山梨・篠井山(山梨百名山)    おまけ:まつだ桜まつり
(しのいさん 1394.9m)
(クリック地図)


 予定にはなかった篠井山へ。一先ず登山口まで車で行くことが出来ました。周囲に積雪も殆ど無く、登山道も鮮明だったので登ることに決定。それでもR52沿いの道の駅とみざわまで一旦戻るつもりでしたが休憩舎にはトイレもありましたのでそこで車中泊としました。
H22年2月14日(日)
天気;曇り
Member.2人(トシちゃん&sanae)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 

登山口(大洞沢休憩舎)8:40〜篠井山山頂10:56-12:00〜登山口(大洞沢休憩舎)13:13
 【休憩含む所要時間約4時間33分】


↑ 篠井山山頂



※ちょっとトラックが乱れているのはバッテリー交換の際
しっかり蓋をしめていなかったからかもしれません^_^;

 着いたのは夜でした。ぐっすり眠ってゆっくり起き、改めて周囲を見回します。

 休憩舎にトイレがついてはいましたが、入口の戸がしっかり閉まらないのでチョット要注意です^_^;
 振り返るとすっきりとした空が広がって、予報どおりの良い天気が期待出来そうと、この時(午前7時頃)は思いました。

 8時40分、出発するころには雲がモクモク・・・^_^;

 駐車スペースは思ったより広く、置き方にもよりますが、十数台は置けそうです。

 したくしている時、単独の男性が来られ、少し話した後、先に出発。私たちは後からゆっくり出発です。
 山頂まで3、4キロ。

 説明書きによると、山頂を0として、100m毎に標示があるらしい。登っていて見落としていたのか全部確認は出来ていませんが、この標示からはあともう少しという元気が貰えました。
 温かくなると山ヒルやマムシが出るらしいです。なのでこの山は早めに登っておきたかったのですね。この辺りの道の駅などではヒル忌避剤が売られているそうです。

 積雪は少ないので不要だろうとは思いましたが、上は分からないのでわかんとアイゼンは一応持っていくことにしました。
 コンクリートで舗装された林道を行くと丸太の橋。

 このあと何度も橋を渡ったり、沢を横切ったりします。
 最初の橋を渡ると登山道らしくなりました。最初の内は雪もありません。

 雪で滑らないよう、注意して渡ります。
 この時期に登る人はやはりいるようで、雪道にはトレース、要所にはテープや標識などありました。

 ちいさな流れ、明源の滝。
 夏は水音が涼やか・・・・だから山ヒルが出るんですって^_^;



 晴予報でしたが見上げるとガスっている様子がわかりました。
 雪の白さがいくらかでも明るさを感じさせてくれました。

 見上げると急斜面の山ですが、杉や檜の植林をジグザクに登ります。おかげで幾分緩やかですがひたすら登り、分かりやすく言えば富士山のような感じでしょうか^_^;
 モノトーンの世界にウェアの赤が目立ちます。遭難時には有効ですね。

 この色は同化して見つけてもらえないかもしれません^_^;

 丸太の橋に倒木。幸いしっかりしていたので何とか通過できました。
 

 大木の下に心強い目印。あと1、6キロ。

 その標示に励まされながらゆっくり登ってくるトシちゃん、今日はいつもにも増してペースが落ちているようです。
 こんな橋が相変わらず出てきますから、しっかり渡るのをお互い確認しながらのんびりと。

 橋だけでなく滑らないように注意するところはこうしたところにもありますが・・・
 沢を離れると、あとはまたひたすら登るだけ。

 心配なところも無さそうですから、お先にゆっくり行ってますね(^^ゞ ということでそれぞれのペースでゆっくりと登っていきました。
 あと1キロを切りました。

 これが嬉しく感じられ(^^♪
 後はもう楽しんで登る気にもなってきました(^^♪

 相変わらずのガスですが、登るほどに霧氷の木々が現れ、目を楽しませてくれました。
 山頂まで15分。迷わず右へと行きます。

 そのまま直進すればおそらく神社のあるピークへと行けたのではないかと先をみましたが、踏み跡が無かったので、確信は持てていません。


 ガスがかかってはいましたが、山頂に近づいたのが分かるような明るい雰囲気でした。晴れていたらこのアセビやヒメシャラ?の木の林はもっと輝いて見えたかもしれません。

でも曇りがちだからこそ見られた
霧氷の樹林帯だったのだと思えます。










 アセビの間を抜けると篠井山山頂
 山梨百名山の一つ。お約束の富士山は残念ながら見えず。

 先行の名古屋の男性、後から登ってきた甲府の8、9人のグループで山頂はいっぱいになりました。

 グループの方に手作りのお新香(美味しかった♪)やハート型のお煎餅(この日はバレンタインデー)をいただいたり、情報交換をしたりして、和気藹々と楽しかったです。お礼に私もひと口チョコのお返し、ホンの気持ちです^_^; こういう出会いは嬉しいですね。


 山頂には鐘と登山者名簿の投函箱。登山口には計画書の投函箱を見ますが、山頂でもたまに見ます。山頂にあるのは何のためなのか、どなたが管理されているのか?よく見なかったので分かりません^_^;

 側には三角点もありました。
 1時間ほど待ちましたが富士山も周囲の山々も隠れたまま。

 皆さんは神社のあるもう一つのピークに行かれましたが、展望が望めないので私達はパス。そのまま同ルートを下山しました。


 この日もアイゼン、わかんを使うことなく、ストックの長さを調節して下山。ダブルストックは心強い限りでした。
 直下の急斜面を過ぎればホッとします。

 下りは強いトシちゃんが先に行きます。
 一度通っている場所ですが・・・

 嫌だな〜、この丸太の橋は・・・とブツブツ言いながら(笑)
 こんな小さなガラス細工のようなツララに目がいく余裕の下りです(^^ゞ

 山頂であったグループは1台の車に乗り合わせてきたようでこの日は3台の駐車でした。
 なぜかそばに親しげなワンちゃんが近づいてきました。首につけているのはGPSですか?

 ワンちゃんにも篠井山とも離れ、この後は入りたかった奥山温泉もスルーして、高速が混む前にと早めに帰路についたのでした。

 注:R52から福士川沿いに篠井山登山口に向かう時、まずは奥山温泉を目指しますが、この大きな看板のところを右折して入っていきます。
 下山した時は時間が早かったので、混む前に帰りたい気持ちと、近くのセツブンソウを見ていきたい気持ちと、近くの白鳥山を最短で登ってみたい気持ちといろいろでした(^^ゞ



 帰路の東名高速に入り家路についたのですが、高速道の途中に桜の山が見えてビックリ。まつだ桜まつりだと知り、急遽次の大井松田ICで下りて、道路に続く標示にしたがって桜見物へと向かったのでした。それなら幕山の梅もと欲が出ますが、さすがにそこまでの時間は無く、桜をゆっくり楽しんできました。

神奈川県:まつだ桜まつり


桜と冠雪した箱根の山


ズームで金時山
実はこの日はこの金時山に登るはずでした。


メジロと桜

















見事な河津桜でした。
夜にはライトアップされるそうです。

デジブック(まつだ桜まつり)はこちらです。
(BGMの音量にご注意ください)