八ヶ岳行者小屋迄
 (クリック地図)  (ぎょうじゃごや2354m)
師走も中頃だもの、さすがに泊まりの山行はないよね・・・・なんて思っていたものの、やっぱり行っちゃましたね〜♪行者小屋迄行ってのんびり出来ればいいし、天気がよければ赤岳までなんて思っていましたが、前日になって庭木の手入れなどしたもので予定の時間に起きれません。天気予報は的中で二日目はガス!スノーハイクだけ楽しんできました。
 H18年12月16日-17日(土ー日)
  天気;16日晴れ、17日雪のち曇り
  Member.2人(夫婦)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
16日:赤岳山荘駐車場〜美濃戸山荘前南沢登山口11:20〜お昼休憩13:13-30〜行者小屋15:15(テント泊)・・・所要時間約4時間

17日:行者小屋テント場8:10〜美濃戸山荘前南沢登山口10:15〜赤岳山荘駐車場・・・所要時間約2時間10分
【↑ 赤岳:行者小屋テント場より】
 早朝出発の予定が、前日の疲れでなかなか起きられず、出発は7時過ぎ。天気が良さそうなのは今日だけだというのにもったいないことを・・・。でもスノーハイクが目的ですから〜♪ エッ?他にもあるのじゃないかって? さぁ・・・それはどうでしょう???(^^ゞ

【一日目:12/16】

 sanae隊としては珍しく当日出発。明るい日中、目的の山を見ながら車を走らせる。中央道からは南アルプスも八ヶ岳(写真)もくっきりと姿を見せていた。


 赤岳山荘まで乗り入れ、駐車場から阿弥陀岳を望む。

 駐車料金2日分で2000円(美濃戸口は一日500円だったと思う)。先週はタダだったから、高いな〜。でも仕方ない。

 赤岳山荘に駐車料金を払い、支度して出発。南沢登山口(左写真)の美濃戸山荘まで数分だが、この緩やかな登りが凍っていやらしい。今年の4月に来た時の方がもっと滑りやすかったが・・・。

 ここから南沢コースへ。

 今日も今日とて荷物が重い・・・

 二人とも約22キロ。でも荷物とは別に、革靴や衣類、ポケットに入れた物などで、体も5キロくらい増えている・・・

 う〜〜〜〜ん、やっぱりストックを出そう。滑りそう・・・

 登山道は所々アイスバーン。ほとんど緩やかな登りだが、ちょっとした下りの方に気を遣う。間もなく積雪してくるのでアイゼンは履かず。

 ピースなんてしちゃって!ホラホラ滑るよ!

 だんだんと雪景色に。

 滑って落ちたら大変!

 一休み。

 「おじいさん、良い天気ですね〜」

 「ばあさんや、来てよかったなぁ〜」

 「さて、そろそろ行こうかな・・・」

 「ハイハイ、おじいさん、ちょっと待ってくださいよ」

 耳の遠くなったおじいさんはどんどん先に行ってしまいます・・・。

 それでも写真を撮ってくれます。えっ?何ですって? ・・・あぁ、きれいな雪景色を撮ったのね!

 時間が遅めだったのでトレースはしっかりついて、歩きやすいパウダースノー。

 「ハイハイ、撮ってあげますよ、きれいな雪景色を!(^_-)-☆」

 「ほんとにきれいですこと!」

 きれいですねぇ〜♪

 もちろん雪ですよ、雪!

 背後に見える山並みはどこでしょう?

 さっきの元気はどこへやら・・・

 「おじいさん、元気がありませんねぇ〜」
 トレースがあるのでラッセルは不要だが、段々と雪が深くなっていく。




 前方に、大同心、小同心を擁した横岳が見えてきた。

 ここまで来れば行者小屋は近い。

 でもなかなか着かない・・・。

 3回目の休憩・・・おじいさんとおばあさんはもうのんびり行くことにします♪




 気持ちの良い雪原。雪だるまでも作りたくなります。雪合戦もいいかもしれません。おばあさんは童心に戻ります。

 前方には陽射しに輝く赤岳。早く出発していれば今頃はあの上?

 もう少しだ〜!がんばれ〜!

 15:15  行者小屋に到着。
 小屋はもう閉鎖しているかと思ったら開いていた。テントを設営していると中から若いお兄さんが幕営料を徴収に・・・・。えっ?小屋が開いているということは、そういうことか!^_^; (一人1000円・・・ここでも2000円。先週タダだっただけに高い・・・< またかよ・・・^_^;)

 ところが小屋は営業していないが、週末だけテント料を徴収しにくるらしい。テントを設営し終わる前にそのお兄さんは戸締りして行ってしまった。赤岳鉱泉から通っているらしい。ペーパー付きの、きれいなトイレを使わせてもらえるからまぁいいか・・・。水場もあり。

【↑ メインメニューは豚汁と焼きソバ】

【↓ 夜のテント場で。雪はまだ降っていない】



【二日目:12/17】
 夜中時々風が強かった。雪も降ってきた。でも5:30起床。朝食(雑炊と豚汁の残り、ほか)をとりながら明るくなるのを待つ。

 側に張っていた大阪労山の大きな4つのテントは暗いうちから起きて撤収が早かった。

 外は明るくなってもガスが濃く、私達は早々に下山と決定、テント撤収。バリエーションの人たちは果敢にガスの中に入っていく。展望より登攀そのものが楽しいのかな?

8:10
 この角度から見えるはずの赤岳が全く見えない。

 テント場を後にする。

 この後は前日と同ルートを辿るが、ガスの中での風景を下欄に(下りもストック。結局ピッケルは使わず)。












【↑ 段々と雪が少なくなってアイスバーンに】

【↑ 下りは滑りやすいので、今回初めてアイゼン装着】

【↑10:15アイゼン着けて30分程で南沢登山口へ到着】

 お昼前に温泉♪温泉♪

 日帰り温泉は近くのヒルサイドホテル富士見へ。500円。露天風呂、サウナあり。