この連休は針の木の方に行く予定でした。でも悪天候で中止を決めたのは前日、あれこれと翌日の山が決定したのは深夜。連休の中日は雨だろうから家でのんびりし、前後に身近な山を日帰りすることに。
ところがここでも番狂わせ!奥多摩の生藤山に決めたものの寝坊!深夜の準備と気の緩み・・・。そして起きれば洗濯やら食事の準備やらでてんてこまい^_^;
生藤山はバスの時間がもうありません。ともかく電車に乗って行き先を決めることにしました(汗;
出発が遅くなったため電車は混み始めていました。座れたトシちゃんが地図を眺め、駅から歩いていける山を選択。行き先はトシちゃんがまだ行ったことのない中央線沿線の倉岳山に決定です。sanaeは久しぶり、14年ぶりになりますが、記録を見るとその時も寝坊していました(爆;
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立川駅で運よくホリデー快速8:44に連絡。四方津で乗り継いで・・・のつもりが、ここでも私の勘違いで一駅通り過ぎてしまうというロス。もう何やってるんだろう、ワタシ!
その猿橋駅でまたまた運よく上り各駅がくるので引き返し無事に鳥沢駅へ着きました。瞬間トシちゃんはムッとした表情^_^; 来るぞ来るぞ〜雷が・・・心のうちで身構えます。いつもなら即怒られますので心の準備!^_^; 「ナニやってんだよ〜」とボソッと言っていたのは聞かない振り・・・珍しくこの程度で済みました(汗; |
鳥沢駅には9:40着のところを9:59着。20分ほどのロスでした。
階段の途中、ジュディオング〜のような蝶々(あるいは蛾?) |
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駅でトイレを済ませ、甲州街道R20を立川方面へ戻るように進むと高畑山への標識。側では土地の人が朝採りの野菜を売っていました。にこやかに帰りに寄って下さいねと声をかけられます。買いたい気持ち満々でしたがまさかこれから登るのに持っていくわけにも行かず、帰りは此処を通りません。こういう時は残念な気がします。 |
中央線のガード下を横切ります。背の高い人は大変です・・・背伸びがちに立つトシちゃん(^o^) 背の低いsanaeですら屈んで通り抜けました(笑)
手に持っているのは駅で貰って来たパンフレット。山の地図やコースタイムが丁寧に書かれていました。登山地図とは別にこういう資料もあれば戴いて併用します。
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要所にはしっかりと道しるべ。 |
実りの秋。
倉岳山の手前に田園風景が広がっています。
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今日は9月13日。明日14日は十五夜。
明後日15日は満月・・・・珍しいススキが咲いていました。
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よく見ると葉に斑点がついています。こういう種類のススキなのでしょうか? |
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整備された造成地に作られた道路を行きますが、新しい宅地は家も建たず荒れた状態だったりしました。 |
要所にはしっかりした道標。 |
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ゲートがありました。以前からあったかどうか憶えていません^_^; |
小篠貯水池。
いきなり目の前に広がったこの風景にびっくり。
森の中に満々と水をたたえ、きれいでした。
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【ツリフネソウ】
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足元に落ちていたこれは動物の上あごでしょうか?歯と牙がついています。イノシシ? |
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秋の訪れを感じさせるきのこや花々との出会い
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登山道を塞いでいる倒木。
石仏はどこ?
休憩しながら地図を見ますが・・・
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休憩した直ぐ先が石仏の分岐でした。もう記憶には残っていなかったのですが、小さな石仏でした。左に行けば倉岳山ですが、右の高畑山の方から周ることにします。 |
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9月ですが5月の頃のように緑がきれい♪
気持ちのいい登山道です。
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5月の頃のように汗も噴出しますが、
時折渡る心地よい秋風が爽やかでした。
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【カシワバハグマ】
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【ヤマジノホトトギス】
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【シモバシラ】
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【ツリガネニンジン】
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高畑山直下。ベンチがあったので休憩しましょうか。 |
♪♪♪(^o^) |
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休んだ後の急登はきついですが、あとひと頑張り。 |
高畑山山頂。富嶽十二景のひとつ(高畑山と倉岳山はワンセット)ですが、この日は残念ながら富士山は見えませんでした。富士山を見るには冬か春先の冠雪している頃がきれいです。 |
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暑かったので木陰で休憩。ちょっと遅くなりましたがお昼にします。
ここからは尾根伝いに歩きます。いくつか小ピークのアップダウンですが、話しながら歩いていたらあまり気になりませんでした。このときの話題は法や判例など都合のいい解釈をする人の話だったような・・・。山では仕事の話はしないようにしていますが、近頃のニュースの話からつながってしまいました。こういう話になると熱くなります(笑) |
【シロヨメナ(ヤマシロギク)】
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【マルバハギ?】
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素通りしてしまうような小ピークの天神山。 |
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蛙バージョンの山看板がありました。 |
天神山を少し下ると穴路峠。再び登り返して倉岳山へ。 |
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倉岳山山頂。山梨百名山の一座。 |
此処にも山看板。こちらは熊バージョン。 |
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こちらも富士山は休業中。
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秀麗富嶽十二景について・・
この中で登っていない山が2,3座あり、
富士山が見られなかった山もありますが、
見られた山はどれも素晴らしく、冠雪した富士は特に感動もの。
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山頂で休憩した後下山。急坂になるのでストックを出しました。登山道にはキンミズヒキやシモバシラ、ヤマシロギクなど秋の花。小ピークのアップダウンも通過しながら立野峠へ。
此処はまっすぐ行けば縦走路が続き、右(南)へ下りれば秋山村。この時はまさかその秋山村に、翌日また来ることになろうとは思いもせず、左(北)へと下ったのでした^_^;
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沢音を聞きながらの下山。 |
【コアジサイ】
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【ジャコウソウ】
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【キバナアキギリ】
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【フシグロセンノウ】
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この日は単独者4,5人、二人連れ2,3組、
そして数名のグループ1組とすれ違っただけ。
連休にしては多かったかもしれません。
この辺りはいつも静かな山域という印象です。
午後4時ごろだったでしょうか、
お花を写し、話しながら下りていると
一人のおばあさんが登ってきました。
お化粧もきれいにして赤い紅、小さなリュックを背負い
手にはトートバック。
互いに挨拶を交わすものの気になって
「これからですか?」と声をかけました。
すると「はい、ちょっとそこいらまで」とニコニコ。
山道だし、展望場があるわけでも宿泊場所があるわけでもありません。
はて?どう見ても
ちょっと買い物に行ってきたというようないでたち・・・
ちょっとお散歩・・というようなコースでもありませんし、
峠越えして帰宅の途中だったのでしょうか?
それにしても気になる時間帯。
仙人か?とトシちゃん!^_^;
それならいいのですが・・・違うって?(^^ゞ
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彼岸花も咲き始めていました。秋ですね〜。 |
うす曇だったので雨が気になりましたが、降られず林道に。 |
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登山道口には計画書の投函ポストと句碑。 |
そして案内板。
黄色い矢印が今回歩いたコース。
そして赤い矢印は二十六夜山・・・
この時は思いもしませんでしたが、
急遽翌日登ることになるのでした^_^;
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梁川駅には16時20分到着。立川行きが30分にくるのでその前にトイレで急いで上だけ着替えます。電車内はまだ冷房がきいていますから着替えの時間があって助かりました。 |
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雨に降られず夕食前に帰宅。さて夕食しながら明日はこの山レポを済ませてしまおうかな♪なんて思っていたら、天気予報がまたもや変わっているではありませんか!明日が良くて、明後日が悪いって・・・そんなぁ〜
今から出かけちゃおうか!ってトシちゃん。・・・でも飲んじゃったし^_^; とりあえず寝て、明日起きられたらネ・・・って、またかい!^_^; |
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