丹沢 ; 菰釣山
(こもつるしやま)

平日忘年山行


 H8年12月12日(木)当日発 ; Member.計3名(渋谷・山上・石原)

12月12日(木) 天気;晴
道志ノ森キャンプ場9:10発〜登山口10:00-10〜城ヶ尾峠10:35〜城ヶ尾山10:45〜
菰釣避難小屋12:10-15〜菰釣山12:40-2:15〜菰釣避難小屋2:40〜ブナ沢登山口3:10
〜道志ノ森キャンプ場4:00


 渋谷さんの運転で行き、今回も御殿場で山上さんと待ち合わせ。渋谷さんの時間は的確でいつも遅れることがない。几帳面な人だと感心してしまう。

 本当は先週の予定だったが、荒天のため今日に延期となった。結局青木さんが仕事で来られなくなり、3人だけの忘年山行となってしまった。もっと沢山で盛り上がろうと計画を立てたのだが、平日の参加はなかなかそうもいかない。

 道志の森キャンプ場に車をおいて歩き始めたのは9時過ぎ。誰もいない。夏だったらさぞ賑わうだろう川沿いのキャンプ場の中を3人の話し声だけが響く。20分ほどで登山口に着き小休止。早速喉をうるおす渋谷さんだが、この時、水を買ってきたつもりがレモン水だったことに気がついた。3本全部そうだと思った渋谷さんは取り合えずそこで川の水を汲んでいこうと、山上さんにも手伝って貰って急いで500 mm・を飲み干した(山頂で他の2本は水だったことが分かったときは大笑い。さすが渋谷さんやってくれる!)。

 登りは北斜面だったので、道の状態はどうかと思ったが、雪はなかった。少し凍結してガチガチしたところもあったが心配するほどではなかった。霜柱もサクサクと小気味よい。

 城ヶ尾峠までは35分ほどで到着。ここまで来ればあとは尾根伝いを辿るだけ。東海自然歩道という名から、高尾を想像したような広い道幅はなく、笹薮があったりしてけっこう自然味のある山道だ。笹の上にかすかにのった白い雪が陽に照らされて輝いている。

 なだらかなアップダウンを3人でおしゃべりしながら進んでいく。
     山頂までそうたいしたことはないと高をくくっていた。確かに2時間の歩程はどうという事はない。しかし時間が中途半端だった。避難小屋についたのが12時を過ぎていた。小屋もなかなか良かったが、ピークを踏む前に乾杯というのも寂しい。頑張って山頂で祝杯をあげようということになった。

 山頂に着いたのは既に12時40分。なのにお日様がすっかり隠れてしまった。先ずは乾杯とそれぞれに持ってきたビールで乾杯。その間にお湯を沸かし、次は温まろうと、甲武信岳で教えて貰った焼酎のお湯割りをたしなむ。山での贅沢な楽しみだ。一年の労?をねぎらい、これからの団結?を誓い、3人で何回でも乾杯だ。持ち寄った昼食メニューは山上さんの焼き肉とヤキソバ、私の豚汁、渋谷さんの焼き餅(青木さんの欠席で餅網を用意できなかったため豚汁の中に入れることになった)。と、豪華版だ。青木さんが来ればおでん担当だったのだが残念だった。

 山頂はしんしんと冷えたが、忘年山行ということで盛り上がり、ゆっくりした。展望はいまいちだが途中、御正体山を眺めながら歩けたのが印象的だった。

 時間があれば縦走したかったのだが時間的に無理があったので小屋まで戻り、そこから下山路をとることにした。あっけなく下りてしまったが、振り返り振り返り、その歩いた山陵を眺め、のんびり車の所まで歩いたあと、温泉へと向かった。