奥多摩 ;  日ノ出山
(ひのでやま)

予定が二転三転し、コースを変更!紅葉はまだ真っ盛り。


 H10年11月19日(木)当日発・ 天気;晴; Member.3人(青木・清水・石原)

【日ノ出山頂】

【コ ー ス 】
鳩の巣8:50〜大楢峠10:07-20〜日の出と御岳の分岐11:33〜日ノ出山頂12:15-13:20〜日向和田15:25

 今回の目的は笙ノ岩山、ソバツブ山へと続く鳥屋戸尾根だった。新しいメンバー、清水さんが加わって楽しみに行ったのに、青梅線がポイント故障で思うように進まない。いつもは座っていける青梅線は大混雑だった。駅毎に長い停車時間でやむを得ず御前山に変更。しかしまたもや奥多摩着の時間が延び、鳩の巣で20分停車にいたってはそれも取り止め、下車することにした。川乗山にするか、御岳方面にするか。清水さんが、今日は体調が良くないというのでアップダウンの少ない御岳から日ノ出山方面に決めた。二転三転してこうして決まったのは私が今年歩いたばかりのコースだった。

 何回か歩いている私に比べ、ベテランのCL青木さんは一度も歩いたことがないという。それでは案内致しましょうとふざけながら言いつつも私は最後尾につく。杉の植林の中はそれほど楽しいものではないが、視界に入る大塚山の麓は紅葉が素晴らしかった。軒並み良くなかった今年の高山の紅葉だったが、この時期にきて低山は良いようだ。

 大楢峠で休憩。皆で話しながら歩くと胃腸の働きも促進されるのかお腹が空く。気持ちの良い青空が広がっているが、のんびり休んでいると寒くなってくる。今日から寒くなると言う予報であった。日本海側は結構雪が降っているようだ。寒いのは苦手だが、山となるときりりとした冷たさが何故か心地よい。

 先月末歩いた時は小さい沢の水にいくつか行き当たったが、今回は地下に潜り込んでいる所もあった。雨が少ないのだろう。

 日原方面の白い岩肌と本仁田山のこじんまりした姿が意外に近く眺められ、その眺望を過ぎると御岳山へのコースに行き当たる。この山頂付近の宿密集地帯を少し行くと日ノ出山への分岐となる。御岳山頂はパスしてそのまま日ノ出山へ。途中に民家があり、住居表示が青梅市御岳山となっている。「かっこいい」と清水さんが感心する。若いカップルの二人乗りバイクとすれ違い、毎度の事ながらここにきて排気ガスを嗅がされるのはかなわないなぁと思うが、彼等の生活の場とあれば仕方ない。

 日ノ出山山頂には燦々と陽があたって暖かいと思われた。しかし座るとやはり冷えてくる。鷹ノ巣山、三ツドッケ方面がきれいに眺められ、気持ちが良い。温かいラーメンとコーヒーでゆっくり休み、下山とする。温泉に寄る予定だったので、つるつる温泉(¥800)にと思ったが、風邪気味と言う清水さんの体調を考え、吉野梅郷、日向和田方面へ下ることにした。ここも杉の樹林帯だが3月頃ならば梅林に寄る楽しみがあるコースだ。駅近くの土産店に立ち寄り帰路についた。