南ア周辺・入笠山
(にゅうがさやま 1955.1m)
(クリック地図)


 2月に入り家具移動の重労働で体が痛い毎日。そのためこの週末も重いザックを背負っての山行は気が進みませんでした。でも少しずつ歩き始めている今、また体力の落ちるのを気にしてか、トシちゃんが積極的・・・。気乗りしないままに極力気楽に身軽に楽しめる山をと選んだのでした。
H22年2月13日(土)
天気;曇り
Member.2人(トシちゃん&sanae)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 

沢入登山口10:55〜入笠湿原12:05-22〜入笠山山頂13:07-52〜沢入登山口15:06
 【休憩含む所要時間約4時間11分】


↑ 入笠山山頂





 今回は珍しく当日家を出発。時間もまた珍しく朝7時ごろとゆっくりめ。

 談合坂SAで朝食をとっている間に中央道は事故渋滞。その現場である勝沼IC500m手前を通過すると後はスムースに流れました。

 積雪情報は事前にトシちゃんが調べたとおり、新雪はうっすらと積もった程度。四駆スタッドレスタイヤで沢入の駐車場へ。車は数台。トイレは閉鎖されています。
 雪は少ないけれど、上は分かりませんからスノーシューとアイゼン(6爪)は持っていきますが、結局どちらも使いませんでした。体が痛いといいつつボッカです^_^;

 絵のマップの上につらら。
 登山道へ。

 歩き始めてすぐ、登山道を塞ぐようなこの枝。
 よけながら進みますが、よくみると枝は凍り付いて重くなっているのでした。

 白い砂糖をまぶしたカリントウみたいです。
 こんな状態でこの先も何回か通せんぼ^_^;

 ダブルストックはかなり効果的なことを体感♪


 湿原の近くまで来ると鹿よけの防護ネットが設置されていましたが冬期間開放中。まだ新しい感じでした。

入笠湿原
珍しく静かです。


予報は曇りでしたが
少しのぞいた青空に
気持ちも明るくなりました。


背後のすずらん自生地も
もちろん真っ白


 昨年亡くなったウチの子が、トシちゃんの還暦の祝いのときにゴンドラに乗って、トシちゃんと孫娘と三人一緒にここまで来た二年前を思い出します。今はその時の笑顔の写真が残るのみですが、ここもまた彼女を思い出す場所なのでした。
 雪は締まってツボ足で充分でしたが、すれ違う団体はスノーシューツアーのようで皆さん装着でした。

 やまびこ荘の隣りにはいつのまにか立派なトイレが出来ており使用可。中はとてもきれいで暖房まで入っており、水洗でトイレットペーパーもついていました。
 少し休憩した後林道コースで進みます。

 入笠スキー場。今もそう呼ばれているのか、以前には確か見られなかった遊歩道のような柵ができていました。

 犬を連れた人も大勢いましたが、犬は無料でゴンドラに乗れるのだそうです。(今後のことはわかりませんのでご利用の方はご確認ください)

入笠山への登りにかかると
風景は一気に変わりました。



霧氷




まるでシャンデリアのトンネル
















山頂に近づくと空が一瞬明るくなり
期待していなかった展望を見られるのではと
気持ちが逸りました。


入笠山山頂

 気温はマイナス4度。冷たい風をよけて木蔭で晴れるのを待ちますが、わずかに八ヶ岳裾野の原村や富士見高原辺りが見えただけでした。

 今回はパンと温かいコーヒーで簡単に済ませました。
 それでも山頂で45分くらいのんびりしました。

 この日は初めから展望目的ではありませんでした。この空気の中にいられたことが嬉しく感じられ、やっぱり来て良かったと思いました^_^;
 登りは岩場コースを直登でしたが、下りは周回コースへ。

 山頂をあとに。
 雪が締まっていたのでスノーシューは結局履かず。といって、雪のありそうなところを歩き回る元気も無く^_^;

ただただこの素敵な風景を
楽しみながら♪






 入笠湿原へ。

 時間が微妙にずれたせいか、予想外に静かな入笠山でした。
 ゴンドラ利用の人が多く、湿原から沢入のコースは登りで一組とすれ違っただけ。

 沢入までの林道はこのトシちゃんが運転してくれるから来れます(^^♪ 感謝感謝(^^ゞ
 水あめみたい・・・って、さっきから食べ物ばかり連想してます(笑)

 こうして氷に包まれても耐えて、春になれば芽を出し緑の森にしてくれるのですから自然ってすごい!


 沢入に到着。
 片付けてこの後温泉へ。

 温泉は「ふれあいセンターふじみ」へ。一人600円。

 入口で「金の成る木」と俗に呼ばれている木が花を咲かせていました。珍しかったのでパチリ(^^ゞ
 翌日は箱根の金時山に登る予定でしたが、トシちゃんが山梨百名山の篠井山に登ろうと言い出しました。事前に調べていたようですが、何せ地図がありません。車にインターネットで調べた山行記録のコピーがあるだけ。またまた気が進みませんでした。でも1400m弱の山ですし、登山口まで車で行ければ登れそうです。積雪状態がわかりませんが、ひとまず下見するつもりで向かい、そこで判断することにしました。