ルートを下山の場合はこういったポイントをしっかり押さえておかないと、帰り迷ってしまいますのでしっかりチェック!登山道よりむしろ難しいルートファインディング!(笑) | ||||
道なりに行くとガードレールの橋が見えてきます。紅葉がきれい♪ | ||||
歩き始めて15分ほどで雨。ザックカバーをつけ、合羽はやめて傘で済ませます。 | ||||
右に亀の池だそうですが、そのまま道なりの登って行きます。 | ||||
蛇行した林道を登っていくと、間もなく遊歩道入口の看板がでてきました。ここから落ち葉の遊歩道を登って行きます。雨でしっとりしています。 | ||||
紅葉は少し遅かった!一週間から十日くらい前が見ごろだったのかもしれません。 それでも木の間からは名残の紅葉と落葉松の黄葉が垣間見られたのでした。低い位置には熊笹とシダが群生してきれいです。 |
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一旦車道に出ます。この先も何回か車道に出ます^_^; | ||||
車道を回り込むとすぐに登山道がありますが、なぜか「風林火山」の旗が立てられています。NHKドラマの影響でしょうか、この山を武田信玄が狼煙場に使った山だからでしょうか。 | ||||
この登山道取り付きの向かいに、車が数台おけます。 | ||||
登山道はきれいに整備されています。 | ||||
馬の背展望場に出ると目の前に蛇峠山。少しガスってます。 | ||||
振り返ると大川入山への稜線。 | ||||
馬の背から蛇峠山へはまた眼下の車道へ少しだけ下り、登り返します。車でここまで来れるようです。駐車スペースは数台。紅葉など混む時期は避けたほうが良いと思いますが・・・ この先はNTTの専用道路で通行止め。 そのゲートの左側を登ります。 |
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落葉した樹林帯も好きですが、名残の紅葉も目を引きます。 | ||||
山頂のアンテナが見えてきます。それらのための道路が中心で、その傍らに登山道が申し訳程度に残されているような、そんな感じのコースでした。それでも道路を歩くよりはやはり土の上を歩きます(^^ゞ 何回かその選択肢を繰り返します。 |
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なんと!すごい!ここはどこかの秘密基地ですか?ゴジラでも出てきそう(@.@; 私は山に来ているのでしょうか? |
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奥三河の山並み、あれは茶臼山?と気になります。 | ||||
レーダー雨量計。こちらは建設省の管理下です。 | ||||
レーダー雨量計の右から奥に行き、三角点への分岐を一先ず通過して先端に行くとヘリポートがありました。晴れていればこの正面にアルプスの山並みが見えるようです。 | ||||
ここにもイナバウアー? | ||||
武田信玄が使用した狼煙台跡の説明書きです。 戦国時代、武田軍が大菩薩峠、入笠山、蛇峠山、津具の丸山を経て、長篠城へ情報伝達した狼煙台だったところ。 時を越えて現在も情報伝達基地として使われているわけです。 |
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分岐へ戻り、三角点へ。少し下ってから登り返します。晴れていれば見えるのかもしれませんが、この日は見えませんでした。 | ||||
登り返します。 | ||||
左にはアンテナ、右が展望台。 |
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三角点は展望台の奥にひっそりとありました(セルフ撮り)。木々に囲まれ、晴れていても展望は良くないようです。 | ||||
展望台にも昇ってみました。ガスって、お隣のアンテナが見えただけでした。 すぐ引き返します。同ルートを戻ります。 |
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大川入山が見えます。 | ||||
馬の背まで戻ると、大川入山がよりきれいに見えています。 青空も出てきました。時間もあるし行けるかも〜♪ ↓ |
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マユミの実が見事にびっしり。遠めにもピンクがきれいでした。落葉松もきれいでしたが写し損ねました(^^ゞ | ||||
最盛期はさぞや見事な紅葉だったことでしょう。その片鱗を少しでも楽しめました。 | ||||
下山まで誰にも会わず、静かな歩きでした(^^ゞ 雨はあがったかに思われ、このあと大川入山に向かうことにしたのでした。 |
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伊那・蛇峠山 (クリック地図)(じゃとうげやま1664m) |
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天気予報はあまり良くなかったのですが、治部坂峠(治部坂高原)に待機。雨が上がった頃合を見計らって登ってきました。前日の鳳来寺山とは逆に、紅葉は一週前くらい前の方が良かったようですが、ふもとの名残の紅葉もまたいいものでした。人工物の多い山でしたが、誰にも会わず、静かな山歩きが楽しめました。 |
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H19年11月11日(日) 天気;曇り時々雨または晴れ Member.1人 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 治部坂高原駐車場(1200m)6:55〜遊歩道入口7:17〜馬の背展望台地7:46-49〜狼煙台跡8:25-32〜蛇峠山山頂8:37-45〜治部坂高原駐車場9:45 ※標高差約465m 所要時間約2時間50分(行動時間約2時間30分) |
↑ 蛇峠山三角点 |
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