上州・武尊山の裾野で
(ほたかさん2036mの裾野で)

娘はスノボー、息子達はスキー、私達は久々の山で
 新雪ラッセルトレと孫とのそり遊び!

 H15年12月28日(日)
  天気;雪のち晴れ
  Member.8人(ラッセルは夫婦2人で)

【リフトを降りると別世界】右


 【コ ー ス 】
(〜は歩、休憩時間含む)

武尊牧場スキー場11:?〜(リフト)〜リフト終点11:24〜ラッセルトレ〜リフト乗り場?
(所要時間約2時間?・・休憩含む)


 母の退院でしばらく山にはご無沙汰だった。どうにか山に行けるかなと思いつつ、軽い山歩きをと思っていたが、娘もスノボーをしたいというので結局雪山になった。事前の情報で武尊山なら雪が充分あるというので、そこに決まった。私達にすればしばらくのブランクで、所詮ピークは考えていない。少し足慣らしと雪山を楽しめればいいと思っていた。たまたま前日に長男一家がやってきた。そして年末休みに入っているので、急遽一緒に行くことになった。娘の友人も含め、総勢8名。早朝出発の日帰りプランだった。

左【支度して!】

 出発は4時。運転は夫に任せ、いつもなら起きている私も、連日の年末仕事の疲れから隣で熟睡。関越道ではいつのまにか雪に変わっていた。途中、渋滞があり、現地に着いたのは9時半頃だった。雪だ!雪!孫は嬉しそう!天気は雪がちらつき、山の上はガスで霞んでいる。ブランクの後、いきなりこんな日に登るのも嫌だな・・・と思ってしまう。孫とそり遊びの方がいい・・なんて思っても、せっかく来たのだからとばかり、夫がどんどん山道具を車から引きずり出す。・・・・・・(^-^;;;

 娘達はスノボーを持って、先に行った。続いて私達。長男達はあとから来て、それぞれに朝食を済ませて出発。往復のリフト券を買い、登りは一度乗り継いで最上部に到着。下りの場合は上のリフトから乗れないため、途中までつぼ足で歩いて下りてから乗ることになる。リフト券は上では買えないので、あらかじめ下で買っておかねばならない、要注意。リフトに乗っている間はとても寒かったが雪はほぼやんでいた。

左【わかんをつけて歩き出す】

 リフトを降りて歩き始めたとき、娘達が丁度やってきた。「がんばってね」の声に見送られて歩き出すが早くもフカフカの新雪にラッセルが始まる。側をスキーで歩いていくご夫婦?二人連れが行き挨拶を交わした。スキーはあまり沈まないようだ。私達もわかんをつけた。しかしスキーよりかなり沈む。わかんよりスノーシューの方がまだ歩きやすいのかななどと思いつつ、それでもスキー跡を辿っていった。

 夫は運転で疲れていたのでラッセルは主に私だった。でも夫は私より当然(ここ大事^-^v)重いのでもっと沈み、遅れがちだった。

左【交代でラッセルを楽しむ】

 平坦なコースをずっと進む。広がるモノトーンの世界はやはり美しかった。途中引き返してきた先ほどのお二人と挨拶を交わし、彼等のスキー跡が無くなってからは誰一人いない。踏み跡も何もない。登山道のコースは雪原に広がり、膝くらいまでのラッセルは場所によって私の腰までになった。夫と交代で、もがきながら進むのが面白く楽しい。とうに山頂は無理と諦めていたが、これだけでも来た甲斐があった。

左【東屋のある風景】

 途中の東屋を目安に進んでいき、二つ目の東屋で小休止。といってもテーブルなど雪で隠れてしまっていた。静けさが何とも良かった。もう少し先に進んでみる。二人で交代してラッセルするが、30分ほど進んで振り返ると先ほどの東屋がまだそこにあった。こりゃ駄目だ・・・!もし私達二人ならこの景観を時間かけてもう少し堪能しただろう。しかしここ7,8年スキーをしていないという長男夫婦のために早めに下りて、孫の守をしてあげることにした。

左【空身で】

 とりあえずザックを置いて一休み。夫が休んでいる間、空身で一人、ラッセルを楽しみながら先へと行った。わざとデ〜ンと前から倒れ、顔中雪だらけにして圧雪のつもり!そしてその上をラッセルしたり、仰向けに倒れて天使の羽を作って一人ニコニコしたり、孫顔負けの雪遊びを楽しんだ。仰向けになって見上げるブナ林は美しく、梢の先には空が広がっている。この時まだ曇り空ではあったが気持ち良かった。

 こうして一人戯れた後満足して、夫の待っているところへ戻った。自分で作った新雪のラッセル跡は崩れてなおもフカフカとしていた。

左【ラッセル跡もなお・・】

 夫と二人で歩いてきた踏み跡もやはりフカフカで、春の残雪とは全く違う。コースを戻りながら、この誰もいないフカフカした雪の中で、孫達を遊ばせてあげたいものだと思った。

 休憩した東屋では男女の若者がスノボーに履き替えていた。平らでスノボーには向かない場所とは思ったが、彼等も人のいない静かな所で新雪を楽しみたかったらしい。行きは時間かかったが、戻りはさすがに早い。上の方のリフトは下りでは乗れないため、ゲレンデの邪魔にならないような場所を選んでずんずん下りていった。側で滑っている初心者のボーダーよりは早かった!(^-^)v

左【孫のそり遊び】

 リフトを降りて、長男達と連絡をとり、居るというキッズルームへ行った。10畳ほどの広さで温かく快適。その上他に誰も居なくて貸し切り状態だ。長男夫婦と交代して孫達と一緒にラーメンやパンを食べた後、外でそり遊び。孫二人いっしょに乗って滑り降りたり、それぞれ別々に滑り降りたり。何度も自分で登っては滑りを繰り返した。まだ2歳になったばかりの下の子が、最後までしっかり自分で歩いたのにはびっくり。

左【二人で久々のスキー】

 空には青空が広がり、息子達も久々のスキーを楽しんでいたようで良かった。

左【雪遊び】

 そりに飽きたあとは雪遊び。雪だるまは新雪でまとまらず、固まっていた雪をなんとか雪だるまに見立てたり、坂を利用して滑り台にしたり・・・。小さな手に雪遊び用の大きな手袋はやりにくそうで、遊んでいてもすぐにはずれてしまうが二人とも夢中になっていた。

左【雪遊び】

 この世に生まれてまだ2年そこそこしかたっていないのに、お姉さんと同じように一生懸命。感動してしまう。すごいなぁ!

左【楽しかったね!】

 いっぱい遊んでキッズルームに戻り、ほっとひと息ついていると、娘達が戻ってきた。続いてスキーを終えた二人がそれぞれ戻り、皆満足な面もちであった。

 途中で寄った、スキー場から割と近い食事処は感じよく、食事もボリュームたっぷりでとても美味しかった(残念ながら店の名前は失念)。そして帰路についた。