日光; 奥白根山
(おくしらねさん)

温泉と、一足お先に秋を楽しむ…


H8年9月15日(日)前夜発 ; Member.計2名(夫婦)

(9/15)
 菅沼登山口6:55〜弥陀ヶ池8:35-9:00〜奥白根山9:50〜
  避難小屋10:45-11:55〜五色沼12:05〜弥陀ヶ池12:45-50〜
  菅沼登山口2:05


 昨日とうって変わって晴天。今日は気持ちよく歩けそうだと車外へ出ればなんと駐車場は満杯。この混雑は山頂まで…と思うと、やはり山歩きは平日が良いと痛感。

 ここも登山道は整備されていて、何ら問題なところはない。夏休み並のラッシュで追いつ追われつ、老いも若きもといった感じだ。

 時には、嫌だけど一緒に歩いてやると言いたげな太鼓腹の夫のペースに合わせ、ゆっくり登っていくが、口で言うほど山歩きが嫌いではないらしい。

 1時間半ほどで弥陀ヶ池に到着。いつも思うのだが、標高の高いところでこうした池に出会うと、とても感激する。しかも山頂方向が望め、カメラアングルが良い。池畔ではそっちこっちで家族連れが休息出来るほど、充分広々としている。 ひと息着いて山頂へと向かうが、それまでと違いここからは登山道がガレている。登山者が多いので落石に注意しながら進むと眼下に小さな池がいくつかあり、緑の中に美しく輝いて見える。尾瀬方面は残念ながら雲がかかっていて見えなかった。弥陀ヶ池から1時間足らずで山頂に到着。大勢の人で賑わっていたが、山頂も広々としている。春先はシラネアオイを始めとする高山植物が咲き乱れるのだろう。天気は最高に良かった。遠方に雲が無ければ、きっと展望も良かったに違いない。

 小屋までの下りも少々ガレているので要注意。小屋から前白根へと行けるのだが、巨体を支えるナイーブな足をいたわる夫のペースに極力合わせ、五色沼へとコースをとった。五色沼も広々として気持ちの良いところだ。キャンプしたくなるが残念ながら禁止区域となっている。

 五色沼から弥陀ヶ池は昭文社の地図上、往路も復路も20分となっていたがとんでもない。こちらからいく場合、その倍はかかる。再び白根山に登るのではないかと思うほどその登りはちょっときつい。しかし、名残のハクサンフウロを道端に見つけ、見上げた白根山の周りに色づき始めた紅葉を見た時、その辛さは跡形もなく消えてしまう。

 弥陀ヶ池に戻った後は、登ってきた道を下山。再び湯元で温泉に浸かった後、男体山の志津乗越まで戻り、Pキャン。