丹沢・鍋割山(なべわりやま1272.5m) |
恒例の歩き納め山行
鍋割山に始まり鍋割山に終わったこの一年
前日降った雪を踏みしめて
富士山と南アを眺めながら鍋焼きうどん♪
【鍋割山山頂でjoさんと】右
【コ ー ス 】(〜は歩、休憩時間含む)
二俣9:35〜小屋の荷揚げをザックに入れる10:00-10〜後沢乗越10:40〜鍋割山山頂11:55-13:10〜小丸分岐13:50〜二俣15:35
(所要歩程時間約6時間くらい・・休憩含む)
東名は少しだけ渋滞していたがほぼ順調。秦野中井ICをおりて大倉方面へと向かい途中から二俣へと細い道を通っていく。この二俣までの道のりがでこぼこですれ違い箇所少なく、着くまでドキドキしてしまう。今回危険とテープが張られているところがあり、通り過ぎてから振り返ってみると少し崩れていた。思わずヒヤリ。それでも二俣に着くと数台の車が既に駐車していた。
左【雪の華が咲いたよう】
身支度を整えて出発。木々には雪の華が咲いたようでとてもきれいだ。勘七の沢を渡ろうとした時、ふと木橋が掛けられていたのに気がついた。少し上流よりだったので今まで気付かなかったのだろうか?いや最近設けられたものだろうな・・と思いながら渡っていった。
小丸への登山口を通過して歩くこと約25分。いつものように置いてある小屋への荷あげ用の水をザックに詰め込んだ。今回はお正月用に持ち上げるものが他にも置いてあり、夫はその中の一つをザックに入れた。小屋へ届けるとそれは豆炭だとのことだった。小屋の鍋焼きうどんを楽しみに登るものだからいつもより荷は軽い。せめてこれくらいはお役に立ちたい。
左【気持ちいい新雪】
始めのうちは雪も少なかったが、上に行くほどに積もっていた。既に大勢の人が登っているようでその踏み跡を辿るだけ。最初はラッセルだったのだろう、さぞや気持ちよかっただろうなと思いつつも新雪を踏む感覚を同様に味わっている思いで満足、満足!
ザックが重くはなったが汗をかかないほどにゆっくり話しながら登って行き、結局最後まで一度も休憩しなかった。後ろから来る人に追いつかれると道を譲り、何人かを見送った。そして山頂近くになった頃、後ろに気配を感じて振り向くと何とMMLのjoさんだった。彼女とは数年前、新年初歩きの丹沢でもバッタリと出会っていたものだから2度の奇遇にお互いびっくり。
懐かしいやら嬉しいやら、またまた思い出に残る山行になった。亀の私達なので先に行ってもらい「山頂で!」とは言ったものの、先を急ぐ予定だったかな?ふとそんなことを思いつつ間もなく山頂到着。暮れにもかかわらず登っている人の多いこと。小屋へ荷物を届けるとjoさんも鍋焼きうどんを注文していた。
左【名物の鍋焼きうどん♪】
山頂の積雪は10-15センチくらい。多いところで20センチくらいあったろうか。太陽は出ていたが、気温は零度を指していたのでさすがに空気は冷たい。温かい鍋焼きうどんは体中が温まり有り難かった。思えば今年の初歩きもこの鍋割山だった。その時は娘と一緒で、早朝だったため富士山がとってもきれいに見えていたっけ。この日の富士山は雪煙か雲で山頂部分が隠れ始めていた。富士山の右手には南アルプスがきれいに眺められる。今年の夏の南アルプス縦走を思い出す。このように今年最後の山行を締めくくれるなんて最高だ。その上joさんとの再会までセッティングされ、とても嬉しい。このあと忘年会で池袋まで行くというjoさんとは記念写真を撮ってから別れたが、その若いエネルギーが何とも羨ましい。
私達は1時間ほどのんびりしてから出発。小丸で下りるか塔まで行くか・・と迷うまでもなく、今回は小丸から二俣へと下山。夫と来るといつもこのパターンだなぁ・・・。娘とは塔まで行ったのに・・・。しかし朝の出発が遅かったし、夫は足が張ると言うので仕方ない。二俣に下りると3時半、周りの車はほとんどいなくなっていた。緊張する細い林道を通過し、広い通りへ出ると私の瞼はすぐ重くなった。夫に申し訳ないけれどそのまま熟睡。疲れが一気に出たようだ。お父さん今年も一年ありがとうございました。来年もよろしくね(^_-)v