中央線沿線・陣馬山〜高尾山
(じんばさん857m〜たかおさん599m)

 夏はやっぱりビールでしょ!(^_-)
 今年の最高気温の日に
 低山といえど侮れない山へ!

 H16年7月7日(水)
  天気;快晴
  Member.4人(木村、篠原、佐藤、佐藤、石原)

右写真【高尾山ビアマウントで】


 【コ ー ス 】(〜は歩、休憩時間含む)

上沢井8:20〜陣馬山山頂10:20-11:10〜明王峠11:40-12:15〜堂所山山頂12:40〜景信山山頂13:30-14:30〜小仏峠14:50-15:10〜城山15:25-40〜高尾山16:35〜高尾山ビアマウント(2時間)17:10-?(ケーブルで下山、京王高尾山口へ)
(所要時間約6時間50分くらい・・休憩含む。ビアマウント着まで)


 このところ定例になった平日水曜山行は、納涼の美味しいビール目的で、低山と言えどもこの時期過酷な陣馬山から高尾山を歩くことになった。ゴールは言わずと知れた高尾山ビアマウント。

 中央線藤野駅で集合。常に早めに到着するメンバーなので、私も早めに出た。しかしそれでももっと早かったのはのんちゃんとmidoriさん。単身赴任から戻ったさぶろーさんとは久しぶりの対面。振り返ってみれば、さぶろーさんとは10年くらい前にも一緒に北高尾を歩いたことあるねと懐かしく思い出す。

 8時10分発の和田行きバスに乗る。「和田から歩くと思ったのにぃ・・・」と言うシノさんの要望を入れても良かったが、時間的にあまり変わらないからと却下、予定通り上沢井で途中下車。

 同乗していた女性二人はその手前の陣馬登山口で降りていたので、上沢井下車は私達5人だけ。今回ものんちゃん先頭に、おしゃべりしながらゆっくりと歩き出す。midoriさんも歩いてはいるらしいが、ここを年に何回も歩いているのは5人の中で私くらいだ。単なる物好き?いやいや近くのいい山をみんな知らないんだな!今回皆でここを選んだのだって、ビールという誘惑の成せる業!(笑)

 歩き慣れているコースだから、記録となるとこれといって目新しいこともなく困ってしまう。こんな暑い時期に歩くことはなかったような?と思いきや、山百合を見たくて来たこともあったっけと思い出す。梅雨時でも歩けるからと来たことがあったかもしれない(実際は雨の時は滑るのだが・・・)。この時はまだ時期が早かったのかも知れないが、高尾山薬王院ではきれいに咲いていた。おそらくは手入れされているものだろう。 昔は沢山咲いたようだが、今は盗掘でかなり減ってしまったようで残念だ。

左【オカトラノオ】

 今回はお花が少ないだろうと思っていたら、オオバギボウシやオオバジャノヒゲ(リュウノヒゲ)、ヤブラン、フタリシズカ、ウツボグサ、ホタルブクロ、オカトラノオなどいろいろ咲いていた。暑いのを覚悟していたが、大きな木々と涼風のお陰で、思ったより涼しかった。改めて豊かな樹林帯を再認識。

 それでも皆汗は吹き出す。急がず無理せず早めに休憩しつつ、そのたびにシノさんとさぶろーさんは汗拭きを絞っていた。そして水分補給もかかせない。

左【陣馬山山頂で】

 陣馬山山頂に着いたとき、シノさんがザックからおもむろに出した大きな保冷バッグ!ヤッタ!もちろん乾杯のビールだった。ホントはビアマウントで乾杯の筈だったのに、ホントは我慢するはずだったのに・・・さすがシノさん!(あれ?^^; けっして叱らない寛大なリーダーであった^^;)。midoriさんのザックから出てきたものはまるごとの冷たいスイカ!甘くて美味しかった。さぶろーさんももちろんビールだし、みんなすごいなぁ・・と感心してしまう。それにしても、平日でも一軒くらいは山小屋が開いていると思ったが甘かった。この先ビアマウントまで、一軒も開いていなかったのは意外だった。しかし平日でさすがに人は少なかったから当然か・・。しっかり持ち上げたみんなは偉い! 

 天気は良かったが、陣馬山頂から富士山は見えなかった(この日は一日中、どこからも見ることができなかった)。ここからの富士山はきれいだから初めてののんちゃんに見て貰いたかったのに、遠望がきかず残念。

左【堂所山山頂で】

 明王峠までは近いが、時間的にここで昼食。 途中女性三人は堂所山を経由し、捲き道で待つ二人と再び合流し景信山へ。堂所山ピークは以前にも通ったことあったが、どこにあったかをすっかり忘れていた。midoriさんのおかげで、久しぶり(10年ぶり?)に踏んだ。展望はよくないが、立派な道標が建っている。

 堂所山から景信山は小さなアップダウンの繰り返しで、この頃にはますます暑くなってきていた。風がなくなってきていたので団扇で仰ぎながら進んでいった。夏山には団扇が重宝だ。

 景信山の広い山頂も、日曜には考えられないほどガランとしていた。そこではコーヒーを沸かし、のんちゃん手作りのティラミスをいただく。山頂でお手製のティラミスだなんて、これも驚きだった。とっても美味しかった。それにしても山だからと手を抜かない皆さんのガッツに頭が下がる。

 ビアマウントの営業開始時間に合わせ、急がず歩いていたが、最後までペースの落ちない元気なmidoriさん、のんちゃんの二人に比べ、男性二人のペースがやや落ちてきた。この差は何でしょう?(私?私はもちろんバテ組です^o^)

左【気持ちの良い樹林帯:城山から高尾山へ】

 小仏峠、城山とその都度休みながら、ようやく着いた高尾山山頂。どこも閑散として、贅沢な山歩きを楽しめた。何時も混んでいるコースが嘘のようだったが、ビアマウントに近づくにつれ人が多くなり、目的のビアマウントに入ると人は街並みになるのだった。

 七夕の夕べ、天の川と夜景を眺めたいとしばらく待ったが、天の川は残念ながら無理だった。