三連休は遠出やロングコースのチャンス。プランはいくつかあったのですが、二人とも少々お疲れモード。紅葉目的で、山梨の山周辺をのんびりと歩くことにしました。天気予報は良かったのですが、初日は前夜発のため、短時間で歩ける山に。9月に要害山から大蔵経山を歩いたとき気になっていた兜山へと向かいました。

 登山口までのアプローチが分かりづらく手間取りましたが、夜中に細い林道を通り抜け、登山口の駐車場へ。10台くらい?は駐車できそうですが、我らだけでした。山梨百名山になったことでトイレなども整備されたようです。
 駐車場のそばには東屋やハイキングコースなどが書かれた看板もあります。

 コースはぐるりと回れるので、岩場コースから行ってみることに。



ガイドブックと地図には目を通していますが、
なにしろ資料が少ないので
こういう説明はしっかりチェック。


兜山の名前は大岩が突出し、麓から見ると
兜の形に似ていることからつけられたそうです。

未確認ですが・・・^_^;
 岩場コースへ。最初は整備された登山道。

 途中から富士山が見えてきました。



 秋といえばどんぐりコロコロ♪

 リスがいたら喜びそうですが、動物には会いませんでした。
  大岩の手前で踏み後があり、岩場とはこのことかと行ってみます。

 登ってみましたが、これ以上行くのは無理そう。
 早々に引き返します。

 再び先へ進むと今度は鎖。雨のときなどは滑りそうな足元でした。
 開けたところで目の前にド〜ンと富士山。手前に甲府盆地が広がり、眼下には春日居ゴルフ倶楽部。

富士山ズーム♪


 再び鎖場。といってもそれほど大変な岩場ではありません。
 紅葉はまだ少し早かったようです。
【ムラサキシキブ】

【コウヤボウキ】






 
 兜山山頂。見晴らしは良くありませんが、左側に少し行けば展望台があります。

 展望台にはベンチがあり、ここからも富士山が眺められます。国土交通省、関東地方整備局による「関東の富士見100景」の一つなのだそうですが、なぜか選定128景となっています。




ゆっくり休憩してから山頂に戻り
再び先へ。




秋の気配もありました。


 分岐を過ぎると最高点があるらしいのですがここかな?といちおうポーズ!

要害山から大蔵経寺山を歩いたときの稜線

 箒らしくなっているコウヤボウキ。たくさんありました。

 鮮やかな赤い実が目を引きます。何の実だろう?
 


 山全体は広葉樹林で気持ちの良い散策路。
紅葉には少し早かったのですが、
季節を感じられる気持ちの良い山道でした。
 林道に近づくと植林が広がり、伐採跡がありました。自然豊かな山ですが、そこには生活もあります。

 岩堂峠分岐。ここから要害山や大蔵経山にも行けますが、このまま登山口に戻ることにします。
 分岐からは広い林道。登山口の側にはゲートがあり、一般車は入れません。

 途中二箇所の兜山への登山道を見送りますが、どちらも整備された登山道のようでした。
 ゲートが見えれば駐車場。到着です。この日は誰にも会わない静かな山歩きでしたが、この駐車場や東屋では東京から来たという年配のグループ十数名が昼食中。これから兜山へ行き、ほったらかし温泉へ向かうということでした。

 私たちは時間が早かったので、もう一つ近くの山へ行ってみることにします。






兜山を振り返りますが、この辺りからでは
兜には見えないようです(^^ゞ


興因寺山へ。

奥秩父:兜山(山梨百名山)
(かぶとやま913.0mクリック地図

 三連休は山梨の山。縦走にせずそれぞれ日帰り山行としました。軽いザックと温泉が魅力です♪気楽に低山のハイキングのつもりでしたが、山梨の山は意外や侮れません。まず、登山口に着くまでのアプローチが分かりにくかったりします^_^;
 H20年11月1日(土)
  天気;晴
  Member.2人(トシちゃん、sanae)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
登山口(P)8:26〜兜山山頂9:57-10:24(展望台10:00-12)〜岩堂峠分岐(林道)11:13〜林道〜登山口(P)11:45

↑ 兜山山頂・・・展望は無い