トラック


 前日寝不足だったため早目に眠りについたのですが、トシちゃんの携帯がけたたましく鳴り21時ごろ起こされました^_^; 翌日家に来るという息子からの連絡を受けて再び就寝。

 明朝、道の駅“どまんなかたぬま”からも目立った大小の文字目指して出発。近付くとその白い文字はより鮮明になってきました。

 ズームで。かなりの大きさなのが分かります。

 阿夫利神社の駐車場には7時過ぎに到着。置き方によっては15〜20台くらい停められそうです。

 すでに数台の車が駐車。ちょうど用意していた方にいろいろと詳細情報を戴いて出発7時半。

シンプルな案内図ですが
コースはいろいろあるようです。


 最初は右の妙義山通りから行こうと思いましたが、

 あの大小の文字を間近に見たくて左から行くことにしました。

 神社の右側から歩き始めます。

足元にはタチツボスミレがいっぱい




 整備された階段をいきます。

  女坂(左)に分かれ男坂(右)へ。

 さらに階段が続きます。青空の下、まだ誰もいないハイキング道は静かで爽やかでした。

 目の前に濃いピンクの花が広がってびっくり。近付いて見るとヒカンザクラのようです。

ヒカンザクラ(カンヒザクラ寒緋桜)


 今日も安全登山を祈願して。

 これは何でしょう?

再び歩き出すと今度は桜♪
近くの公園や河原の桜はまだ固い蕾でしたが
里山は早くも咲いているんですね。
よほど日当たりが良いのかもしれません。


 

 男坂だけあって、ごつごつした岩場もあります。

 大変というほどではありませんが、ちょっと面白いコースです。


 開けたところで振り返ると関東平野が一望。解放感があって、良い気持ちです。

 女坂と合流。 

 そして見晴台に着きました。正面に大きな大小の文字。

  昔、阿夫利神社は大天狗、小天狗の棲む霊場として多くの信徒を集め、それにちなんで無病息災を祈願する住民によって江戸時代末期のころ取り付けられたといいます。何度か付け替えられているそうで今のは何代目かわかりませんが、かなりの大きさ。総重量1トンを超えているそうですが、どうやって取り付けられたのでしょう?

「大」の字は大きくて大変そうだし、
「小」の字は三つに分かれていますから、
全体的なバランスをとるのが難しそう・・


見晴台より三毳山方面。


 
うっすらとみえる山は筑波山でしょうか?


 展望を楽しんだ後しっかりした鉄梯子を登って上へ。

 相変わらずごつごつした露岩をひと登りすれば鷹巣山。
 
山頂標柱にはこの鷹巣山が大小山山頂となってます。
前方に見えるのが妙義山。
山渓のガイドブックでは妙義山の方が大小山の標高になっています。


 
 妙義山は目の前でそのまま行きたかったのですが、振り返ると富士山うっすらと見えていたので撮っていくことに。移動中に見えなくなることもありますから(^^ゞ
 
どうにかキャッチ!


 しばし眺めてから妙義山へ。

 滑りにくい岩質で良かったと言いながら、トシちゃん三脚とストックを持って。
 
妙義山山頂。
鷹巣山からは人が見えていたのですが
誰もいなくなっていました。

 
狭い山頂ですが360度の好展望。
遠望は霞んでいましたが素晴らしい展望台です。

 
ズームで日光男体山、大真名子山、女峰山方面

 
浅間山
最初この山を見た時は思わず
「あれ?富士山がこっちにもある!」と叫んでました(^^ゞ
思わず本物の富士山と見比べてこれにはびっくりでした。

あとから登ってきた男性にいろいろ山座同定をしていただき
やっと納得でしたが、同じく後から登ってきた女性は先ず正面に
この浅間山を見て「富士山!」と叫んでました。
初めて登ってくる人は間違える人が多いそうです。



富士山から浅間寄りに動いた方向に八ヶ岳 

 
ズームで八ヶ岳。まだ真っ白です。

 
赤城山など上州の山々
すっきり晴れていれば、北アルプスも少し見えるそうです。

 
カメラを引いて、目の前に大坊山。
この大坊山を回る予定でしたが・・・^_^;
トシちゃん行く気が失せたようです(^^ゞ
「車転送するから一人で行ってきたら?」ってまた出ました・・・(-_-;)

ここでこれだけの展望が楽しめましたから私も十分満足です。
大坊山は次の機会に。


 
反対側の東には三毳山方面


 
その左側に岩船山
山座同定していただいた男性から伺ったことですが
この割れ目は昨年の東北大震災(3/11)の時にできたものだとか!
それまでは平行に繋がっていたそうです。
へぇ〜〜〜と目が点でした(@_@;)
恐ろしい破壊力!この時歩いていたら大変!


 この後まだ時間があるので三毳山(みかもやま)に行こうかと思っていましたが、話していた男性に気楽に楽しめそうな山は?と伺ったところ織姫公園を薦められ行ってみることに。足利市民として是非歩いてほしいと太鼓判でした。

 途中まで往路を戻り、案内板にはなかった滝コースの方から下りることにします。

 土日は関東方面寒いということでしたが、分厚いズボンだったのでさすがにだんだんと熱くなってきました(^^ゞ

しばらく尾根沿いに辿ったので、振り返ると大小の文字がくっきりと。

 
裾野は桜も咲き始めています。


 分岐から下りていきますが、枝道がいくつかありました。

 この沢沿いの左側を登り、今度は周回して右側を戻っています。

 これが百尊の滝・・・滝通りって、このことだったのね^_^;

 ということで10時下山です。

 このあと織姫神社へ向けて出発。両崖山へ。
 
栃木県:大小山
(だいしょうやま 313.6m) (クリック地図

 前日イワウチワやカタクリの群生地を楽しんだ翌日は短時間で展望が楽しめそうな大小山へ。桜も少し咲いていました。山頂からの遠望はすっきり晴れていれば北アルプスも少し見えるのだそうですが、今回はやや霞みながらも富士山や八ヶ岳、浅間山、日光連山などの展望が得られ充分満足でした。
 H24年4月8日(日)
  天気;晴
  Member.2人(トシちゃん、sanae)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
 阿夫利神社7:20〜大小山(鷹巣山282m)8:10-20〜妙義山(313.6m)8:25-9:05〜阿夫利神社10:00(所要時間約2時間40分)

↑ 妙義山山頂