今回のトラック(赤線


 前夜はあまり寝ていなかったので早めに深浦湾沿岸の道の駅で車中泊。

 前日白神岳に登り、天気の崩れでこの日は早々に山計画を断念していましたが、朝6時前後に起きると夜中に降っていた雨が止んでいました(-_-;)

 すっかり観光にギアチェンジしていた我ら、インスタントラーメンで朝ごはんを済ませ、恐山へと向かいます。
 右に五能線、左に日本海を見ながらR101を北上すると千畳敷という景勝地があり寄り道。

 中央アルプスの木曽駒ヶ岳にも千畳敷がありますが、こうして海辺でも呼ばれているところがあるのですね。
 説明書きによれば変わった形の岩岩にイメージした名前がつけられています。どこでもよくある光景。


 この地形は寛政4年(1792年)の地震で海床が隆起して出来たもので、その昔弘前領主が領内を巡視した際、ここに千畳の畳を敷いて200間の幕を張り、風景を眺望したことから千畳敷と呼ばれるようになったそうです(説明書きより)。

 それら奇岩の中でも特に目を引くのがこの“かぶと岩”でした。


 千畳敷を後にして車を走らせると前方に岩木山。山頂はガスの中。曇っていなかったら岩木山に登るのもありかなとトシちゃん!8合目からなら簡単ですからネ(^_-)-☆

 途中でリンゴを買おうと思ったのにあっという間に津軽、弘前を通過してしまい・・・^_^;

 途中浅虫温泉の道の駅で買物しながら一休み。次の道の駅が“よこはま”というので思わず寄ってみたのですが丁度お昼時で大混雑。私達も食事のつもりでしたが仕方なく通過します。
 結局そのまま恐山まで来てしまいました。その頃にはすっかり雨。

 霊場恐山。駐車場(300台)が広く、観光バスも何台か停まっている様子はまさに観光地といった感じです。

   お昼をとっくに過ぎていたので先ずは側の食事処でカレーライスなど食べ、中へ。入山料として入場500円。
 急きょここに来たので下調べも何もなく、恐山と言えば荒涼とした景色とイタコの存在しか知りませんでした^_^;

 中に入ると境内は広く、本堂やいろいろな建物の他に、周囲の山並みがまず目に入ります。歩けるのだろうか・・・と^_^; 山靴に変えようかと本気で思ったのですが・・・(^^ゞ
 境内に入ってすぐ左に簡易テントがあり、ずら〜っと人がいっぱい並んでいました。イタコと書かれた看板があったので順番を並んで待っているようです。

 後からイタコは7月の恐山大祭と10月の恐山秋詣りの時期にだけ来られるのだと知りました。丁度この日もそうだったのですね。そうとは知らず、空いていたら行ってみたかったと思いつつ通り過ぎてしまいました。もったいなかったかな^_^; でも気になりつつ、どうも入り込めない私がおりまして・・・汗;


 あの世の人の代弁者?(口寄せ)になるイタコの存在って、人によっては心救われるものなのかもしれませんね。

 さらにその先に行くと温泉?

 そうなのです。古滝の湯、冷抜の湯、、他にも薬師の湯、花染めの湯があり、いずれも無料。中はけっこう混んでいるようでした。着替え持ってくればよかった、とはいえ時間が押していましたから入るのは無理でした(笑; ちなみに入場券は入口から出ても再入場出来ます。



 開祖は慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)という方で、1200年前に唐で修行の後、ここに霊場を開いたそうな。お名前全然存じ上げませんでした^_^;

 この恐山は高野山、比叡山と共に日本三大霊場の一つなのだそうです。

 宗派は天台宗から曹洞宗に変わったとか、天台宗とか曹洞宗とか、いずれが本当なのか?調査不足です^_^;
 ご本尊が納められている地蔵殿。

 順路にしたがって。
 そうそう、よく見る風景です。



  後世いろいろと建てられたのでしょうけど、立派な建物、お像など沢山ありました。

 中には宿坊などあり、一泊2食付きで一人12,000円だそうです。座禅とか修行とかあるのかなぁ・・・?
 イソツツジ。

 奥宮の奥の山方向へ登っていくと雨にぬれて不動明王の台座。不謹慎にもその奥に道は続いていないかと捜しましたがありませんでした^_^; ここからハイキングコースにはなっていないようですが、別の所からあるようです。
 あちらこちらに風車が挿され風でクルクルと回っています。何とも場違いに感じられましたが、水子供養なのだそうです。風に吹かれてヒュウヒュウと、何とも寂しげで異様に感じられたのは私だけでしょうか^_^;

 紅葉も始まって。
 海のように見えるのは宇曽利山湖。ガスっていますが周囲を小さな山々がぐるりと連なっています。それら八峰(地蔵山・大尽山・小尽山・北国山・釜臥山・屏風山・剣の山)に囲まれ、恐山はまるで蓮華の花びらに彩られた蓮華台のようだと表現されています。

 平和観音像?
 お花や風車を持った人たちを見かけては、観光気分が吹き飛ぶのでした。 

 私もいつのまにか身近な故人を思い出したりしています。故人を偲ぶ、きっとそれも供養なのでしょう。
 頭の上にカラス。なぜかカラスがたくさんいて、それもまた不気味な雰囲気を醸し出していたような。

 いくつもの水溜りのような池も見られます。
 お寺にならなかったらここは温泉地帯になったのではないかと思うくらい、あちこちでボコボコとお湯が噴き出しています。

 今までが地獄になぞらえるならば、湖岸は極楽だそうで。



 五智如来。ここは展望台で宇曽利山湖とその向こうの山並みが、晴れていればきれいに見えるはずでした。

 紅葉はまだ始まったばかり。
しばらく見ごろが続くことでしょう。

 


 
帰る頃には旗(幟)がいっぱい。
上にも書きましたがこの三連休は恐山秋詣り。


偶然とはいえ何とも故人を偲ぶ良い機会を
与えられました。



下北半島・恐山
クリック地図 (おそれざん)
  

 本州最北の地、下北半島にはまだ行ったことがありませんでした。二日目は雨予報だったので早々に山は取りやめて、いつか行ってみたいと思っていた恐山へ。興味津々で行ったものの京都奈良や鎌倉などの古都とはまた違った雰囲気。雨というロケーションも加わり観光気分とはいかないような風景でした。
H22年10月10日(日)
  天気;曇りのち雨
  Member.2人(トシちゃん&sanae)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 

千畳敷8:13-33〜恐山13:29-15:30

恐山で