丹沢; 大山
 (おおやま1251.7m)
久々の秋晴れの中、仲良しメンバーと紅葉狩り、より団子?

 H11年11月6日(土)当日発・ 天気;快晴:Member.4人(伊藤、石川、鈴木、石原)


【大山山頂をバックに見晴台で】右

コース(休憩時間含む 。〜は歩)

ヤビツ峠9:00〜大山山頂(1251.7m)10:45-12:35〜見晴台13:45-55〜ケーブル下社駅14:30-40発=ケーブル追分駅〜(温泉)〜大山ケーブルバス停=伊勢原駅
 (登り1時間45分、下り1時間55分、山頂で1時間50分。登山所要時間 約5時間30分)


 丹沢の大山に行ってきた。メンバーは日頃あまり山歩きをしない友だち3名。当然亀足兎休みで、目的は食欲の秋を楽しむ、もとい、スポーツの秋、紅葉を楽しむ。

 彼女たちとは子供のPTAを通じて6年から8年のつきあいだ。何やかやと口実をもうけては、いまだに毎月のように会っている。全員で7名。グルメの集まりには出席率が比較的いいのだが、今回のような山歩きとなると途端に数が減る。とはいえ、山頂での宴会を楽しみに、辛いのを我慢して?登る人も中にはいる(^o^;

 ヤビツ峠から山頂のコースタイムは1時間とあるがその2倍近くかけ、山頂(直下の広場)には2時間近く陣取り、見晴台経由で下山はケーブル、そして温泉につかって極楽極楽!という姫様?ハイク!しかしさすがに駕篭はない。歩き始めはプリティウーマンの曲のノリで、テンポが早い。ボッカの私は最後尾でたちまちおいて行かれる。おいおい、大丈夫かい?と思っていると、続く階段で途端にペースダウン。「今日は体調がよい」と、リズミカルに歩く人・マイペースで歩く人・足が思うように運ばない苦しそうな人、様々だが「話が出来るくらいの早さでいいからゆっくり歩こうよ」と言って、のんびり歩く。

 紅葉はイマイチだった。でもヤビツから塔ノ岳方面の烏尾山や行者岳のあたりは良かったのではないかと数年前のその紅葉の素晴らしさを思い出していた(TVのニュースでは丹沢見頃と言っていた)。富士山の展望は素晴らしかった。樹間から時折見え、山頂近くの展望台では青空の中、裾野からてっぺんまできれいに見えた。山頂部分だけが白い秀麗富士の全容を見せてくれていた。

 展望台までくれば山頂はあとひと息。久しぶりの秋晴れで賑やかな山頂は、穏やかな陽気だった。海はやや霞んでいた。さっそく敷物を広げ、豚汁・お汁粉を作りはじめた。そしてまずはビールで乾杯!漬け物、菓子、牛肉の缶詰、柿と次々並ぶ。殿方から見ればなんじゃ?これ!の風景だろう。あきれるくらいよく食べる。そして食後のコーヒーも忘れない。底抜けに陽気な約1名が私達の胃腸を活発にしてくれるようだ。

 布袋様のようになったお腹をかかえて見晴台をまわった後、ケーブル駅直前で一人の足がつってしまった。通りがかった女性が差し出してくれたものはキンカン。効くのかな?と思いつつ塗らせていただいた(楽になったようだった)。さすりながらしばらく休み、落ち着いてからケーブルで下山した。

 ケーブルを下りるとお土産屋さん、旅館(入浴出来るところあり)、食堂などが並んでいる(大山銀座と勝手に命名)。そこで、もう一つの楽しみのお風呂(温泉?525円)にもしっかり入ってきた。何軒か入浴できるところがあるが、3時までと、時間が決まっているところもある。そしてお風呂からあがったあとは美味しい大山蕎麦を食べ、「今度は豆腐料理(大山豆腐で有名)を食べに来ようね」とやっぱり山歩きより食い気の仲間だった。