鎌倉;鎌倉アルプス
(おおひらやま155m)

 梅を観ながら天園ハイキングコースを

 H13年3月11日(日)
  天気;晴 
  Member.1人

 【コ ー ス 】
(〜は歩、休憩時間含む)

北鎌倉駅13:30〜建長寺〜半僧坊〜勝上けん〜大平山〜天園〜天台山〜瑞泉寺15:15〜荏柄天神〜鎌倉駅
(所要時間約2〜3時間・・休憩含む)

 今回は夫が趣味のオートバイで出かけたので、久しぶりに一人でどこかへ・・・と思いつつ、この時期花粉症に辟易し気が進まなかった。午前中はのんびりとしていたが、あまりにお天気が良い。思い立って昼過ぎにお定まりの鎌倉へと出かけてみた。

 スケッチでもしようかとセット一揃えと、本、カメラを小さなザックに入れて、地図も持たず気楽に電車に乗った。そして歩きなれた街並みをマスクをしたまま歩いていく。やはりマスクをしている人は多い。人の多い神社仏閣は気が進まないなと思い、途中コースを変えようと思ったが、時間的に余裕はないし地図も持ってきていないので、歩きなれている鎌倉アルプス(天園ハイキングコース)を行くことにした。

 日曜だから人は多いが、時間的にいくらか少なくなっているはずだ。建長寺までの細い歩道は、すれ違いが困るほど人が多かった。鎌倉街道は渋滞中、日曜やお彼岸時期は車は避けた方が賢明だ。建長寺で拝観料300円を払い、ハイキングコースへ向かうとやはり人の数はぐんと減った。こちらから入るのは久しぶりだ。マスクを外せないため階段の登りが息苦しい。上まで行くと展望台は満員、振り返るとキラキラ輝く海が見える。

 そのままハイキングコースへと進む。年輩のご夫婦、子供連れ、年輩のグループ、若い二人連れ、いろいろな人とすれ違う。中に上げ底のサンダル靴をはいて歩きにくそうに(あたりまえだ〜)歩いていたギャル二人。いくらなんでも・・・と思いつつ、まっいいかと通り過ぎる。

 途中はこれといって展望がないのですたすた歩き、大平山で、少し景色を眺める。といってもゴルフ場ではない。富士山はやはり見えないなぁ〜と天園(六国峠)のへ向かい、峠茶屋でコーラ(120円)を頼んで小休止(自販機は140円なので、小屋で瓶コーラを頼んだ方が安い)。おばさんによると朝は富士山がきれいに見えたということだった。やっぱりそうか・・・残念!

 しばらく休んでから出発しようとしたら、茶屋のおばさんが、聞いたわけでもないのに丁寧に行く道を教えてくれた。此処に来たのは初めてと思われたようだった。ありがたくお礼を言って再び歩き出す。展望の良いところでは足を止め、その後は一気に瑞泉寺へと向かったが、分岐でうろうろしている同年輩くらいの一人の女性に出会った。瑞泉寺の方向が分からないと言う。教えてあげて一緒に行きましょうか?と誘い、一緒に歩き始めたが、また同じ道を戻ると言う。その方のペースがゆっくりだったのと、一人歩きを不安がるため、時間的にも心配になり、ここから戻られては?と薦めた。そこで別れ、そのまま私はまた一人で瑞泉寺へと急いだ。

 瑞泉寺には3時15分着。今回観梅はパスしてそのまま帰宅しようとしたが、荏柄天神が見頃と入口に書いてあったので寄ってみた。時期は既に終わり頃だった。それでも帰る道すがら、民家の庭先の梅はあちらこちらでまだ満開だった。

 八幡宮まで来ると、さすがに観光客が多くなる。結婚式があったらしく、橋のところで綿帽子姿の花嫁さんがいた。人力車を待たせてみんなの注目をあびながら記念撮影をしていた。なんとも微笑ましい。側にいる茶髪の新郎が若さを象徴していた。 

 いつも寄る珈琲店はお腹が空きすぎていたのでパス。食事するには夕飯前なのでそれもパス。結局小町通りのお汁粉屋さん「納言」に寄って、田舎汁粉(700円)を食べて帰路につく。久しぶりに美味しかった。

 結局スケッチもせず、写真も撮らず、歩くだけ歩いて帰ってきてしまった。それでも少し歩けて満足。帰宅して夕食がすんだ頃、夫も帰宅。互いに満足な一日だった。