中央線沿い;陣馬山〜高尾山
(じんばさん857m〜かげのぶやま727.1m〜しろやま670.6m〜たかおさん599m)
 足慣らし山行、陣馬〜高尾でスノーハイク

 H13年2月3日(土)
  天気;快晴 :
  Member.2人(夫婦)


【陣馬より、バックは生藤山】右

 【コ ー ス 】
(〜は歩、休憩時間含む)

藤野駅〜(バス)〜上沢井8:15〜陣馬山(857m)10:25-50〜明王峠11:20-45〜景信山(727.1m)12:55-13:55〜小仏峠14:25〜城山(670.6m)14:48〜一丁平15:00〜高尾山(599m)15:35-16:00〜(稲荷山コース)〜高尾山口駅16:55

(所要時間約8時間40分・・休憩含む)


 関東にも三週続いて週末に雪が降った。大雪に弱い関東は交通網がすぐにマヒするので直後は迂闊に動けない。家のまわりの雪かきもしなければならない。ということで、ずっと山行を中止していた。

 先週の3年振りという大雪で、近場の陣馬山〜高尾山でもまだ残っていそうだと思い立ち、出かけてみることにした。この辺りでスノーハイクを楽しめるチャンスは早々ない。まだ大丈夫だろうと出かけたら案の定ok。先週の降雪翌28日は40センチ以上積もったそうだが、ラッセルはさすがになかった。お天気は穏やかで快晴、休んでいる間も上着を羽織ることもなく、富士山は終日きれいに見えた。

 登山道はアイスバーンあり、パウダースノーあり。いつもなら捲き道を使う場所も、今回ばかりは雪を踏みしめたいためにアップダウンを繰り返した。ほんの少し泥道もあったが、大雪から1週間たっているのに陣馬の上沢井登山口から高尾山頂までほとんどずっと雪、雪、雪・・もうびっくり!スキーの跡まで残っていた。

 陣馬山頂からの富士山は素晴らしく、ゆっくり休んで山座同定をしながらじっくり堪能。誰もいなかった山頂には次々とハイカーがやってきた。

 明王峠でちょっとスケッチ。ここからの富士山も素晴らしい。そしてここでスパッツをつけた。普通に歩いている分には必要なかったが、すれ違いでよけるとき、どうしても雪の深いところに入らなければならない。スパッツをつけた後は安心してズバズバと深いところに入って歩く。といっても15センチから20センチ?くらいだったろうか。

 景信山で相模湖を眺めながら昼食。ここでも上着はいらなかった。山頂では餅つきをしていた。餅米のいい匂いが漂ってきた。ここのなめこうどんや天ぷらも魅力だったが今回はこちらもうどんを持ってきていたのでそれを食べる。コーヒーをいれて飲みながら1時間ほどゆっくりした。

 小仏峠で休んでいる人はもういなかった。店も閉まっていた。そのまま城山へ向かった。城山では数人の人が休んでいた。そのまま通過、一丁平へ。一丁平でも富士山と丹沢方面を眺め高尾山へと向かった。

 高尾山直下の階段まで行くと階段がない、というより雪で埋まって斜面になっていた。上から下りてくるときは滑り台になりそうだ。そこも面白がって登っていった。

 山頂で逆光になった富士山を眺めてここでゆっくり休憩。隣のテーブルで相席になった、日本語で話す外人さんと英語で話す日本人の会話がなんとも滑稽で面白かった。

 夫はケーブルで下りたいようだったが、 下りは稲荷山コースにした。アイスバーンに気を遣いつつ行くと、そのうち雪がなくなった。でもアイゼン跡がいっぱい残っていた。不思議に思っていると、もうすぐ登山口に着くという辺りから入口の階段までアイスバーンになっていた。きっとアイゼンの脱着がめんどうだったのだろう。

 私は今回初めてストックを使ってみた。荷物になるのが嫌で敬遠していたが、その効果の程をしっかり認識してきた(見直した)。多くの人が軽アイゼンをつけている中、あえてつけずに歩き通したが、ストック1本でかなり安心感があった(滑りそうになったことも2、3回(^-^;)。もちろん凍結したところは少しペースが落ちた。久しぶりだったので、のんびりハイクだったが歩いていてとても楽しかった。先週歩いて見たかったと思いつつ、こんな近場の低山でスノーハイクが気楽に楽しめて最高だった