東北・安達太良山 (クリック地図) (あだたらやま1699.6m) |
あだたら高原スキー場の駐車場で車中泊。スキー場のきれいな温かいトイレが夜間も使えるので助かります。 |
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朝は5時に起きましたが雪がかなり降っていました。温泉と買い物でもしながらこのまま蔵王に向かおうかとしばらく空模様を見ていました。 だんだん明るくなってきたので用意し、出発することにしました。山頂にはガスがかかって全く見えませんでしたので、用意してきた赤布を持っていくことにします。 |
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9:05 登山者カードを出してから行きます。下山予定は3時から4時にします。ここも鍵付ポストで安心しました。 |
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明るくて気持ちの良い登山道を行きます。くろがね小屋に泊まった人が早くも次々に下りてきます。上は風が強いということでした。雪の量は例年の半分だそうです。 | |
小さな橋を渡ります。雪が優しい表情をしています。 | |
樹林帯の登りですが、明るい日差しが差し込みます。もう少し早めに出発すればよかった・・・ | |
山頂までは無理かもしれません。とにかく行けるところまでとのんびり歩きます。 | |
赤布のほかに必要装備は持ってきましたがいつもより軽めです。ツエルト、シュラフは持っていますが、くろがね小屋もありますし・・・。いつか泊まって温泉にも入りたいものです。 | |
勢至平に向かいます。 | |
明るい日差しが眩しい。 | |
10:35-50 勢至平。長い竹ざおが用意されていました。いざというとき、これに赤布をつけて使うのでしょう。 ここから直接安達太良山に向かうルートは雪の中でした。ほとんどがくろがね小屋経由のようです。 |
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広々と気持ちのよい登山道。人が多いからでしょう、アイゼンもわかんも今のところ必要ありませんが、つけている人もいました。 | |
勢至平の近くで15分ほど休憩しました。軽く行動食のパンと温かいコーヒーをいただきます。 | |
安達太良の空は青く広がっています。 | |
本当の空・・・ | |
再び歩き出します。夏道は広かったのに今やトラバースになっています。もっと積雪量が多かったらどうなってしまうのでしょう。 | |
気をつけて・・・ | |
進みます。 | |
くろがね小屋が見えてきました。この手前にあった水場はすっかり隠れていました。 | |
11:30-12:05 くろがね小屋に着いた頃はもうかなりのガスです。 ここで引き返そうかと思いましたが、山頂に向かう人、下りてくる人が何人かいます。アイゼンとワカンを装着し、もう少し行ってみることにしました。 |
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くろがね小屋を出発します。 | |
ガスの中ですがあらかじめ立てられている赤布と石に付けられたマークを辿っていけます。 | |
先頭を替わります。 | |
わかんでスタスタ? | |
トラバースしながら木の杭があるところまで来ました。山頂はアチラかな?などと指してしばし眺めているとスノボーラーが滑ってきて目の前を通ります。このガスの中よくやるよ!と感心(自分のことは棚に上げて(^^ゞ) 時間を気にしつつ、峰ノ辻まで行ってみることにします。そこで全く何も持たない空身の若い男女が下りてきました。わかんは小屋で買ったようでしたが・・・。私達が小屋に着いた時出発した二人です。山頂までピストンしてきたそうですが、こちらの心配をよそに「方向音痴じゃないから大丈夫!」とのたまいます。 |
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立てられた赤布の間隔さえ見えにくい視界だったので、途中にも持ってきた赤布を刺しながら行きました。ホワイトアウトの状態は変わりません。 13:18-22 峰ノ辻着。山頂まではもう少し、赤布もついているので行けそうでしたが、あいにくタイムアウト!強風でロープウェイは止まっていましたので、そちらへまわっても歩くようになりますからここで引き返すことにしました。無論悔いはありません。(でももうチョット早く出てくれば良かった!) |
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13:53-14:12 途中に刺した赤布(3本)は回収せず、安全のためそのままにしてきました。 下る途中にも山スキーの人が登っていきましたが、私達がくろがね小屋に着き、一休みしている間にもう戻ってきました。峰ノ辻まで行ってもどってきたそうです。 |
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山スキーの人は泊まるそうで、いいな〜と思いつつ私達は休んだ後、下山することにします。 ワカンはしばらく着けたままでしたが、間もなく外し、あとは又ツボ足で歩きます。 |
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14:57 勢至平です。雪がまたかなり降ってきました。 |
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ルートは分かるので先に進みます。 途中で登ってくる人とすれちがいました。今晩はくろがね小屋泊だそうです。先頭の年配の人はガイドさんかな?少し遅れて二人の方がついていました。二言三言ことばを交わして別れました。 |
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モノトーンの世界の中に、「あっ!テントミータカさんのテント場だ!」とトシちゃんの弾んだ声!発見した喜びの声です。果たして? | |
登りでなぜ気付かなかったのだろう?この角度になりますが、そういえばここで休んでいた人がいましたので気付かなかったようです。 | |
雪は降り続き、先ほどすれ違った三人の足跡はまもなく消えてしまいました。 | |
ふたたびモノトーンの静かな世界です。 | |
スキー場が近づいてきました。音楽が聞こえてきます。 | |
15:55 一転してカラフルな場所に出ました。下山予定時刻には登山口に到着しました 登山者カードの半券、下山報告カードを提出して車に戻ります。 片付けてこのあと本命のモンスター見物に向かいます。 |
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翌日:蔵王へ | |
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