2、3日前のこと、「ここ予約したから・・・」とトシちゃんから渡されたメモに“うかい鳥山”のメモ。「わぁ〜」と思わず歓声!結婚して30うん年、こんなこと初めてですよ〜!たしか・・・(@.@;
仕事やツーリングの仲間と出かけるたびに「○○は良かった、連れて行ってあげたい」なんて言ってはくれるものの、なかなか実現には至らず・・・。二人で山は行くとしても、優雅な宿泊の旅は特別な日でもない限り、我が家では当分無理っぽい現実。そう、車中泊とか、テントとか、避難小屋とかで、長期縦走などの時にどうにかご褒美に安宿をとるくらいです^_^;
そんな中、よくぞと思ったら、娘がこそっと「結婚記念日に予約して食事に行ったら?」というようなことを言ってくれたらしい^_^; でもね「行かないとオマエに又何を言われるか分からないから・・・」は余計ですよ・・・正直行く気なくなりましたよ・・・(涙;
でも娘が「お父さんの照れだよ」とフォローするからここはグッとこらえます。照れるなんてことプライドと同じくらい持ち合わせていないんじゃないかと思うけどな・・・。まぁ、短気は損気ですしね^_^; それにしてもどうしていつもこうなんだろう・・・・。
傷ついていることなんて分かっていないトシちゃん、それでも平日なのにちゃんと高尾山とセットで予定してくれています。
ということで、お昼少し前に出かけました。 |
高尾山口に近づくと、車窓から見る山並みの紅葉は
まだきれいに見えました。
高尾山口駅前の紅葉
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平日ですし、時間が時間ですからケーブルカーの清滝駅前は既に空いています。
紅葉は1、2週間ほど遅かったようです。 |
散る寸前の紅葉を眺めながら今回も稲荷山から。 |
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いくらかでも残っている紅葉が目を楽しませてくれました。 |
いつも変わらぬお稲荷さん |
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今日はザックももたず軽装です^_^;
ここはこんな感じの人が多いのですが、たまにトレーニングのようなデカザックの人もいて、ここでもすれ違いました。
私たちも日帰りザックでさえ驚かれたりしますから、やはり目を引きます。 |
ラクチン、ラクチン♪それでも一応ライトと傘、飲物くらいは持ってきています。 |
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紅葉している木が見えるたびに「アッター!」ってまるで宝探し(笑) |
東屋に到着。 |
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目の前の風景。遠望は霞んで西武ドーム、筑波山は見えませんでしたが、お天気は晴天。 |
東屋の側にも色づいたモミジ。色あせたひと・・・^_^; |
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歩いているところは常緑樹が多く・・・ |
時たま現れる紅葉、黄葉に立ち止まってしまいます。 |
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あとは目の前の階段を昇るだけ。 |
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ザックを担いでいないと楽なこと♪
こういうハイキングばかりだと、これさえきつく感じるようになるんだろうな・・・と日頃歩けていることに感謝です。 |
高尾山頂の紅葉は少しだけ待ってくれてました。
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富士山もかすかながらですが
姿をみせてくれてました。
午前中はもっとくっきりしていたのかもしれません。
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よかったね〜♪
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山頂には2時20分頃から30〜40分くらいいましたが、その間に山頂は静かになってしまいました。それでもケープルで途中までこれますから次々に登って来る人がいます。 |
途中でなぜかミニパトとすれ違い、3号路から2号路を通って下山の予定でしたが・・・ |
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スズメバチの巣があり、危険なため通行止め。11月2日からだそうです。
そういえばミニパトは以前山頂でも見たことがありますが、その時は足を怪我した女性を乗せていましたっけ。この日は何事があったのかはわかりません。 |
迂回路を行くと薬王院へと続き、それは意外にも通ったことのないコースでした。 |
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お陰で周辺の見慣れない景色とまだ存分に残っている紅葉のオンパレードを堪能。 |
酸性雨測定中?どんな風に調べるのかな? |
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高尾山大本坊
この上側に表参道の1号路がありますから
通常こちらは通りません。
もう何十回と来ている高尾山ですが、
ここは初めてでした。
こちらはあくまでも裏方さんなんですね。
狛犬さんは本堂へ行く階段に手招きしているようです。 |
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階段を昇ればいつもの1号路へと続く山門が目の前。
表参道も静かになっていました。 |
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途中またまた先ほどのミニパトを見送って、十一丁目茶屋。ここから見下ろすとまだ捨てたものではない紅葉の山並みが広がっています。 |
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1号路をはずれ琵琶滝方面へ。靴は登山靴を履いてきています。
街靴を履いている人は歩きにくそうでした。高尾といえどもせめてスニーカーくらいは履いてきたほうがいいのですが、私の靴もかなり底が減ってきているようで・・・(汗; |
琵琶滝と病院との分岐からはこんな光景が!
かなり広々とした居心地の良さそうな広場です。
こんな場所あったっけ?^_^;
時間が無かったので素通りしましたが、
意外といつも何気にスルーしているのかもしれません(汗;
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お地蔵さんの所からもまだ通っていない病院の方のコース(左)へ行ってみました。 |
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まだ知らないルートがあったなんて、高尾、なかなか奥が深いです(^^ゞ |
水場ですが飲めるのかどうか? |
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古い地図には高尾保養院となっていますが、財団法人、高尾保養院東京高尾病院。 |
病院のまわりも見頃の紅葉。 |
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妙音橋を渡れば琵琶滝コースと合流。 |
どんどん先へと行ってしまうトシちゃん^_^;
s「ねぇ、ねぇ、そんなに急がなくても予約の時間までかなりあるからゆっくり行こうよ〜・・・」
ところが急ぐ訳がありました。 |
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駅前で送迎バスを待つこと数分。5時の予約ですが、4時20分に乗ってうかい鳥山へ。
ちなみにこの時期(紅葉の時期)は予約したほうが良さそうです。 |
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*****************宴 編*****************
うかい鳥山にて
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初めてのsanaeはバスが敷地内に入った途端に「うわぁ〜!」とびっくりです。
まだ明るさは残っていたのですが既に道の両脇にかがり火(本物の炭火)が炊かれ、ライトアップの中に一帯の風景が浮かび上がっていました。
受付で先に言付け、まずは明るい内に園内の散策を先に。
トシちゃんはそのために急いでいたのでした。 |
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紅葉は1週間前のほうが見事だったようですが、まだ充分楽しめました。これから色づく木もあるそうですからもう少し楽しめそうです。
紅葉といい、お庭といい、建物の造りといい、夕暮れの灯りと溶け合って、それはそれは別天地!素敵でした。
うかいグループは竹亭と鷺沼の豆腐懐石は行ったことがあります。そちらも素敵なお店でしたがこちらの方が規模が大きいような気がします。もっとも竹亭は十年以上前だったので記憶が定かではありません。
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お庭を充分楽しんでお部屋へ。
我らに似合わず落ち着いた個室です。
お疲れ様〜!
これからもよろしく〜です\(^o^)/
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一品ずつ運んできてくれるお料理。
最初はゴマ豆腐でしたが少し食べてから
あっ!撮り忘れた!(笑)
ゴマの風味とねっとりした舌触りがたまりません。
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続いて海老芋!
あっ!またひと口食べちゃいました(汗;
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とても柔らかくて美味しかった♪
ゆずがいい香り。
暖をとるように炭火が真ん中に。
心遣いが温かい。
お部屋は床暖房でもちろんあったかです。
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お造りは風味を落とさないように
細かいロックアイスの上に。
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地鶏の吸い物
いいお出汁でした
焼き目を付けた葱がまた一手間かけています。
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茶碗蒸し
具は少ないですがこのお味は
家庭ではなかなか出せません^_^;
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岩魚の塩焼き
これは頭から尻尾まで完食
骨まで柔らかかったです
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メインの和牛石焼
↑
右の熱い石の上でジュッ〜と焼きますが
片面には朴葉味噌、そしてたれも付いています。
口の中でトロッと溶ける食感はさすが特選牛。
こんなのは度々食べてはいけません(笑)
思い出に浸るだけで数年もたせないと・・・爆;
庶民のささやかな楽しみ方です(^^ゞ
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・・とか言いつつ
地鶏の炭火焼を追加注文(笑)
そこそこ一通り食べてみたいのが人情^_^;
あっ!・・と一本灰の中に落としてしまったのはご愛嬌^_^;
仲居さんに灰を落として戴いてもちろん食しましたとも^_^;
これ1本で巷の焼き鳥10本前後は買えますから・・・汗;
でもね、コレだけの手間隙かけて、
コレだけの設備、手数を思ったら、
このお値段は頷けました。
最初1本だけ頼んだのですが^_^;
申し訳なくてもう1本追加^_^;
頼んだ時は焼けたのを持ってきてくれると
思ってました(^^ゞ
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芝海老のかき揚げ
これはちょっと油っぽかったかな・・・
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麦とろ御飯、お味噌汁、香の物
とろろは高尾の名物でしたよね。
お蕎麦では戴きませんでしたが
高尾は麦とろ蕎麦が有名。
美味しかったけどさすがに満腹(笑)
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お庭を眺めながらのんびりと寛げるのが
贅の極み!
これが我が家だったら・・・
昔懐かしい日本家屋の風景が甦ります。
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最後に甘味
胡桃餅だったと思います。
満腹のお腹に邪魔にならない量とお味でした。
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すっかり堪能しました♪
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外からはこんな感じのお部屋でした
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ついでに音入れ・・・とても清潔
お花はもちろん生花♪
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再びお庭から
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こちらは春先に水芭蕉や山野草が
楽しめるそうです。
また6月ごろには蛍も放たれるそうです。
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こちら結婚式場にもなるそうですよ〜♪
築400年の合掌造りを移築なんでしょうかね。
世界文化遺産って、こんな風に出来るのですか?
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再び送迎バスに乗ってこちらを後にします。
美味しい料理とお酒も少し?戴いて
我らとしては二人で一泊できたようなお値段でしたが
それが高かったと思えないほど
豊かなひと時でした。
また来年もきたいね〜トシちゃん!(^_-)-☆
来年までもつかなぁ・・・・^_^;
えっ?目指せ金婚式?
ともかく共に健康でいたいですね〜(^^ゞ
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