日光・千手ヶ浜〜小田代ヶ原〜戦場ヶ原(車移動)竜頭の滝 (クリック地図 ⇒ 千手ヶ浜) |
H20年6月29日(日) 天気;雨 Member.2人 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 赤沼10:10発=(低公害バス300円)=千手ヶ浜(1270m)?〜クリンソウ自生地11:18-25〜千手ヶ浜〜熊窪11:52〜高山分岐(1480m)12:37-13:13〜幕張峠(1430m)13:42〜小田代ヶ原散策〜戦場ヶ原散策〜赤沼16:25=(車で移動)=竜頭の滝見物 |
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少々の雨ならば近場の山をと思っていましたが、降水確率80%となるとさすがにテンション下がります。早々に戦場ヶ原散策と決め、赤沼の県営駐車場へ。 地図を見ていると、以前tomomiさんたちが近くの高山に登り、千手ヶ浜(せんじゅがはま)でクリンソウを見ていることを思い出しました。しかもそこから直接その千手ヶ浜に向かうバスが出ています。ラッキー♪ いつか行ってみようと思っていたので、バスの時刻表をチェック! ところが車に戻るとトシちゃん既に眠ってました・・・^_^; |
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夜中から雨。朝の眠りが心地よくこの日ものんびり起床。 コースを話し、乗ったバスは10時10分発(~_~;) 一般車は入れず、低公害バスのみの運行ルート、一人300円。 走行区間どこでも乗降できますが、終点千手ヶ浜で下車。少ない乗客でしたが皆さんどんどん出発。私たちが最後になってしまいました。もう・・・・(~_~;) |
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クリンソウの自生地へ。 | |
中禅寺湖畔。観光船は故障でお休みだそうです。 | |
湖畔から右へ。広い湖が海のように見え、この樹林帯が不思議な雰囲気。ブナとマルバダケブキ・・・雨の中の緑が生き生きして素晴らしい。 | |
立派なつり橋。ということで歩いているとかすかに揺れますがしっかりしています。 橋を渡り、少し先に一面のクリンソウ。満開を過ぎていましたがその広さに驚きました。さぞや見事だったことでしょう。 |
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一回りして戻り、しばし中禅寺湖を眺めますが、ガスで展望は残念。晴れていれば正面には男体山が見えるはず。 | |
このあと湖畔を熊窪まで向かいます。 | |
ところが熊出没注意の張り紙。熊鈴を鳴らしながら行きます。 | |
散策路を行き、戦場ヶ原に一番近い高山へのルートへ。 | |
雨の森もまたいいものです。 ここで早々にお二人連れとすれ違いました。この後は誰一人出会いませんでした。 |
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落葉樹が腐葉土になって足元はフカフカ。 | |
足元にお花は少ない中、小さな茸やギンリョウソウ。ギンリョウソウがいつもと違うお顔ですが? | |
【↑ ギンリョウソウ】 |
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緩やかに登ってきて高山の分岐。ここでお昼に。温かい飲物が美味しいと思える気温、梅雨でも蒸し暑くなく爽やかでした。 高山山頂へはコースタイム40分とありましたが、ガスガスなので今回はパス。このまま下って小田代ヶ原、戦場ヶ原を歩くことに。ということで、今回はここが最高地点1480mです。 下ると小さな白い花がいっぱい咲いてました。オオヤマフスマ、赤沼の休憩舎の方に教えていただきました。 |
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鹿侵入防止柵。さすが国立公園、しっかりした柵が張られています。鹿との共存も視野にいれてのことなのでしょうか、一時的な設置だそうです。 このところ日光から尾瀬に移動している鹿が増えているそうで、尾瀬ケ原の高山植物もかなり食べられているとNHKで放送していました。尾瀬も早目の対処が必要なようですね。 |
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アヤメが少し。 | |
シラカンバと熊笹のきれいな風景でした。 | |
幕張峠。朝バスで通った通りに出ます。 | |
車道を少し歩いていると朝乗った低公害バスがやってきました。 車道脇にはムラサキケマンやシロツメクサの花が少しだけ。 |
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小田代ヶ原への入口。 | |
コチラは傘をさしたまま入れる回転ドア。小田代ヶ原、戦場ヶ原共に分かり易い説明書きが所々にあります。 小田代ヶ原はかつて湿原だったものが、だんだんと乾燥化し、草原に変わりつつあると書かれていました。 |
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木道沿いにはビッシリと熊笹、合間にレンゲツツジやキンポウゲ(ウマノアシガタ)、ニョイスミレなどが少し見られました。 乾燥化して、昔と植層が変わってきているのかもしれません。 |
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カラマツ林。この辺りは植林だそうですが、10月下旬は黄金色でさぞやきれいなことでしょう。奥日光には天然の落葉松があり、湯元温泉の近くは老木なのだそうです。 | |
ツマトリソウ。雨に濡れて儚げです。 | |
こちら儚げとは程遠いツマ・・・^_^; | |
雨で野鳥もお休みの様子。 後から雨が上がった頃さえずりが聞こえてきました。 |
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コチラが小田代ヶ原の貴婦人でしょうか? mikkoさんのコメントで一生懸命捜してしまいました(^^ゞ 偶然写っていました・・・もしそうならば・・・^_^; バックは晴れていれば男体山がみえるはず・・^_^; |
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アヤメ。 | |
遠くを見ると一面のアヤメが見えました。そろそろ見頃を迎えるようですが、ちょっと遠いのが残念。 | |
【クルマバソウ】 |
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囲いの外に出ます。柵には電流が流れているそうで、この柵のお陰で植生がかなり回復したとか。それでも昔の様相にはまだ程遠いようです。 | |
標識がしっかりしています。散策路は広く、休憩場所も広いですが、今日は誰にも会いません(^^ゞ 泉門池と書いて「いずみやど」と読むそうですが、読めませんよ〜 | |
【キンポウゲ】 |
【モウセンゴケ】 |
【ハクサンフウロ】 |
【イブキトラノオ】 |
整備されている休憩場所。禁煙です。 | |
こちらが青木橋? この橋の下を鴨が一羽泳いでいきました。家族はどうしたのかな?(^^ゞ |
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【カンボク】・・・三つに裂けた葉っぱが特徴 |
【ワタスゲ】 |
このあたりにいっぱい咲いていた小さなピンクのお花はツルコケモモ。これも赤沼のお兄さんに教えていただきました。 | |
【ツルコケモモ】 |
【ツルコケモモ】 |
【ツルコケモモ】 |
【ツルコケモモ】 |
戦場ヶ原にはカラマツ、シラカンバなど戦前に植えられたそうですが、どれもヒョロヒョロとした木。厳しい環境の中で枯れもせず、細いまま年を重ねていたのでしょう。 | |
男体山の噴火によってできた戦場ヶ原、かつては白根山の尾根だったという痕跡がこの中の糠塚だとか。だれもいない散策はゆっくり看板を見ることが出来ていろいろと勉強になりました。 | |
木道沿いにはホザキシモツケがたくさん。7月中頃から8月中頃までピンクの花が見頃だそうです。 | |
湯川。雨で水が濁っていますがいつもはきれいなのでしょうか? | |
ここにもアヤメ。レンゲツツジも咲いてました。 | |
晴れていればど〜んと男体山・・・見えなくて残念。裾野だけ眺めてきました。 | |
勉強になった自然研究路もあと少し。この辺りはズミの花が沢山咲いてきれいだったそうです。 | |
駐車場へ向かう正面に男体山。山頂部が見えないのでさいしょは高山かと思ってしまいました(^-^; 高山は全然方向が違いました。 | |
通り沿いのお庭に咲いていたニッコウキスゲ。そろそろシーズンですが、今年は早くもここでご対面です(笑) | |
車に戻り竜頭の滝へ移動。 | |
華厳の滝とはまったく趣が違いますが 迫力あります。 |
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竜頭の滝、なるほどと思わせるネーミング! |
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秋はさぞや紅葉は素晴らしいことでしょう。観光客もきっと多いですよね。この日は誰にも会いませんでした(^_-)-☆ コレはニシキウツギ? |
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帰路は温泉にも入らずまっすぐ帰ることに。いろは坂はガスガス。今は一方通行でよかったです。道路わきには満開のヤマボウシの花・・・ 途中少し仮眠しましたが、自宅には23時ごろ到着。お疲れ様でした(^^ゞ |
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