箱根・大雄山道了尊
 (だいゆうざんどうりょうそん)
 例年より遅いようだが今年は丁度よい時期だった。紅葉を見ながら奥の院までお参り
 H17年11月23日(水)
  天気;晴れ
  Member.3人(母と)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
奥の院まで 11:30頃から約1時間半ほど散策
【境内は見事な紅葉】

 大雄山といっても標高いくつの山というのではない。大雄山は小田原から出ている伊豆箱根鉄道の終点駅名で、道了尊(最乗寺)への最寄り駅になる。昨日香嵐渓に一緒に行った伊藤さんから箱根の紅葉も見ごろだと聞き、一度見たここの紅葉が忘れられないと、常日頃よく話している母と行ってきた。

 東名で大井松田ICまで行き、標識とナビにしたがって目的地に向かう。途中の事故渋滞で時間がかかったが、インターを下りればあとは順調だった。少ないと思っていた駐車場は最初の印象より、帰るときになってかなり余裕のあるのが分かった。観光バスも来ているくらいだからここも知る人ぞ知る紅葉の名所なのかもしれない。

 私も道了尊は二度目で、以前はこちらから明神ヶ岳へと登ったことがある。今回は母が一緒なので、山は諦め紅葉を楽しむことに。それでも奥の院までは350段余りの長い階段があり、82歳の母はそこまでお参りすると言って登って行ったのだった。

 途中に鉄製の大きな高下駄が奉納されているところがある。天狗の高下駄だが一対であるところから夫婦和合の信仰が生まれたそうだ。また健脚の願いも叶うそうで、三人とも大きな高下駄を潜り抜けてきた。

 そして母は休みつつも元気に奥の院に到着。奥の院から伸びる登山道に目がいくが、さすがに今回は見合わせる。他にも腰の曲がったおばあさん、白髪のおじいさんらが元気に登っていた。私たちは80歳を過ぎても登れるかな〜と考えたら「いや〜、これは凄いことですよ」と思ってしまった。生きている限りは元気でいたい、これはもう万民の願いに違いないが、母にはいつも感心させられるのであった。


1.【境内へ】

2.【境内】

3.【紅葉が美しい)】

4.【天狗の高下駄が奉納、一対で夫婦和合の信仰】

5.【この階段を・・・】

6.【82歳の母が登って行った】

7.【階段を登りきるとここが奥の院】

8.【駐車場へ戻る途中、紅葉がきれい】

 見た目ほど写真はきれいに撮れなかったが、境内は広く、きれいな紅葉がたくさん! まだもうしばらく楽しめそう。