丹沢・鍋割山ー塔ノ岳
(なべわりやま1272.5ーとうのだけ1490.9m)
紅葉にはまだ少し早いけれど、リハビリ山行

 H15年10月18日(土)
  天気;晴のち雨
  Member.2人(夫婦)

  【紅葉はこれから:
   鍋割山から塔ノ岳への稜線】右

 【コ ー ス 】
(〜は歩、休憩時間含む)

二俣7:50〜後沢乗越8:50〜鍋割山山頂10:05-10:55〜二俣分岐11:25-30〜塔ノ岳山頂12:10-45〜堀山の家13:40-50〜二俣14:30
(所要時間約6時間40分・・休憩含む)


 日曜は仕事が入っていたため土曜になった。天気予報は土曜の方が良かったはずなのに、当日は晴のち雨。翌日の日曜の方がピーカンという秋の気まぐれ天気でまたもついてない。

 朝6時過ぎに家を出て、今回は二俣まで車で入った。いつもの林道歩きはショートカット。細い道なので対向車がいると大変!助手席でハラハラしながら右へ左へと揺られていった。幸い対向車はなく、無事に二俣に到着。以前夫のバイクに二人乗りで来たことがあるが、他に一度だけ仲間と車で入ったことがあった。その度に運転したくない道だと思ったものだ。しかし夫は林道を歩くより運転の方がいいらしい。とにかく運転お疲れ様。

左【リンドウ】

 二俣から林道をもう少し歩き、30分くらい行った所で鍋割山荘用の水をボッカすべくザックへ入れた。それぞれ2Lのペットボトルを4本ずつで8L追加。今回は山荘の鍋焼きうどんを楽しみにしていたのでコッヘル等持ってきていないのでいつもより軽いが、ザックが小さいのでそれ以上は持てなかった。捻挫がまだ完治していないのにこんな事をするアホである。でも捻挫で辛いのは登りより下りだから、まぁいいか(と懲りない)。

左【鍋割山山頂までは青空】

 したがってペースはゆっくりだ。途中のリンドウの花に心が和む。紅葉はまだ早い。来月に入ってからが見頃だろうか。空の青さが気持ち良い。

 鍋割山山頂には既に数名の登山者がいた。一人食べている氷に目がいった。この暑さでいきなり熱いうどんは・・と思っていたので、私達も先に氷いちごを注文。山頂で、しかもこんな時期にかき氷が食べられるなんて!なんと贅沢な山なのだろう!嬉しい!

 富士山は霞んでいた。裾野の方までぼんやり見えたが、山頂は雲がかかっていた。それでも満足。名物の鍋焼きうどん(900円)を戴きながら、丹沢の山並みを眺める。これまた贅沢なひとときだ。側にいた人と話したりして、 のんびりしてから出発。朝の予報では午後天気が崩れると言っていたので、小丸の先の分岐から下山しようと、この時は思っていた。

 塔ノ岳に向けて歩き出す頃には青空が隠れ、肌寒くなってきた。そして雨が落ちてきたので途中、合羽とザックカバーを装着。思っていたより天気の崩れは早いようだった。時々降る所ありというのは此処のことだったか・・・。

 さて、小丸の分岐で下山しようと向かったが、見晴らしの良いところで年輩の単独女性と話している内に、やっぱり塔ノ岳へ足を伸ばしたくなった。階段の多い大倉尾根を嫌がっている夫だが、未練たっぷりの私の顔を見て諦めた。私の勝ち!\(^o^)/

左【鹿の親子】

 持ち上げた水は鍋割山荘に置いてきていたが、食べた後の体はなぜか重いねぇ・・と二人で笑いながら歩いていくと、鹿の親子連れと出会った。人に慣れているので側を通っても逃げない。子鹿が可愛かった。

左【丹沢山、蛭ヶ岳方面を望む:塔ノ岳山頂では小雨】

 花立からの登りは少々きつい。山頂に着くと、いつもよりは人が少なかった。丹沢山から蛭ヶ岳方面が見えていたが、富士山の姿はすっかり隠れてしまっていた。塔ノ岳に寄ったのには実は理由があった。9月の高尾山で会ったYさん達が、週末は塔ノ岳へ・・と掲示板に書かれていたので、もしや・・と思って寄ってみたのだ。しかし見回した所姿はなかった。翌日なのかもしれない、残念!

 山頂で温かいコーヒーを飲み、グレープフルーツを食べてから、下山。花立から堀山の家を経て、二俣へと戻った。