静岡県(駿河);浜石岳
(はまいしだけ 707m)
クリック地図


 初歩きの三連休は山梨、静岡でみな富士山がきれいに眺められるエリアです。三日間とも初めての山を歩けて新年早々新鮮でした。浜石岳からのご来光は雲でチョット残念でしたが天気に恵まれ三日間ともきれいな富士山が見られてラッキーでした。(8日:七面山、9日:八紘嶺、10日:浜石岳)
H23年1月10日(月)
天気;晴
Member.2人(トシちゃん&sanae)

【コ ー ス】(~は歩、休憩時間含む。=は乗り物) 
駐車場登山口6:42~展望台6:50-59~青少年野外活動センター~薩た峠分岐~浜石岳山頂7:57-8:50~登山口9:17
(所要時間約2時間35分・・休憩含む)

↑ 浜石岳山頂

 下調べもあまりしてないまま、道路地図を頼りに前夜浜石岳の駐車場まで行きました。途中の登りはガードレールのない細い道で、夜中走るのは隣に座っていてもかなり緊張。ライトに浮かぶミカン畑のミカンが鮮やかで印象的でした。

 細い道に比べ駐車場は広く、きれいなトイレもありました。簡易トイレながらペーパー付の水洗でした。車で山頂まで行けるのは分かっていましたが詳細地図を持ち合わせていなかったので現在地が分からず(GPSを見れば良いのに・・^_^;)、とりあえず広い駐車場にホッとして、そこで車中泊としました。

 とにかく日の出が見たい。そう思って寝る前に調べた日の出時刻は6時51分頃。山頂までの時間も分からぬままに6時起きで簡単に準備して出発しました。

 駐車場からなおも車で行ける林道が繋がっていましたが、駐車場脇の登山口から登っていきます。
 一登りして青少年野外活動センターの広い敷地があり、目の前に山頂方面が見られました。

 日の出時刻には間に合いそうも無いので側の展望台でしばし待つことにします。


 う~ん、駿河湾沖の雲が厚い・・・ザンネン(-_-;)

でも富士山は赤く染まってきれいでした。

 遊具もあって子供たちの恰好な遊び場になっています。

  キャンプ設備や宿泊設備もあるようで立派な建物が並んでました。テント村もあったりして、周辺地域の子供たちの林間学校など行われたりしているのでしょうか。
 登り始めてまもなく木の間からようやく日が差し込んできました。

 これもまたよし。
 ハイキングコースは山頂からどんどん離れて行くように思われ、下っていくのにも不安を覚えて一旦確認しに戻ったりして時間がかかってしまいました。コースに間違いが無いと確信しようやく薩埵峠分岐。

 鉄塔の側を通り過ぎていきますが、林道(車道)はほとんど目に触れないように登っていけました。ほんの少しガードレールと林道が目に入りますが、気になるほどではありません。今回はサブザック一つで登ってきましたので、GPSをうっかり車の中に置いてきてしまい、トラックはありません。コース確認が出来なくて残念。


 山頂に着くとてっぺんに富士山のてっぺんがちょこんと覗いています。

 すでに車で来た人が2人。私達の写真は撮っていただきました。三脚は持っていきませんでしたが、倒れてしまいそうな強風だったので、お互いに撮り合い(^^ゞ

Beautiful!


南アルプスや登ったばかりの七面山も見えて感激!


山座同定盤で確認できました。


駿河湾に太陽が当って輝いています。
雲との隙間に伊豆半島。


三保の松原


雲は依然残っていますが
富士山の右に愛鷹連峰


浜石岳山頂の展望
(動画:音量にご注意ください)


ウサギ年、年女ですから跳ねてみました(^^♪
我ながらよくぞ飛べました(^^ゞ


良い年となりますように。
 山頂の三角点。

 温かいココアやコーヒーで体を温めながら山頂展望を楽しみました。
 ちょっと興味を惹かれます^_^;

 さすが海沿いの山、海岸線の松のように見えます。
 スニーカーで登ってしまいましたが踵が浅いのでかえって靴ずれにあたって痛かったデス^_^;

 青少年野外活動センターより眺めた山頂。ハイキングコースは左側へ回り込んでから登っていったのでした。
 さらに駐車場まで下ります。かなり人の手が入った浜石岳ですが、こんな山道が嬉しいと思えるコースでした(^^ゞ

 途中テント村も見て行きましたが、テントサイトは平で快適そうです。


 駐車場に到着。広いです。車が一台増えていました。
 幸いすれ違いの車がなく下へ。ところが続々歩いて登ってくる人がいて驚きました。皆さん由比駅から歩いて登っているようです。車で登る林道は緊張しながらも楽ちんでしたから、歩いて登っている人たちに申し訳ないような気持ちになってしまいました。

 広い通りまできて浜石岳を振り返ったところです。

 途中の無人販売所でポンカンを3袋購入(200円×3=600円)



 途中、するが名物の桜エビを「ゆい桜えび館」で購入。ついつい美味しそうで珍しくいろいろと沢山買ってしまいました。

 朝食をとっていなかったので、ついでに桜えび料理を食べて行くことに。
 弥次喜多人形が目印のおもしろ宿場館(^^♪

 そのおもしろ宿場館2Fの桜えびレストラン、「海の庭」へ。
 三方ガラス張りで駿河湾一望、手前には東海道新幹線、第一国道富士由比バイパス、東名高速。

 海の反対を見ると少し前に登っていた浜石岳。

 その浜石岳から薩埵峠への稜線はまたいつか歩いてみたい気がします。 
 桜えびかき揚げせいろ。かき揚げは二つですが、一つにしてもらいました。

 トシちゃんが大好きなかき揚げ丼の定食。おそばも食べたのでこれは少し分けました。もうお昼近くでブランチでしたから(^^ゞ
 通りに廣重美術館があったので珍しく寄ってみます。500円。

 東海道五十三次の版画絵で有名ですが、その技術に改めて凄いと思ってしまいました。広重って一人じゃ無かったのですね、二代目、三代目がいたって知りませんでした^_^;
 館内は写真撮影禁止なので外の園内でこんなことして(笑;

 美術館の向かいには由比正雪の生家があったそうですが、後からパンフレットを見て気がつきました(遅い・・^_^;) 


 桜えび館の駐車場へもどり、帰路につくことにします。
 東名は幸い空いていて順調に帰宅できました。