左【鍋割山山頂までは青空】
したがってペースはゆっくりだ。途中のリンドウの花に心が和む。紅葉はまだ早い。来月に入ってからが見頃だろうか。空の青さが気持ち良い。
鍋割山山頂には既に数名の登山者がいた。一人食べている氷に目がいった。この暑さでいきなり熱いうどんは・・と思っていたので、私達も先に氷いちごを注文。山頂で、しかもこんな時期にかき氷が食べられるなんて!なんと贅沢な山なのだろう!嬉しい!
富士山は霞んでいた。裾野の方までぼんやり見えたが、山頂は雲がかかっていた。それでも満足。名物の鍋焼きうどん(900円)を戴きながら、丹沢の山並みを眺める。これまた贅沢なひとときだ。側にいた人と話したりして、
のんびりしてから出発。朝の予報では午後天気が崩れると言っていたので、小丸の先の分岐から下山しようと、この時は思っていた。
塔ノ岳に向けて歩き出す頃には青空が隠れ、肌寒くなってきた。そして雨が落ちてきたので途中、合羽とザックカバーを装着。思っていたより天気の崩れは早いようだった。時々降る所ありというのは此処のことだったか・・・。
さて、小丸の分岐で下山しようと向かったが、見晴らしの良いところで年輩の単独女性と話している内に、やっぱり塔ノ岳へ足を伸ばしたくなった。階段の多い大倉尾根を嫌がっている夫だが、未練たっぷりの私の顔を見て諦めた。私の勝ち!\(^o^)/
左【鹿の親子】
持ち上げた水は鍋割山荘に置いてきていたが、食べた後の体はなぜか重いねぇ・・と二人で笑いながら歩いていくと、鹿の親子連れと出会った。人に慣れているので側を通っても逃げない。子鹿が可愛かった。
左【丹沢山、蛭ヶ岳方面を望む:塔ノ岳山頂では小雨】
花立からの登りは少々きつい。山頂に着くと、いつもよりは人が少なかった。丹沢山から蛭ヶ岳方面が見えていたが、富士山の姿はすっかり隠れてしまっていた。塔ノ岳に寄ったのには実は理由があった。9月の高尾山で会ったYさん達が、週末は塔ノ岳へ・・と掲示板に書かれていたので、もしや・・と思って寄ってみたのだ。しかし見回した所姿はなかった。翌日なのかもしれない、残念!
山頂で温かいコーヒーを飲み、グレープフルーツを食べてから、下山。花立から堀山の家を経て、二俣へと戻った。